「NOと言わない日本人」が海外で舐められないために意識すべきたった1つのこと。

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こんにちは、狭間純平です。

海外に出てみると日本人って舐められてるなーと思うことがしばしばあります。

先日、ルワンダのキガリからタンザニアのダルエスサラームに移動する際にもそれを思い知らされるエピソードがあったのでご紹介します。ノー

「日本人、君は中国人じゃないんだから我慢してくれ」

キガリからダル・エス・サラームに移動するために、念の為、バスの席を前日に予約していました。

そして当日。

いざ乗車したらすでに満員で、最後部の5席をなんと「7人で使用しろ」と言われたのです!(旅行者は僕だけ)

確かに短い時間の移動だったらアフリカなのである程度は許せるけれど、今回は24時間以上の移動で、さすがに5人用の席を7人で使用し続けるのは物理的、精神的に不可能。

ですので、バスのスタッフに「それは不可能だから何か代替策を考えてくれ」と言ったところ、返ってきた答えがこれ。

「いやいや、日本人、君は中国人じゃないんだから我慢してくれよ〜(笑)。」

この瞬間、ふざけるな!と思いました。僕は彼に褒められたのではなく、「日本人だから文句言うことなく従ってくれるでしょ?」というニュアンスで、さも当然かのように舐められたのです。

Noと言わない日本人は海外で舐められている

海外では日本人は舐められています。

確かに、日本人は海外では尊敬されることも多いです。clever賢い、smart真面目、polite礼儀正しい、などなど…

しかし、一方でとっても舐められているのも事実。

イスラエルで出会った、日本人とも交流が深い1人の学生がこう話したのを覚えています。

「どうして日本人はNoと言わないの?彼らはいつもYesと言っているから彼らの本当の気持ちが分からない。すぐ従ってしまう兵隊さんみたいよ。」

また、海外ではお土産を買おうとなった時に、現地価格、観光客価格、日本人価格というのさえあります(当然日本人価格が1番高い)。

「日本人=意見をあまり言わない=こちらが主張すればある程度従う」

と思われているのです。

Noと言わないのだからこう思われるのも必然。

おそらく今回のバスのスタッフの発言も、スタッフの頭のなかで「日本人=チョロい」っていうイメージが出来上がっていたんでしょう。(それか以前、中国人が強く主張したか)

諦めるな、妥協するな、主張せよ。

確かに旅先での振る舞いなんて、個人個人の自由かもしれません。

しかし、海外では旅行者一人一人が日本を代表する人なんです。

自分がそう思ってなくてもそう思われています。

1人の日本人が海外でポイ捨てをしたら、日本人はポイ捨てをする人種なんだと思われます。

1人の日本人が意見を主張しなかったら、日本人は意見がない従属性の高い人種と思われます(というか既に思われています)。

つまり、自分1人の行動だとしても、それが「日本人=◯◯」っていう全体のイメージとして認識されるのです。

だから、これから先、海外で日本人が国際的な地位を高めるためにも、何より舐められないためにも、1人1人の日本人が海外では遠慮しない、とことん主張する姿勢を貫く。

心で思っているだけじゃなくて、英語が出来るだけじゃなくて、自分の口からはっきりと意見を主張する。

海外へ出て行く人は特にそう心掛けて欲しいなと勝手ながら思うのでありました。

でないと、一生日本人は舐められる気が…。

※本記事はCAREERPACKER PROJECTからの転載記事です。

この記事を書いた学生ライター

Junpei Hazama
Junpei Hazama
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1994年生まれ。一橋大学法学部。東京旅人会創設。同世代の若者がアクションを起こすための指針として、2014年9月から世界のキャリアを発信する世界一周CAREERPACKER PROJECTを発起。(Twitter : @junpei_hazama

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