会社の経営者や上層部は「会社が何をしたいか」、「どういった方向に会社を向けていきたいか」ということを一番理解しています。
しかし、それを実際に実行するには「誰が”自分たちの思い描く未来”を実現してくれそうか」を見極めなければなりません。
それを見分けるためによく行われるのが「面接」。
そこで今回はMDCパートナーネットワークのCEOであり、広告会社のCP+BのグローバルCEOであるロリ・セネカルが面接に来た人に必ず聞くという3つの質問を紹介します。
<ー CEO・ロリ・セネカル (出典:http://www.businessinsider.com/)
1つ目の質問は、
「今までに何を発明しましたか?」
だそうです。
これを見て、「発明???発明なんてしたことない!」と思うかもしれません。 彼女自身も「ここでの発明とはロボットを作ったなどという意味の発明ではありません。何か自分で生み出したものはあるか、ということが聞きたいのです。本当にどんなものでも良いのです。」と。
この質問をして彼女が確かめたいのは、彼らに発想力や何か新しいものを生み出そうという気持ちがあるかどうかなのだとか。
2つ目は、
「今まで達成したことの中で一番すごいことのうちの一つ」について。
さて、この質問の目的は何なのでしょうか?
彼女が注目するポイントは一つ。
「視点」です。
彼女は、彼らの武勇伝が「私が」「私は」という視点で語られるのか、それとも「私たちが」「私たちは」など 「We」の視点で語られているかを注意して聞くそうです。
ここから彼女が読み取るのは協調性だそうで、会社で働くときに必要な協調姿勢を持っているか、また持とうとしているかを見ているそう。
最後の質問は、
「リスクを負ってまでより良い結果を出そうとしたことはあるか、またそれはどんなものか」についてです。
これを聞くことによって会社に入ってもミッションを達成するために努力を惜しまない人間かどうかを見ているのだとか。
専門家の知識も踏まえて、今の世の中で必要とされているのは
① オリジナル・独創的、創造的な考え方 ② 協調、協力をしようという気持ち ③ 情熱と献身
です。
すべての企業の求めているものが同じではないと思いますが、「会社に対する思い」や「組織で働く気持ち」を持つことはとても大事だと思います。
(参考:The 3 interview questions one CEO asks every job candidate)
海外ドラマ・映画に影響されて15歳でアメリカ留学へ。現在大学では海外から来た生徒と一緒に授業を全て英語で受けています。最近はイベントで通訳をしたり、韓国語を勉強したりと忙しい日々を送っています!主に海外の記事を参考にオリジナル記事を作成していきたいと思います!