【内定への道】インターンシップの目的はこれだ!

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多くの企業がインターンシップを導入し始めています。学生はスキルアップできる場としてインターンシップに参加する事が多くなってきました。多くの学生が考えるインターンシップに参加する目的とは。インターンシップの目的、就活との関連について今回は見ていきます。

tops様子(出典:http://www.aiesec.jp/press/2010-10/537.html)

1. インターンシップとは

学生が就職前に企業でインターン生として働くことで、「自分が抱いていたギャップを埋める」、「自分自身の適性を知る」、「より社会人に近い経験を積むこと」などを目的としています。主な対象者は就活前の3年生ですが、1,2年生のうちから長期インターンを経験することで、アルバイトでは得られない社会経験を積むことができます。

2. インターンとアルバイトの違い

b-paid-internship(出典:http://www.intraxjp.com/internship/students.html)

「会社で実務を体験させてもらえる」ことから、元々の日本のインターンは無給のものが多く、アルバイトとの違いは「お金」という認識が広まっていました。しかし、現在のインターンは有給のものも多く、アルバイトとインターンの違いが分からないという声も多いとのこと。インターンもアルバイトも「働く」という点では同じですが、実は以下の2点が違っています。

対象者は学生のみ

目的がお金ではなく、自身の成長やスキルアップであること

対象者は学生のみ

アルバイトは学生から30代,40代と様々な年齢層の人が応募できますが、インターンシップは大学生のみです。そのため、学業支援として書籍代を出してくれる企業もあります。また、様々な大学からレベルの高い学生が集まっているため、刺激を受けられる場になるでしょう。

目的がお金ではなく、自身の成長やスキルアップであること

アルバイトのほとんどはマニュアルを覚え、ルーティーンワークをこなすものがほとんどです。つまりお金を稼ぐことが目的です。それに対し、インターンシップではマニュアルなどはなく自分で考えて行動することが求められます。学生の裁量が大きいためアルバイトではできない仕事ができ、自分の可能性を広げることができます。その分、責任も大きくなり失敗した時には本気で怒られることもあるでしょう。ただし心配はいりません。しっかりとした企業なら研修をしてくれ、社員も本気で学生に指導・アドバイスをしてくます。

3. インターンシップの種類

数あるインターンシップの大きな違いは期間と給料の有無です。

まずは期間の説明から。

長期インターンシップと短期インターンシップ

インターンシップには、期間が数ヶ月〜1年以上の長期インターンシップと、数日〜1週間程度の短期インターンシップの2種類があります。

長期インターンシップ

長期インターンシップでは、実務をゼロから教えてもらい週に1〜3回その会社の社員と同じように8時間ほど働く場合が多いようです。社員の方と接する時間が長く、仕事や会社について知ることができます。その業界の基礎的な知識が身に付くのも特徴の1つです。

短期インターンシップ

短期インターンシップの代表例が就活を前にした3年生のサマーインターンです。ここでは主に、グループワークやディスカッション形式での課題が与えられ、最終日にプレゼンテーションの形式で発表するカリキュラムで、実務における考え方やプレゼンの手法について学ぶことができます。

1回のインターンシップで数十人程度の学生が参加することが多いです。

有給インターンシップと無給インターンシップ

l201110131800出典:http://free-images.gatag.net/tag/money

次に給料の有無について。

実は、短期インターンシップだから無給、長期インターンシップだから有給など、一概に言い切ることはできないんです。

有給インターンシップ

有給インターンシップは、長期インターンシップの場合が多いです。しかし、短期インターンシップでも有給の場合があり、その場合は競争率が高く、いくつかの面接に合格する必要があります。

無給インターンシップ

無給インターンシップは、短期インターンシップの場合が多いです。他にも、人気で競争率が高い業界などでは、長期インターンシップで、アシスタントとして無給で働くこともあります。

4. インターンシップはこうして選ぶ!!

learning_img1_147(出典:http://jeek.jp/learning/147)

たくさんの企業のインターンシップにただ参加するのはあまり意味がありません。インターンシップを選ぶポイントはずばり組み合わせることです。というのは短期インターンシップを3つ、長期インターンシップを一つなど。そして短期インターンシップでは大企業、メガベンチャー、スタートアップなどに参加することで、自分がどのような企業に肌が合うのか見極めることができます。

そして短期インターンシップが終わったあと、自分に合う、もっと働いてみたいと思ったら、人事の方に長期インターンシップとして働けないかお願いしてみましょう。そうすることで、働くことができる企業もあります。

5. まとめ

インターンシップを通して自分には合わない、この仕事はやりたくないなと気づくことは実はとても大事なことです。 一般には好きなことを見つけようと言われますが、世の中に無数にある仕事の中でこの仕事は嫌だ、この業界は自分には向いていないと気づくことで一つ可能性が減ります。憧れだけを抱いてその仕事に就くことは危険なことです。

インターンシップを通して抱いていた憧れと現実のギャップに気づくことで、新たな自分の可能性が広がります。そして憧れを潰していくために、やりたいと思った企業のインターンシップには積極的に参加してみましょう。そうすることで、本当に自分に向いている仕事が見えてくるはずです。

この記事を書いた学生ライター

Hiroki Minai
Hiroki Minai
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名字は薬袋と書いてみないと読みます。約半年間、イギリスのリーズ大学に留学していました。海外の文化にも興味はありますが一番好きなのは日本の大相撲です。素敵な記事を発信できるように頑張ります。

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