私たちがよく使うFacebook。 Facebookはメッセージを交換したり近況を共有したりするためによく使われていますよね。
そんな今でも不動の人気を誇るSNS・Facebookで今回注目するのは、Facebook内のカラフルな広告です。
今や、全体の利益の3分の1は広告料だというほど広告に力を入れているFacebook。そんなFacebookから、今年の6月22日に広告に関する新たなニュースが発表されました。
収益の3分の1を広告料が占めている、という事実からしても、Facebookが広告に力を注ぐのは不思議ではありませんよね。 そこでFacebookのプロダクトチームのリーダーであるクリス・コックスが南仏の広告祭で新たな広告の載せ方・見せ方について発表しました。(出典:http://www.nbcnews.com/)
今までのFacebookでの広告というのは、広告があって、それをユーザーがクリックするとその会社のページに飛んだり、ということが多かったと思います。
しかし、新しいスタイルはFacebookのニュースフィードを「キャンバスのように使う」のだそう。
どういうことかと言うと、会社(広告主)が載せてほしい商品の写真やビデオをそのままウォールに登場させるのだといいます。
しかし、これだけだと「普通じゃないか!」となるので、Facebookが考えた新機能というのが写真を傾けたり、回転させたりする機能です。
どういった感じかビデオでご覧ください。
(出典:Facebook imagines a world in which you actually click on ads in your newsfeed)
良い写真のクオリティがフル画面で見られることや、携帯を傾けると絵が傾いたり、回転したりする機能を新しくつけることで、広告をめんどくさいものから楽しく、わくわくするものに変えていこうということですね。
この機能は高い確率で実用化されるのではないか、と噂されていますが今の時点では確実ではないそうです。
どちらかというと邪魔だなあ、めんどくさいなあ、と思っていた広告がきれいな写真になったり、自分の思い通りに回転したり傾けたりできたらきっと広告にもっと惹きつけられますよね。 ここにFacebookの強さが隠されている気がします。
ユーザーの嫌なことや苦手だと思っていることを「好き」や「楽しい」に変えるクリエイティビティとアイデア性、さらにそれが自社の収益にもつながるのですから、本当にすごいと思います。
こういったように、Facebookはアイデアで弱みを強みに変えていくことができるのですね。 それも、社内ミーティングやデスク配置などアイデアが生まれやすい社内環境が大きく関わっているといえるでしょう。
会社や仕事のみならず、逆境を逆手にとって強みにするというのは難しいことです。しかしアイデアと想像力があれば、それが可能になるかもしれません。
海外ドラマ・映画に影響されて15歳でアメリカ留学へ。現在大学では海外から来た生徒と一緒に授業を全て英語で受けています。最近はイベントで通訳をしたり、韓国語を勉強したりと忙しい日々を送っています!主に海外の記事を参考にオリジナル記事を作成していきたいと思います!