学生の中でアルバイトをしている、というのは非常によく聞く話ですが、アルバイトは多くの人が数時間、週に数日行くものですよね。
それとは大きく異なるのが就職。 社会人になると、当たり前ですが毎日毎日会社に行き、働かなければなりません。
今の日本では、以前ほどではありませんが少なからず就職難な状況もあり、好きな会社や好きな業界に就職することが難しいとされています。 しかし、そんな中でも会社に多くのものを求める学生がたくさんいるのが現状です。
時代が変われど、良い給料や良い社風など、たくさんのものがありますよね。(出典:http://www.businessinsider.com/)
そんななか、BUSINESS INSIDERによると、クラーク大学が行った調査で、最近の学生は「好きな事なら給料が低くてもする」、「嫌いな仕事ならどれだけ給料が高くても就きたくない」という考えが強いということが分かったのだそう。
これはどういった事なのでしょうか。
このように答えた学生は約6割で、逆に嫌な事でもお給料が高ければすると答えた学生は全体の4割ほどだったそう。
更に、仕事を選ぶ際に一番重視することは「自分が楽しいと思えるかどうか」や「毎日まわりに言いたくなる仕事」など、お給料など金銭的なものよりも楽しいと思えるかなどの気持ち的な部分に一番重きを置く学生が多かったのだそう。
因みにこの質問で2位にランクインしたのが「高い給料」。
こういった風に、給料など金銭的なものよりも楽しめるかどうかを重視するようなことはとても珍しい事なのだそうです。
どの世代であっても、学生と言えば今までは給料などの金銭的な報酬を一番に重視するといった声が圧倒的に多い状況でした。
しかし、現実では既に就職している20代のうちたったの35%しか、本当に毎日行くのが楽しみな仕事に就けていないのだとか。 その一方で、76%は未だにそういった毎日行きたくなるような職場、仕事を探し続けているのだそうです。
この結果を受けて、みなさんはどうお考えでしょうか? 筆者の周りにもたくさんの意見を持つたくさんの人がいますが、やはり自分の本当にやりたいことが出来る場所に行きたいという声を聞いたり、お金にこだわらないという姿勢を見たりすることはよくある気がします。
この結果の裏には、単純にそういった仕事や社風を好む学生が増えたからだ、という説明をつけることもできますが、一方で「お金が一番だ」と答えにくい社会の仕組みがあることも背景にあるのではないか、と言われています。
20代では、まだ家庭を持っていない人が多数だと思います。 冒頭で述べたように、給与が低くても自分のしたい仕事がしたい、という若者が多いのは事実なのですが、彼らが30代や40代になり家族を持ったときに、どういう風に意見が変わるかなどは見どころだといいます。
みなさんは、この結果についてどのように考えますか。またみなさんの意見はどういったものでしょうか。ぜひ一度考えてみて下さい。
海外ドラマ・映画に影響されて15歳でアメリカ留学へ。現在大学では海外から来た生徒と一緒に授業を全て英語で受けています。最近はイベントで通訳をしたり、韓国語を勉強したりと忙しい日々を送っています!主に海外の記事を参考にオリジナル記事を作成していきたいと思います!