リビングだと思え!VirginGroup会長リチャード・ブランソンが語る「スピーチ嫌いを克服する方法」。

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Virgin Groupと聞いて、聞いたことがある!とすぐに思った方もたくさんいらっしゃると思います。 本国イギリスでの知名度はもちろん、今では全世界中で有名になってきています。

Virgin Groupは多方面に行きわたる事業で有名で、主に通信、鉄道、航空などの事業に介入しています。

そんなことから世界のあらゆるところで知られているVirgin Group。そんなVirgin Groupの現会長であるリチャード・ブランソンもまた有名人です。

世界にいるアントレプレナーの中でも有数の有名人で、Virgin Groupの事業を大きくしたことで知られています。リチャードブランソン(出典:http://www.businessinsider.com/)

しかしそんなリチャード・ブランソンにも苦手なことがあります。 それはずばり、公共の場でスピーチをすることなのです。

こんな大きい会社の会長が人前で話すのが苦手でどうするんだ!と思うかも知れません。 そうです。これは大企業の会長である彼にとって致命的でした。

そんなある時、彼のある知人が彼にスピーチについての助言をしたそうです。

それが、「人前で話すときは、家のリビングで友達と話していると思え」という言葉だったそうです。

それを聞いてからというもの、彼はどんなに観客が多くとも、何台のテレビカメラがあろうとも、ステージ上に座り、観客との「会話」を楽しんでいるのだそうです。

スピーチはあくまで一方的なものですよね。 そうではなく、彼はリラックスした雰囲気で観客と「対話」を楽しむことで緊張せずスピーチができるようになったのだそうです。

さらに、彼はよいスピーチを作るためのコツについても語りました。 まずは自分が言いたいこと、言わなければならないことをしっかり理解した上で話すことだそうです。 そうでなければ言葉で言えても中身がない、という印象を与えかねないからです。

そして、ジョークなどを混ぜ、聞いている人を笑わせること。これがないとただのつまらないスピーチになってしまうかもしれません。

そして何より一番大事なことは、長さを短くすること。 彼が言うに、「長いスピーチは一番最悪なスピーチ」なのだそうです。

言いたいことがたくさんあっても短く、簡潔にまとめることが大切です。

これに関しては彼の著書「the virgin way」にチャーチルの言葉を借りて、「良いスピーチは女性のスカートのようにあるべきだ。主題をカバーする(覆う)には十分な長さであり、また興味を引きつけるのにちょうどいい短さであるということだ。」と記しています。

名残惜しいぐらいがちょうどいい、などという事がありますがまさにそうなのですね。言いたいことをカバーしつつ、しかし興味を沸かせたところあたりで終えてしまう。だらだら長くしないことが一番大切だと語っていました。

みなさんも、人前でスピーチをするときには是非参考にしてみて下さい。 (参考:Richard Branson hates public speaking — here's how he gets over it)

この記事を書いた学生ライター

Moe Miura
Moe Miura
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海外ドラマ・映画に影響されて15歳でアメリカ留学へ。現在大学では海外から来た生徒と一緒に授業を全て英語で受けています。最近はイベントで通訳をしたり、韓国語を勉強したりと忙しい日々を送っています!主に海外の記事を参考にオリジナル記事を作成していきたいと思います!

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