”逆求人”という言葉を皆さんはご存知でしょうか? 就職活動を始めている学生の方は一度は聞いた事があると思います。
逆求人とは 企業が求人募集をかけて学生を集める従来の新卒採用活動の流れとは逆に、学生側がイベントやインターネットなどを活用して自らをアピールし、興味を持った企業からのアプローチを待つ仕組みのことを「逆求人」といいます。 引用:コトバンク
最近では多くの企業が逆求人で採用する流れになってきています。
例えば、
自己PRを動画で撮り、自分の個性をアピールする形のレクミーさんであったり、
プログラミングのサイトで自分のプログラミングスキルをアピールする形のCodeIQさんであったり、
自分の経歴やプロフィールを記載し企業にアピールする形WILD CARDさんであったり、
と様々なサイトがあります。
また他にも
世界一即戦力な男、、菊池良さんもいます。
この二人、実際に内定を獲得しています。 しかもかなりのオファーを頂いていた模様です。
近藤さんは実際に14社からオファーがあったようです。
5月25日 ネットメディアの記者の方より取材 KondoMeetingエントリー締切。14件のエントリーがあった。 7月5日ネットメディア系企業より内定をいただく。 引用:近藤さんHPより
菊池さんはLIGさんというメディア系の企業から内定をもらったようです。 (LIGさんのコンテンツは超おもしろいので是非ご覧ください!!)
さらに、菊池さんに関してはなんと、"世界一即戦力な男"がメディア化、ドラマ化が決定しているようで、その勢いは留まる事を知りません。
サイトを見ていくと、本当に自己表現が上手いと感じます。
近藤さんの例でいいますと、面接やES(エントリーシート)で聞かれる事を既に公開しています。これは賢い戦略ですよね。人事にとっては聞きたい事が既に書いてあるので、面接する必要がないですよね。
菊池さんは表現が上手いです。TOEIC 160点を強みにしています(笑)
逆求人ではいかに個性をアピールし、自分らしさを出すかが大事なので、こういったサイトを作成してアピールするのは素晴らしいと思います。
我々Co-mediaが面白いと感じている逆求人の形は、スタコンさんのような、あらゆる学生が自分のビジネススキルをアピールし、それを蓄積する事によって、企業にアピールする方法です。
もちろん、何をもって能力があるかということを一般化、定量化するのは難しいとは思います。 しかし、企業はグローバルに採用を始めています。これから日本の学生が戦っていくのは、日本だけではなくアジアの学生になってきます。そういった時に英語も中国語も話せるシンガポールの学生、勤勉な中国や韓国の学生に勝てるでしょうか? インターンシップに参加することも重要ですが、今からこのような実践の場で自分をアピールする能力や、アピールできる材料を用意しておくのは非常に重要な事ではないでしょうか? そういう意味で先ほど例に挙げたような、近藤さんや菊池さんのアピール力はズバ抜けていると思います。
ぜひみなさんも参考にしてみてはいかがでしょうか?
大学一年次よりスタートアップに興味を持ちアプリ開発/ベンチャーでのインターンシップを経験。 現在、学生の視野を広げるco-mediaとインターンシップから築く新しい就職の形InfrAを運営する株式会社Traimmuの代表。 サッカー観戦とジム通いが趣味。