近頃疑惑に沸いているFIFA。事件が発覚した時、世界に衝撃が走ったことは間違いありません。サッカー界を国際的に支えるFIFAの事件とあってたくさんのメディアがFIFAに注目しましたよね。
しかし、その注目の的になったのはFIFAだけでなく著名なサッカー選手たちもでした。
クリスティアーノ・ロナウドもそのうちの一人です。
世界で知らない人はいないほどサッカー界でもサッカー界の外でも有名な彼。記者たちが彼に意見を聞きたい気持ちもとてもよく分かります。
しかし当の本人はFIFAの一連の事件について聞かれることに対して嫌悪感を抱いていました。
事の発端はクリスティアーノ・ロナウドがアメリカで発売するヘッドフォンについてのインタビューの場でした。
TIMEの報道によると、CNNE(CNN espanol)は彼が発売するヘッドフォンについてのインタビューを行う、と言い彼とのインタビューをセッティングしたのですが、インタビューをしている間に一人の記者が話題をFIFAの事に変えてしまったそうです。
その記者はインタビュー中に「チームメイトたちの間でFIFAの事件について話しあったりしますか?」といきなり質問。
クリスティアーノ・ロナウドは「真実を知りたいですか?私たちはそんなことについて話しあったりしません。私はプロですし、自分の仕事をし、自分の全てをチームに捧げるだけです。その他の事は何も気にしません。外で何が起ころうと何も気に掛けません。」とコメント。
そして、「では何についてチームメイトと話しますか?」と聞かれた時、「音楽や女性、ファッション、靴、ジュエリー、髪型などについて話します」と語っていたそうです。
しかし、インタビュー中そこから話が進み2022年のカタールでのワールドカップの話になった時、彼は何も言わずそこから立ち去ってしまったのだとか。
そして彼は英語で「こんな話くそくらえだ。FIFAのことも、カタールの(ワールドカップ)こともどうでもいい。私に何をしてほしいんだ。」と記者陣に言い残したそうです。
確かに、当事者でもないのにFIFAについての意見ばかり聞かれても・・・。という思いがあったのでしょう。
しかし、一流のサッカープレイヤーであり、また著名人である彼の意見に対して世界中の人が興味を持っているのもまた事実ですよね。
世界中で競技人口も多ければ知名度も高いサッカー。そんなサッカー界を統括するFIFAに起こった不祥事に世界中の人が注目するのはむしろ当然の事なのかも知れません。
そんな時に有名なサッカー選手や著名人の意見ばかりに頼らず、自分自身で状況を調べたりするなどして自分の意見や判断基準を持つことが大切だと思います。
海外ドラマ・映画に影響されて15歳でアメリカ留学へ。現在大学では海外から来た生徒と一緒に授業を全て英語で受けています。最近はイベントで通訳をしたり、韓国語を勉強したりと忙しい日々を送っています!主に海外の記事を参考にオリジナル記事を作成していきたいと思います!