2014年フォーブス誌のアメリカ億万長者番付で“最年少で成功した女性起業家”、2015年タイム誌の“最も影響力のある100人”に選ばれたエリザベス・ホームズ氏。自身が嫌いだった注射に注目して、痛くない血液検査を可能にし、弱冠31歳で億万長者となりました。
1960年代から特に技術革新がなかった血液検査に大きな変化をもたらし、正確な結果が短時間で得られるという革命的な発明をした彼女。現在ホームズ氏はBusiness Insiderが集めたシリコンバレーで最も卓越した存在としてSilicon Valley 100で第1位に君臨しています。
米国スタンフォード大学へ進み科学者を目指していた彼女は19歳で大学を中退し、払わずに済んだ授業料を使って、会社”セラノス”を設立しました。
一滴の血液で様々な検査を受けられるので安価で短時間、そして痛くないという今までになかったスタイルの血液検査の開発に成功しました。現在彼女の資産は45億ドルにものぼります。
今回は、BUSINESS INSIDERのレポートを参考に、米国NO.1の美しすぎる超億万長者の15の実態についてお伝えします。ホームズ氏に近づく秘密が何か見つかるかもしれません。(出典:http://www.businessinsider.com/)
1. ”私の将来の夢は人類が今まで可能だと知らなかった新しいものを発見すること”。9歳の時に父親宛てに書いた手紙にそう綴った。
2. 高校時代に大学レベルの中国語のクラスを3つ履修。
3. 東南アジアで大混乱を招いたSARSの研究のため、シンガポールの遺伝子情報機関でひと夏を過ごす。
4. 2003年に会社を設立するも、その後11年間メディアへの露出を避けた。昨夏Fortune誌の表紙を飾ってからやっと彼女に関する記事が目立ってきた。
5. セラノスという会社名はセラピーとダイアグノース(診断)の2つの単語を掛け合わせたもの。
6. 指に細い針を刺し1,2滴の血液だけを使って高コレステロール値やガンを含む様々な病状を調べる血液検査サービスを考案。2003年に創業。
7. 彼女の母親と祖母が注射の光景を見ただけで気絶したため、注射への嫌悪がホームズ氏に大きなインスピレーションを与えた。
8. 後にセラノスの最高執行責任者に就任したサニー・バルワニとはホームズ氏が高校3年の時に訪れた北京で出会った。
9. ホームズ氏は頻繁にスティーブ・ジョブズと比較されることがある。Mercury Newsによると、”世界で実現させられる1番すごい変革とは何か考えて会社を起こした”とコメント。
10. スティーブ・ジョブズが服装を考える無駄な時間を省略するために毎日同じ格好をしていたように、ホームズ氏も自身の制服として黒いスーツに黒いタートルネックというスタイルを確立。
11. 血液検査に関する業界で1番になるだけでなく、消費者健康テクノロジーという全く新しいマーケットを展開中。
12. 昨年84件の特許を取得。
13. 起きている間はずっとオフィスで過ごし、自宅にはテレビがない。
14. カフェインを避け、寝る時間も制限。1週間に7日間労働。
15. 徹底的に秘密主義。
彼女の発明はアメリカの大手ドラッグストアのウォルグリーン薬局と業務提携したことで急速な普及を遂げています。医療費が数千億円節約出来るのではとアメリカ以外の国々からも注目されています。純粋に挑戦と努力で世界長者番付デビューしたホームズ氏の活躍にますます目が離せません。
アメリカ極寒の田舎で4年半国際ビジネスを勉強してました。卒業後アメリカ南下を目指すも失敗し、北上してさらに極寒のシカゴで働いてます。これは!と個人的に思った海外記事を発信していきます☆