皆さん、Evernoteを知っていますか?印象的な緑のロゴで覚えている方もたくさんいらっしゃると思います。
Evernoteはオンライン上でメモを作成したり、気になるページのブックマークをしたり、画像を保存したりする情報管理アプリで、そういった情報を外部に発信・共有できることでも知られているサービスです。(出典:http://rentalhomepage.com/)
そんなEvernoteのCEOであるフィル・リビンがミーティングや会議で使えるワザをインタビューにて紹介しました。
ミーティングや会議は、情報やアイデアを共有したり話しあったりする場ですよね。 そこで大事なのは部屋の中にいる人間がいかにお互いが言っている事を理解しているか、そして理解しているという事を相手に伝えるか、という事です。
近頃、パソコンの普及に伴い、ミーティングなどでパソコンでメモを取る人を多く見かけますよね。
しかし、BUSINESS INSIDERによると、Evernote・CEOのフィル・リビンはパソコンでノートを取ることは周りとの壁を作ることと同じだ、と訴えかけました。(出典:http://www.businessinsider.com/)
確かに、自分が話している時にパソコンでカチカチ何かを打たれていると、聞いていると分かっていても聞かれていないような気持ちになりかねませんよね。
そして、同じように携帯を使ってメモやノートを取る人も少なくないと思います。パソコンより持ち運びが楽ですから尚更ですね。 しかし携帯を使っていても、なぜかちゃんと話を聞いていないように見えてしまいます。
ではどうすればいいのでしょうか?
そこで出てくるのが紙のノートです。これこそが、フィル・リビンが言うミーティングで使えるワザなのです。
ノートに何か書いていると、何を書いていても何か真剣にメモを取っているように見えます。 自分がミーティングで話している時、周りの人が話を聞きながらノートに何か書いているのを想像すると、「自分の話をちゃんと聞いてくれているんだなあ」と思いませんか?
そして仮に話がとてもつまらないもので、ノートにお絵かきをしていたとしても相手から見ると話をちゃんと聞いているように見えます。
Evernoteという、オンラインでアイデアや情報を管理するアプリの代表が紙を勧めるなんて!と思った方もいらっしゃるかもしれません。
しかしそこはフィル・リビン。紙に書くことの重要さを理解したからこその機能をEvernoteにつけることに成功しました。
それがスキャナーの機能。紙などに書かれた情報をスキャナー機能で読み取り、Evernoteにデジタル情報として保存・管理することができるというものです。
さらに、moleskinと共同開発した機能では、特殊なノートではなく普通のノートや紙ナプキンなどどんな紙に書かれた情報でも読み込みEvernoteに収容することができるようになったそうです。
彼がここまで手書きにこだわる理由は、科学的にも手書きの力が証明されているからです。
カリフォルニア大学の研究では、キーボードでノートを取った時より手書きで書いたときの方が多く物事を学ぶという結果があり、記憶もそちらのほうが残りやすいのだそうです。
フィル・リビンはミーティング中に相手が言った大事なキーワードなどを毎回書き込むことによって、ノートを見たとき毎回のミーティングでどういった話をしていたか思い出せるようにしているのだそう。
他にも、人に連絡をするときもメールなどのデジタル的なものよりも手書きの手紙の方があったかい気持ちになるという事もありますよね。
こういった事を受けて、デジタル社会が進んでいる今だからこそ、手書きの力をもう一度見直してもよいかもしれません。
海外ドラマ・映画に影響されて15歳でアメリカ留学へ。現在大学では海外から来た生徒と一緒に授業を全て英語で受けています。最近はイベントで通訳をしたり、韓国語を勉強したりと忙しい日々を送っています!主に海外の記事を参考にオリジナル記事を作成していきたいと思います!