BOPという言葉をご存知でしょうか? 「Bottom Of Pyramid」の略で、”経済的に社会の底辺にいる人々”、つまり貧困層を意味する言葉です。 対象者は一日2ドル〜の生活を余儀なくされます。 実際にはどのくらいの人々がBDPとして生活を送り、どんな対策がされているのでしょうか。
様々な研究がありますが、BOPと言われる層は推定40億人以上と言われています。中国の人口13億人の約3倍にもなります。それほどの人数の人々が、毎日200円ほどで生活を送っているのです。
お風呂に入ることはもちろん、一日一食にたどり着くのもやっとで、昨日まで話していた人が死んでしまうのも日常的な環境。
何か私たちができることはないでしょうか?
・BOP問題の解決に取り組んでいる日本人へのインタビュー記事はこちら
すでにBOP向けに活動している企業があります。
ヒンドゥスタンユニリーバは、購買力が乏しいBOP層に対して、一回で使いきれる小さな袋入り石鹸を販売しています。 1つ約4円ほどですが、利益率は高く、またインドのBOP層は石けんの手洗い習慣が無く、下痢などの病気で苦しむ人が非常に多かったのです。
企業側のメリットとしては、そこで安価で手に入る石鹸を売ることで、社会貢献ができると同時に自社の知名度を上げ、利用者は生涯製品の顧客になる可能性があり「先行投資」となります。
私たちに何かできることはないのでしょうか?
学生団体でカンボジアやインドに学校を作りに行く活動をしているところがあります。
また、24時間テレビなどで行っている募金活動などが、今すぐに私たちができることでしょう。 もし世界から貧困層を減らすことができれば労働力が上がり生産性が飛躍します。
これからの未来と、今も苦しんでいる人たちのために。
都内の大学4年生の福島 翔です! 人生を大きく変えるような記事を発信していきたいので、これから宜しくお願いします。 三度の飯よりも漫画が好物です。