こんにちは。イスラエルから植野です。 今回は今年2月にイスラエルでともに活動した学生との企画をCEOの寺田が書いたのでご紹介します。未来の働き方について考えるきっかけになればと思います。 (以下Million Times Mediaより転載)
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2015年2月某日、私はイスラエルに居た。
理由は単純だ。 「世界をひっくり返して人々を笑顔にする」というMission実現のための最高の環境がここにはあるからだ。 あとは「やるか、やらないか。」それだけである。
先日、イスラエルで日本人初の投資イベントをSamurai Incubateと共に開催したことは記憶に新しい。 そして、ようやく我々のサービス Million Times の提供も開始した。 2015年3月には、こちらも世界初であろう日本、イスラエル、トルコの3ヶ国の投資家・スタートアップが一同に会するイベントも開催した。
これからサービスを急拡大させて行く体制は整った。 しかし、そんな中悩みが一つあった。 その悩みとは、この記事を掲載している Million Times Media の読者数がなかなか伸びないということである…
我々スタートアップには十分なマーケティング予算はない。 手元にあるのは、たったの200NIS(約6,000円)。 これを投資して、最大のリターンを得るためのいい手段はないかと思案していた。
そんな時、背後から小さな囁きが聞こえた気がした。
「ここはひとつ、日本を担う若者に託してみてはどうでしょうか?」
寺田: 「そういえばさっき珍しく日本の学生がイスラエルの我々のオフィスに来ていたな。彼らは、有名大学を出て、有名企業に就職するそうだが、これは未来の働き方について考えるいい機会かもしれない!」
そんな天のお告げ?に導かれ私は、2人の学生を呼んだ。
寺田: 「ここに200NISがあるんだけど、100NISずつお渡しするので、可能な限り増やして貰っていいかな?制限時間は2日半、金曜日の夕方までね。で、それを記事にまとめたらきっと皆興味を持ってくれるから。普通に宝くじ買うとかしょうもないことしたらダメだよ!アーティスティックで、ノーボーダーで、イノベーティブでワイルドワサビでオーバーザリミットなプランを実行してね。じゃあ宜しく!」
井上(現役京大生・某有名ITベンチャー内定者) & 内田(現役早大生・某有名広告代理店内定者): 「………」
内田: 「負けられねぇ。」
井上: 「ス、ス、ス、スタムフォード。」
斯くして決戦の火蓋が落とされた。
どちらが勝つのだろうか。 それは誰にも分からない。 だが、これだけは言える。 この二人の闘いが、それぞれの働き方の未来の大切な一部分を構成することになるということ。 そして、日本の若者の働き方の未来に一石を投じることになるということ。
(Aniwo CEO 寺田彼日、原文はこちら)
・「京大生 VS 早大生稼げるのはどっちだ?」 の続きはこちら
京都大学法学部2013年卒業後、オイシックス株式会社入社。リスクマネジメント、社内改善業務を担当後、EC事業部異動。マーケティングを担当後、大学時代の先輩である寺田彼日の誘いを受け、イスラエルに渡りAniwo共同設立者として参画。現在はマーケティング、採用などを担当。学生時代の活動はTeach for Japan、政策勉強会、居酒屋のキャッチなど。24歳独身。