以前、「これから日本で絶対流行るアプリ10選」で紹介した、Snapchat(スナップチャット)というアプリをご存知でしょうか?
SnapchatはSnap(写真)とChat(チャット)を文字通り組み合わせたもので、写真を送ってコミュニケーションを通わせるSNSです。写真に文字を入れたり、ラクガキしたり・・・そしてもう一つの特徴というのが、その写真は数秒で消えてしまうということです。この機能によって、より色んな写真を送ることができるようになりました。
最近ではビデオも送ることが可能になるなど、どんどん進化を続けているアプリです。
そんな人気アプリ・Snapchatの広報を引っ張っていたのが、なんとマシュー・ハンソンという大学生だったそう。 しかもその学生はSnapchatの会社に勤めているわけでもないとか・・・一体どういうことなのでしょうか?
彼は大学に在学中パブリックリレーションズ(PR)、つまり広報などを主に専攻していて、そのとき履修していた授業のうちの一つに戦略的にものごとを組み立てる、という取り組みがあったそうです。
その授業での期末課題が、会社や商品についての「広報室」をオンラインで作るというものでした。 つまり、それぞれの会社や商品の良さを「戦略的」に広める、ということですね。
そこで彼が選んだのがSnapchatだったのです。ーーSnapchatのアイコン
彼の「広報室」のウェブサイトにはSnapchatに関する事実や質問コーナー、創設者の紹介などが書かれていたそう。 そして「メディア関係者の方々へ」というところには彼の偽物のメールアドレスを書いていました。
しかしそこに同じように電話番号が記載されており、なんと彼は自分の本当の番号を載せていたのだとか・・・・
そこからすべてが始まったといっても過言ではありません。
彼は定期的に電話を受け取るようになっていったのです。
最初に彼に電話をしたのはロサンゼルスのアプリなどをデザインしている会社で、オファーをするため電話したそうです。
それが終わった後は、「もっと情報が知りたい」とFox Newsなどのメディアも電話をかけてきたとか。
彼が一番驚いたのはSnapchatを使っている私たちのような一般人からどしどし連絡が来たことだといいます。Snapchatに対する愚痴や、「使い方がわからないから教えてくれ」、などたくさんの人が彼に電話してきたと言います。
そうなったことから彼はやっと電話番号をウェブサイト(広報室)から消し、「このウェブサイトはSnapchatの会社と一切関係ありません」という文を載せたそう。
このように彼もただの一大学生だったのに、電話番号を載せてしまったことからある日急にSnapchatの広報活動をたくさんの人に向けてすることになったのですね。
本人も「誰もこんなウェブサイトを見つけないと思っていた」と言っていたぐらいですから、本当にびっくりしたでしょうね。
筆者もこの話を聞いて、改めて「人生何があるかわからないな」、と思わされました。
海外ドラマ・映画に影響されて15歳でアメリカ留学へ。現在大学では海外から来た生徒と一緒に授業を全て英語で受けています。最近はイベントで通訳をしたり、韓国語を勉強したりと忙しい日々を送っています!主に海外の記事を参考にオリジナル記事を作成していきたいと思います!