いま何かと話題になっているテスラモーターズやSpaceX。それらをまとめているのがイーロン・マスクです。
BUSINESS INSIDERが行ったインタビューの中で、彼は物事の学び方について語ります。そしてそれと同時に彼が新入社員の面接を行うときに、学生が嘘をついているかどうかを見分ける方法があるという事を明かしました。果たしてそれはどういったものなのでしょうか。
このインタビューで司会者がまずイーロン・マスクに聞いた質問は「テスラモーターズやSpaceXのように宇宙やロケットに関する事業を行っていますが、どうやって宇宙やロケットについての知識を身につけたのか」というものでした。
そこで彼が答えたのは、本を読むことと周りの人に聞くこと、そして協力して考えたり、解決したりすることでした。 そしてそれは宇宙やロケットについてだけでなく、彼が何かを学ぶときは必ず使う方法なのだということを明かしました。
まず、世の中にはありすぎるといっても過言ではない程たくさんの良い本があります。興味を持ったものはまず本を読んで学ぶことが大切だと言います。そして、周りにいる人に聞いたり、一緒に考えて協力したりすることも当然ながら大切なのだと語りました。
テスラモーターズにもSpaceXにもたくさんの優秀な技術者や知識人がいて、彼らに意見を聞いたり分からないことを聞いたりすることで知識を得たりしていたそうです。
そして、もう一つ大切なのが、そこで得た知識を基に自分で色々試すこと、そして失敗することです。 彼が言うに、自分でアクションを起こしてそこで失敗・成功の経験をして初めて深いところまで学ぶことができるのだそうです。
そして、これは面接試験でもよく使われる質問の一つにもなっています。
「今まで自分が達成したこと」「ある分野について学ぶためにどんな事をしたか」「今までどういった経験をしてきたか」 という風に、今までにしてきたことを問われることは何かと多いと思います。
イーロン・マスクもテスラの面接でこういった質問をするそうです。
そこで、本当に自分自身で物事を試したり、失敗したりしてきた人はちゃんとこれらの質問に答えることができるといいます。しかし、思いつきでものを言ったり、嘘を言っている人はある程度の質問にしか答えられないのだそうです。
結果や努力した過程は誇張できても、それまでに失敗・成功した時の気持ちや、細かい事を聞かれると答えられなくなってしまう人が多いとのこと。 それで誰が嘘をついているか、誇張しているかが分かるのだそうです。
ですので、面接などで嘘をつかなくても良いように、興味があること、学びたいことは自分から進んで経験したり、失敗したりすることが大切なのだとか。
当たり前だ、と思う人も多いかもしれませんが、実際にしてみようと思うと案外難しいものです。たくさんの経験をしてたくさんのことを学び、語れるようにしたいですね。
海外ドラマ・映画に影響されて15歳でアメリカ留学へ。現在大学では海外から来た生徒と一緒に授業を全て英語で受けています。最近はイベントで通訳をしたり、韓国語を勉強したりと忙しい日々を送っています!主に海外の記事を参考にオリジナル記事を作成していきたいと思います!