就職活動を進めていくなかで、企業説明会や選考で行われる「グループワーク」。 今回はグループワークでのパフォーマンスを上げるために必要な「練習」について取り上げました。
グループワークとは、1グループ5~6人に学生が振り分けられ、ある与えられたお題に対して結論をグループ内で出す、というものです。
例えば、「海外旅行に行く日本人の数を2倍する方法を考えよ。」といったお題です。
このグループワークは選考を兼ねて行われることがほとんどです。
このグループワークによる選考を通過するには、グループの中心となり、存在感を示す必要があります。
自分の意見を発言し、時には周囲の意見をまとめる力も求められます。
限られた短い時間の中で「チームへの貢献度」が評価されるため、しっかり自分の能力を出し切ることが必要なのです。
複数人でのディスカッションがもともと得意な方もいらっしゃると思います。
ですが、グループワークに慣れていない方のほうが多いのではないでしょうか。
では、本番のグループワークで自分の力をきちんと発揮するために必要なのは「練習」です。
場数を増やすしか上達の方法はありません。
では、どのようにして練習の場を作るか、それは2通りあります。
①グループワークの選考をたくさん受ける
本番をひたすらこなすということです。 志望度の高い会社だけではなく、たくさんの会社のグループワーク選考を受けることで経験値が高まっていきます。
緊張感のある場にも慣れ、自分なりのアピール方法が身につくでしょう。
②就活仲間を集めて自分たちで練習する
自分の学部の友人や、就職活動で知り合った仲間を集めて、模擬グループワークを行うのも1つの方法です。
確かに本番の緊張感を再現することはできませんが、ワークの時間配分を把握したり、自分が適した立ち位置を知ったりすることができます。
いかがだったでしょうか。
これからグループワークを経験する回数は増えると思います。 ですが、複数人でディスカッションをするのは社会人になっても同じです。
貴重な機会だと捉えてグループワークを楽しんでください。