アメリカに留学して”渡航前に身につければよかった”と感じた英語に関する3つのコト。

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こんにちは、国連職員を目指し、ニューヨークのナザレスカレッジに留学していた板倉美聡です。

今回は、留学まとめ編として英語力について書いていきたいと思います。

さて、国連職員になるには英語力、知識、経験の三つが大事と言われています。 そのうちの一つ、英語力の向上は今回の留学において至上命題といっても過言ではありませんでした。笑

ここでは、私が英語力向上のためにしたことと、渡航前にすればよかったと思うことを3つお話します。マトメ15

 

1. 発音

発音はそんなに大事じゃないという人も多いですね、でも私は正確に発音することはある程度大事だと思います。

世界で英語を話す人々のほとんどはノンネイティブスピーカーであり、 ある程度正確に発音しなければお互い理解し合えないことも多々あります。

特に私はフランス人の友人の英語を理解する、または相手に理解してもらうことに苦労し、これはきっと互いの母語がかけ離れているせいなのだと思います。

私の場合、最初の頃は授業中に発言しても 「ごめん、何言ってるかわからない」と言われてしまったり、 仲の良かった友達に「もっと英語勉強してくれないとあなたとこれ以上コミュニケーションできないわ」と言われてしまったこともありました。 (これにはスーパーポジディブ野郎の私もさすがに傷つきました。笑)

発音って口の形とか舌の位置とか息の出し方の問題なので、 何度も聞いてれば自然と発音も上手くなる、というのはありえないと思います。

どういう仕組みでその音が出てきているのか、頭で理解しなければ、間違ったやり方で数こなしても一生できないのだと気づいて、なんとかせねばと思ったのが秋頃の話。

大量の宿題を終えたあと、サイトを使って夜な夜な部屋で発音の練習をしました。 当時は睡眠不足に悩まされて大変でしたので、これぞ渡航前にやらなければいけなかったことだったと思います。

 

2. ライティング、スピーキング

書く大学留学で大変なことは、アカデミックな分野について英語で学ばなければならない点です。

大学受験である程度の単語力があったとしても、ちゃんとまとまった時間を割いてそれぞれの専門分野に特有の英語表現を学ばなければ、レポート課題やディスカッションで自分の思いを表現するのは容易ではありません。

しかし、逆に言うと、専門分野の英語というのは何冊か本を読んでみるとある程度“しょっちゅう登場する表現”や“よく使う動詞”などが決まっていたりします。

私のおすすめの勉強方法は、ノートを一冊作って、 リーティング課題などをやっている時に 「なるほど、こう表現するのか!」と思った表現をせっせと書き留めておきます。

そしてレポートを書くときにノートを引っ張り出してきて とにかく真似して書いてみるのです。

アメリカの授業では、一つの授業につきレポート課題を2~4枚ほど課されるため、 これを一年やっていると専門分野に関してはある程度ライティングやスピーキングのときに言いたいことが言える、書きたいことが表現できるようになっているかと思います。

また、渡航前に、留学先で勉強する予定の分野について 入門書を一冊読んでおくこともかなりおすすめです。

 

3. スラング

ネイティブスピーカーと話すことの何が難しいって、彼らの実際使っている英語は日本人が教材としてきた教科書やBBCニュースなどとかけ離れている点です。

“How are you?” “I’m fine. Thank you, and you?”

中1の最初に習った懐かしの英語ですね。 しかし実際アメリカ人は

“How are you?” “Good! You?”てな感じです。 (きっと日本に来ている留学生だって、「こんにちは、お元気ですか?」という表現を習って張り切って日本にやってきたに違いないのに、実際は「おっすーおつかれ!(・∀・)」なのだから人のことばっかり悪く言えないのですが。)

私は一度食堂でシェフのおじさんに

“Hey. Man!”と声をかけられたので “No, I am a lady!(私はレディよ)”と訂正したところ ”Madam” の省略形で“Mam”と言っていたことが判明。(゚Д゚)!

とまあこんな調子なので、 よく言う話ですが、BBCとか参考書などの付属CDの綺麗な英語だけでなく、 映画で勉強するのが本当に重要だと思います。

行く前に散々“映画で勉強しろ”という話を聞きましたが、 とうとうやりませんでした。

アメリカに行ってネイティブスピーカーの友達複数人がべらべら話しキャッキャと笑っているその輪に置いていかれて初めて、“映画で勉強しなきゃ!”と身にしみました。

人間なんてどんなに人に言われたって自分で痛い目みなきゃなかなか学ばない生き物なのかもしれませんが、これを読んでいる皆さんはぜひ渡航前に映画で勉強してください。

私はコメディータッチの学園モノなどでアメリカ独特のギャクセンスも習得するのがおすすめです。

そこで出てきた表現をしっかり勉強することも忘れないようにしましょう。

 

次回は、留学先での友達づくりについてお話ししたいと思います!

この記事を書いた学生ライター

Misato
Misato
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イギリスのダラム大学で平和構築の修士課程修了後、パレスチナで活動するNGOでインターンをしています。”フツーな私が国連職員になるために。ギャップイヤー編”連載中。 Twitter@Misato04943248<⁄a>

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