22歳のOculusCEOパーマー・ラッキーがオフィスを訪れたマーク・ザッカ―バーグを無視!?

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もし、あなたの仕事先や、ビジネスを行っているオフィスにFacebookのマーク・ザッカ―バーグが来ると分かったらどうしますか? もともと予定があっても、全て断ってマーク・ザッカ―バーグを迎え入れますよね。きっとほとんどの人がそうすると思います。

しかし、BUSINESS INSIDERによると、弱冠22歳でバーチャルリアリティーのスタートアップを立ち上げたパーマー・ラッキーは違いました。 彼は、マーク・ザッカ―バーグが彼の会社を訪れた時、仕事で忙しかったため仕事に戻ったそうです。果たしてこれはどういう事なのでしょうか。オキュラス(出典:http://www.businessinsider.com/)

パーマー・ラッキーが創設者をつとめる会社、Oculusではバーチャルリアリティーを専門としたビジネスを中心としています。

そして一方で、Facebook CEOマーク・ザッカ―バーグは2014年にバーチャルリアリティー技術を買収するまでこの技術に非常に興味を持っていたのだと語っていました。

Facebookをよりよくするためにも、彼はバーチャルリアリティー技術の運用が必要不可欠だと考えていたようです。

そこで視察にとOculusに訪れたマーク・ザッカ―バーグ。 OculusのCEOであるパーマー・ラッキーは「こんにちは」とあいさつをしたものの、一瞬で去ってしまったようです。 「私はあなた(マーク・ザッカ―バーグ)の大ファンです。でも、今しなければいけない仕事がたくさんあるので失礼します。」と言ってその場を去ってしまったのだそうです。

その時、Oculusは既にKickstarter, Andressen Horowitz, さらにはボストンにある会社なども含めて複数の会社から出資を受けており、約90億円もの資金を持っていました。

つまり、Facebookの介入がなくともOculusはやっていけたわけで、この時点でFacebookの協力があるかどうかは会社にとってはそこまで大きな問題ではなかったのです。

パーマー・ラッキー氏は「もしあの時、マーク・ザッカ―バーグが“こんなのばかばかしい。全部やめにしよう”と言っていても、”分かりました、なしにしましょう。”と言うだけの余裕はありました。その時はただ単に私たちの事をよく知らないんだ、と思えばいいと思っていました。」とコメント。

しかし、このパーマー・ラッキー氏の態度が、逆にマーク・ザッカ―バーグがOculusを信頼する理由になったのです。

マーク・ザッカ―バーグ氏はこのときのことを、 「(シリコンバレーやテクノロジー業界で)共通する文化を感じることができました。こういった共通の価値観が感じられたからこそ、私が本当にOculusをテクノロジースタートアップとして信用することができたのです。そして、こういった共通理念を持っていることでお互いが気持ちよく仕事をすることができます。」とコメント。

普通で考えたらありえない行動をとったパーマー・ラッキー。しかし、この行動の裏にあるCEOとして仕事を大切にする態度が、マーク・ザッカ―バーグを動かしたのですね。

この記事を書いた学生ライター

Moe Miura
Moe Miura
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海外ドラマ・映画に影響されて15歳でアメリカ留学へ。現在大学では海外から来た生徒と一緒に授業を全て英語で受けています。最近はイベントで通訳をしたり、韓国語を勉強したりと忙しい日々を送っています!主に海外の記事を参考にオリジナル記事を作成していきたいと思います!

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