TOEIC360点で渡英!1年間の語学留学がなぜか日本の大学を中退、英国大学の正規学部生に。

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みなさん、初めまして!英国イーストアングリア大学経済学部2年の平井千勇(ひらい ちはや)と申します。 今回は初回なので、自己紹介として私の少し変わった経歴を書きたいと思います。ヒライさん4ー 今年は陸上部で友人達とcommitteeとして部活の運営に携わっています。

勉強が嫌いだった私の経歴

~中学生編~

私は勉強が小学生の頃から嫌いでしたが、”勉強をしなくなった”のは中学2年生の時でした。中学生まで話が遡るのかい!と思われたみなさん、少々お付き合いください。(笑)

では、勉強をしなくなったとはどういうことかと言うと、私は中学校で陸上部に所属し、中・長距離走を専門にしていました。試合で仲良くなった他の中学の友達から「スポーツ推薦を高校からもらえれば、勉強せずに高校に入学できる」という話を聞き、当時の私にとっては目から鱗が落ちる思いでした。その頃から両親にはスポーツ推薦で高校に行くと宣言し、帰宅したら勉強などせず、走っていました。実際、その努力が実を結び、中学3年生の夏に顧問の先生から何校かスポーツ推薦の話がきていると言われ、私はその話に飛び付きました。

 

~高校生編~

結局、私はお話をいただいた高校の中から両親の意向もあり大阪の履正社高等学校を選びました。履正社はスポーツ推薦でも、普通コース・Ⅲ類という一般生と一緒に勉強ができるコースを選びました。というのも、もし私が怪我をして陸上を続けられなくなったとしても、大学に行けるようにとの両親からの思いがあったからです。

入学前の私は両親のそんな思いも知らず、陸上漬けの毎日が楽しみで、大学もスポーツ推薦でいけると軽い考えでした。入学から8月末までは本当に充実した陸上漬けの日々を送っていましたが、ある試合中に腰に痛みを感じ、そこから約3ヶ月間故障者生活になりました。その後も痛みと戦いながら競技を続けましたが、致命傷だったのが、高校2年生の冬にしたアキレス腱の部分断裂です。医師には完治まで半年かかると言われました。走ることが全てだった私にとっては、高校になぜ行くのかもわからなくなり、自分の存在価値はなんなのかと思い悩みました。ヒライさん2ー 高校1年生の頃は走れなくなるなんて夢にも思っていませんでした。

そんな時に、私の両親は「今まで勉強してこなかったのだから、陸上部を退部して大学受験のために勉強してみたら?」と励ましてくれ、今思えばこの言葉が私の人生の転機でした。高校2年生の3月に退部し、受験勉強を始めましたが、当時の私の偏差値は39(国・英・日本史)だったので、まさに崖っぷちでした。特に英語は単語が全くわからず、半年勉強しても偏差値は40代でした。そんな私を高校の先生方は見捨てずに指導してくださり、私は公募推薦入試で大阪経済大学経済学部に合格しましたが、一般入試で受けた大学は全て落ちてしまいました。ただ、「お前が大学に受験で受かるはずがない」と言う先生もいた中で、指導して下さった先生方には今でも頭があがりません。

 

~日本の大学編~

大阪経済大学に入学して、前期は本当に遊びほうけていました。時には友達と講義中に騒ぎすぎて、教授に出て行けと言われたこともありました。そんな日々を過ごしていた私ですが、このままでいいのかとモヤモヤした気持ちを常に抱いていました。というのも、中・高と陸上にずっと打ち込んでいたので、そのエネルギーを大学で持て余していたのです。

大学が夏休みに入り、大学生活で何をするべきかと考えていた際、「平井はシャイな性格じゃないから海外に留学すれば英語が話せるようになるよ」と言われた高校の英語の先生の言葉をふと思い出しました。それからの私は大学の国際交流課で留学の条件等を聞き、2年生の前期から1年間の認定留学をすることを決意しました。留学派遣会社で留学先を英国イーストアングリア大学付属の語学学校としました。

その留学先を選んだ理由としては、大学の認定留学条件が『大学付属』であること、父が『イギリスが英語の発祥の国』との一言、そして、私自身の必須条件として、大学に『陸上部』があることの3点でした。怪我も完治していたので、個人的に練習を再開しており、陸上を通してイギリス人と仲良くなって英語を伸ばそうと思い、実際、留学までの期間は英語学習より練習に力を入れていました(笑)。渡英までの約半年間に2回のフルマラソン出場し、いずれも完走しました。留学が近づくにつれ、父に「さすがにTOEICくらいは受けてみろ」と言われ、留学1ヶ月前の3月に受けましたが、結果は”360点”。これには私もさすが焦りましたが、「時既に遅し」でした。ヒライさん3ー 黒歴史として押し入れにしまっていましたが、改めて見てもひどいですね。(笑)

~認定留学からイーストアングリア大学入学編~

あっという間に渡英の日となり、飛行機すら高校の修学旅行で北海道に行く際に乗っただけの私は大きな不安を抱えていました。それはトランジットです。初海外でしかも一人だった私は、関西国際空港からノリッチ空港(イギリス)までダイレクトフライトがなかったため、オランダ・アムステルダム空港で乗り換えがありました。母親がアムステルダム空港の見取り図を印刷して渡してくれましたが、正直役に立つ気がしませんでした。

両親と別れ、出国審査を済ませて、飛行機に搭乗して、出発を待っていると隣りの席に60代くらいのイギリス人夫妻が座ってきました。この時、私は自分の英語を試すのに絶好の機会だと思い、奥さんに話しかけました。その夫妻はロンドン在住で、とても優しく、私に機内のモニターの使い方などを教えて下さり、日本での観光の話をしてくれました。正直、当時の私は話の半分ほどしか理解できていませんでしたが、貴重な経験でした。アムステルダム空港に到着し、その夫妻に乗り換えが不安だと話したところ、ロンドンまでの飛行機より、私のノリッチ行きのほうが時間が早かったので、出発ゲートまで連れて行って下さり、カプチーノまでおごってもらいました。(笑)

この出会いは留学生活の中でも最も貴重な出会いでした。この出会いをキッカケに意外と英語でコミュニケーションが取れるなと自信を持ちました。ヒライさん4ー Glay夫妻とアムステルダム空港にて

しかし、語学学校での初日にその自信は打ち砕かれました。私のクラスにはサウジアラビア人4人、トルコ人1人、タイ人1人と日本人3人でしたが、先生とクラスメートが何を言っているのかが全くわからず、最初の1ヶ月は授業後にペアになったクラスメートに「全然英語が喋れなくて、ごめん」と謝り続ける毎日でした。

この時初めて、英語を勉強してから留学することの重要性に気づきました。ですが、1年間日本に帰れないので、やるしかないと思い、単純に毎日外国人と時間を過ごそうと思いました。

私は学校の寮に住んでおり、キッチンを8人ほどでシェアしていたので、寝るとき以外は基本的にキッチンで外国人を待ち伏せしていました。(笑)そんな生活をしていると、ファンデーションコース(大学の準備コース)を履修中のシンガポール人の女の子と仲良くなりました。その人から、友達を紹介してもらい、ジェスチャーなどでコミュニケーションを取りながらずっと遊んでいました。

渡英から3ヶ月経った頃には、日常会話はそれなりにできるようになり、IELTSという英語の資格試験を受ける機会があり、overallは5.5(満点は9)で自分の英語の成長を感じました。同じ頃、ファンデーションコースを履修していた友人たちがエッセイの提出期限前だったので、イーストアングリア大学の図書館(24時間open)で毎日夜遅くまで勉強していたこともあり、私も英語の勉強を一緒にしていました。大学の図書館は、5階建てにもかかわらず、日中は席を見つけることが難しかったのを目のあたりにして、イギリスの大学はこれほど勉強しなければいけないんだと驚きました。

大学で勉強をする環境がある事に惹かれ、イギリスの大学で勉強をしたいという思いが芽生えました。後日、語学学校にイギリスの大学に入学するためにはファンデーションコースの履修が必要だと言われ、そのためにはIELTSのoverallが5.0以上が必須条件と知りました。私はすでに5.5を持っていたので、すぐに両親にSkypeで「日本の大学を中退して、イギリスの大学に進学したい」と伝えました。両親は「勉強をする覚悟はあるのか」と確認しただけで、あっさりファンデーションコースの履修を承諾してくれました。

12月にtier4 VISA取得のために一時帰国をし、1月からファンデーションコースを履修し始めました。4月に渡英し、予定では3月までの留学でしたが、思いもかけず人生が変わり始めました。

ファンデーションコースでは、私は英語の他に経済学・ビジネス・会計学・数学を履修していました。友人たちには数学が1番簡単だと言われていたのですが、微分積分すらわからなかったので、先生に何度も質問をして理解しました。正直、自分で言うのも何なんですが、留学生活の中でこの8ヶ月間は、ほとんど勉強をしていた記憶しかありません。というのも、日本の大学を中退して、イギリスの大学に行くと両親と友人に宣言した手前、落ちたらかっこ悪すぎると本当にびびってました。(笑)結局、同時期にファンデーションコースを履修した中でトップの成績で無事にイーストアングリア大学に進学できましたが、合格通知が届くまで生きた心地がしませんでした。

 

~最後に~

今回は初回ですので私の経歴について書かせていただきました。そのなかで何を伝えたかったかと言うと、本人のやる気次第で英語が話せない状態からでも英語力を飛躍的に伸ばせる、ということです。それ以上に、海外に長期間住むという経験を得たり、外国人の多種多様な価値観に触れたりすることで視野を広げる事ができます。このような経験は『学生だからできる貴重な経験』だと私は思います。

これからCo-mediaを通して、私の少し変わった留学生活について、「伝える」ではなく「伝わる」ように書いていきたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

この記事を書いた学生ライター

Chihaya Hirai
Chihaya Hirai
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英国・ノリッチのイーストアングリア大学で経済学を学んでいます。陸上部でcommitteeの一員として部の運営に携わりつつ、競技者(長距離)としても試合に参加しています。「大学生だからできること」をテーマに今年はいろいろ新しい事に挑戦していきます。

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