学生起業をしたいと考えるものの、事業を始める際にどのようにすすめていくのか悩むものです。
そんな時や、事業のブラッシュアップの際に使えるのがフレームワーク。
漏れることなく、客観的に自分のビジネスを見直すことができます。
あなたのビジネスをより良くする5つを紹介します。
出典:https://www.facebook.com/videocall/incall/?peer_id=100003295942672
PEST分析
出典:https://www.mixonline.jp/Article/tabid/55/artid/37881/Default.aspx
PESTは、経営学者でマーケティングの第一人者でありながらも、ノースウェスタン大学ケロッグビジネススクールの教授を務めている、フィリップ・コトラー氏が提唱し広まったものです。彼は、著作の『コトラーの戦略的マーケティング』の中で、「調査をせずに市場参入を試みるのは、目が見えないのに市場参入をしようとするようなもの」と言っているように、環境分析の重要性を本の中でも唱えています。
企業を取り巻くマクロ環境のうち、現在ないし将来の事業活動に影響を及ぼす可能性のある4つの要素を把握し、その影響度や変化を分析する手法のことです。経営戦略策定や事業計画立案、市場調査におけるマクロ環境分析の基本ツールとして知られており、政治、経済、社会、技術の観点から環境を客観的に把握します。
参入しようと思っている環境が、どのような状況で法的な規制があるのか市場の状況を知るには持ってこいのフレームワークです。
SWOT分析
出典:http://www.hitachi-systems.com/ind/fs/column/cost/005//span>
SWOT分析とは自社の強みや弱み、脅威と機会の要素を分析する方法であり、1920年代からハーバードビジネススクールのビジネスポリシーコースの一部として開発されてきました。ハーバードポリシーモデルの一部でもあり、企業や個人の目標が明確である場合、SWOT分析は戦略計画ツールとして有用なのが特徴です!
難点としては、分析者の主観的な分析結果になりがちなので、客観的になれてるかの注意が必要です。
企業や個人にも使えるといった高い汎用性があるフレームワークです。
5フォース分析
出典:http://blog.livedoor.jp/biznavi/archives/2008-05-26.html
5フォース分析とは、業界の収益性を決める5つの競争要因から、業界の構造分析をおこなう手法のことです。
マイケル・ポーター氏が唱えたものであり、彼の著書『競争の戦略』で広く学会やビジネス界に知れ渡った有名なフレームワークです!
5つの競争要因は「供給企業の交渉力」「買い手の交渉力」「競争企業間の敵対関係」という3つの内的要因と、「新規参入業者の脅威」「代替品の脅威」の2つの外的要因、となっており、それらを並べたときに業界としての旨味を知ることができます。
どんな業界なら、参入の余地があるのか、参入し利益を得る事が可能なのかといった確信を知れるフレームワークとなっています。
ブランディングの5W1H
出典:http://www.officepdj.co.jp/contents/80_what_hp.html
5W1Hは英語教育をしてきた方なら、聞いたことがあるかと思いますが、誰に、どこで、なぜ、いつ、どうやって、何をといった要素を「ビジネス」的に追求するフレームワークです。
意外と見落としがちな部分ですし、事業の軸にもなりえることなので、このフレームワークを使ってしっかりとして地盤を作っていきましょう!
あなたの考えるビジネスの骨組みに悩んだり、あやふやになったときに使ってみてください。
フェルミ推定
出典:http://www.slideshare.net/tomoshigenakamura/20110516nakamura-8063074
最後は、フレームワークではなく思考法を紹介したいと思います。
フェルミ推定とは実際に調査しにく問題に対して、理論的に調査を行うための筋書きなどを考える思考法のことであり、名前は物理学者のエンリコ・フェルミに由来しており、得意な思考法としていました。
例えば、「地球上にアリは何匹いるのか」「東京にマンホールの蓋は何個ある」といった例題が出され、一見答えを出すことは不可能に思えるが、答えを構成している要素を考え、答えを導くための方程式を作り要素毎に妥当な数字をたて、おおよその答えを出すのです。
ここで大切なのは、要素をもれなく出すことと、答えがどんな要素でできているのかを考えることであり、ビジネスにおいてもECサイトを作って1年目に100万の売上を出すという目標をたてたなら、売上を構成する要素は、販売数☓単価となるので、どうすれば売上100万にたどり着く数字になるのかを求めればいいのです。
答えのないビジネスだからこそ、このフェルミ推定がうまく使えます。
更に詳しく知りたい方はこちら
この記事を書いた学生ライター
Sho Fukushima
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都内の大学4年生の福島 翔です!
人生を大きく変えるような記事を発信していきたいので、これから宜しくお願いします。
三度の飯よりも漫画が好物です。