FacebookのCOOであるシェリル・サンドバーグは、入社した時からCEOであるマーク・ザッカ―バーグとの関係性をとても大切にしていたそうです。
今のFacebookの成長を支えているといっても過言ではない二人の関係性が、彼女に「会社の中で何が大切か」という問いの答えを導き出してくれたと言います。果たしてそれは何だったのでしょうか。(出典:http://www.fastcompany.com/)
彼女が入社しCOOとして活動してすぐ、CEOであるマーク・ザッカ―バーグと約束を交わしました。それは、毎週マーク・ザッカ―バーグからフィードバックをもらうことと、彼が抱えている問題もシェアすることでした。
そこで彼らは毎週金曜日の午後に会い、フィードバックを受け取ったり、経営に関する相談などをしていたそうです。
最初の1~2年はきっちり毎週金曜の午後に会ってこういったことを話し合っていたそうですが、「お互いに対して何でも言うこと」が日常生活から習慣づいていったのだとか。 最初のように金曜日まで会うのを待たずに、思った事やアドバイスがあればすぐにお互いに言い合う、という関係性が自然に作られていったそうです。
そして、シェリル・サンドバーグが感動したことはマーク・ザッカ―バーグが「どれだけ社員の不満やアドバイスを受け入れているか」ということだったそう。 普通、自分がCEOなら社員に文句や愚痴を言われたら聞き入れたくないですよね。そんなプライドを捨ててしっかり社員の意見を聞き、取り入れているそうです。
一方でCOOシェリル・サンドバーグは彼女が社内で主催するミーティングでパワーポイントの使用を禁止したそうです。 というのも、パワーポイントを使うとかしこまった感じがして、ミーティングが堅苦しくなってしまうと思ったからなのだとか。
そしてそのルールを作って一か月経ったあるとき、一人の社員が彼女に「みんながパワーポイント禁止令に対してよく思っていないことに気付いてほしいです」と言ったそう。
彼女は驚きのあまり言葉も出なかったそう。彼女はミーティングを堅苦しくしたくない一心で禁止していたものが、実は社員たちを困らせていたのです。
この経験もあって、彼女が大切だと気づいたことは、彼女とマーク・ザッカ―バーグの関係であった「何でも言うこと」でした。
彼女は「社長(や上の人間)と社員は、どの会社でも何でも言い合える関係であるべき」と語っています。 「もし社員と社長とのコミュニケーションがうまくいかないと、いつかビジネスに影響するようなミスが起こるかもしれない」とも。
彼女がマーク・ザッカ―バーグとの関係で大切にしていた、包み隠さずお互いに何でも言い合うことは会社内の人間関係をよくするだけではなく、ビジネスをも良くするものだと思います。
海外ドラマ・映画に影響されて15歳でアメリカ留学へ。現在大学では海外から来た生徒と一緒に授業を全て英語で受けています。最近はイベントで通訳をしたり、韓国語を勉強したりと忙しい日々を送っています!主に海外の記事を参考にオリジナル記事を作成していきたいと思います!