「高学歴ニート」の実態。仕事をしない若者が増えている!?

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最近耳にする機会が増えてきた「高学歴ニート」という言葉。

言葉通り、高学歴にもかかわらずニートをしている人を指します。 一体どういう人が高学歴ニートになりやすいのでしょうか。その実態に迫ります。

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高学歴ニートとは?

高学歴ニートとは、学歴が高いにもかかわらず、就業・就学・職業訓練のいづれにも従事していない人を指します。 この現象は日本だけではなく、世界的な不況の影響で中国や韓国を含め世界的に急増しています。

 

なぜ高学歴ニートになってしまうのか

高学歴の人は「名門高校・大学でハイレベルの学問を身につけてきた」という自信があります。

また、世間一般でも頭が良いと認められているため、プライドも高くなるでしょう。 そのような自信とプライドは、物事の活力となり、さらには成功にもつながりますが、一方で余計な感情ともなり得ます。

自信とプライドが人一倍あるがゆえに、「自分に合うレベルの仕事が見つからない」、「高学歴に相応しい仕事に就かないと意味がない」などと、高い理想ばかりを追いかけて、なかなか仕事を見つけることができなくなります。

また、長く仕事に就けない人ほど、自信とプライドを守りたい気持ちも強くなり、さらに高い理想を掲げてしまうかもしれません。

 

高学歴ニートになりやすい人の特徴

高学歴ニート-1024x684(出典:http://www.iamneet.net/)

・①哲学や深く物事を考えることが好きな人

これは頭がいい人だからこその悩みかもしれませんが、幸せの意味や、人間の生きる意味など、深いところまで物事を掘り下げて考えてしまうようです。 これは高学歴な方に多い傾向です。深く考えすぎるがゆえに、物事のいい面と悪い面が見えてきてしまい、結局身動きが取れなくなってしまうそうです。

 

・②プライドが高い人

これは分かりやすいかもしれませんが、高学歴な人は理想が高かったり周りから評価されたりすることに慣れているケースが多いです。 ですので、どうしても「周りからの評価が低い企業」や「就職偏差値の低い企業」に就職するのは「かっこ悪い」「負け組だ」などという概念が染み付いてしまいます。 そのため、就職できるところはあまたあるにもかかわらず、就職浪人してまた同じ落ちた企業を受け直すという人が多いようです。

一見すると悪いと思われがちな「高学歴ニート」という言葉。

プライドが高いのも、考えすぎるのもある程度は社会で生きていく上で非常に大事なことだと思います。 ただそれが行き過ぎるのも良くないようです。これは頭が良すぎるがゆえの弱点なのかもしれません。

そういう意味では、考えすぎず「居心地のいい自分」の殻を破り、思い切って行動してみる勇気が必要なのかもしれません。

この記事を書いた学生ライター

Keiji Takahashi
Keiji Takahashi
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大学一年次よりスタートアップに興味を持ちアプリ開発/ベンチャーでのインターンシップを経験。 現在、学生の視野を広げるco-mediaとインターンシップから築く新しい就職の形InfrAを運営する株式会社Traimmuの代表。 サッカー観戦とジム通いが趣味。

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