学生と社会人の違いとは一体何なのでしょうか?
学生と社会人の違いですが、よく就職活動の面接や入社後の研修で聞かれる事が多い印象です。 一般的には学生と社会人の違いで挙げられるのは、「時間の使い方」や「責任感」などですが、果たして何が決定的に違うのでしょうか。 今回はそんな中でも特に学生と社会人で違う点をピックアップしていきたいと思います。 就活の際の対策でもいいですし、一つの知識としても蓄えて頂けたらと思います。
社会人になり、会社の外に出ると、外部の人々からは「会社の代表」として見られるため、責任感を持って行動する事が求められます。何々会社の〇〇ですという自己紹介になるため、是が非でも会社の看板を背負う事になります。ですのでその会社のブランドの一旦を担っているという意識が学生とは違います。
また、アポイントに対するシビアさも異なる点だと言えます。社会人はアポは絶対に守らなければなりません。 原則として約束をドタキャンすると、取引先の企業は二度と取引をしてくれなくなります。そうならないためにも学生時代から「時間に遅れない」、「ドタキャンはよっぽどの理由がない限りしない」ということを意識しておくとよいかもしれません。
学生の場合は返信しなかったり、めんどくさくて返信を忘れたり、などが多々ありますが、基本的に社会人は24時間以内に返信をするのが基本です。Google会長、エリック・シュミットなど、忙しい人ほど、メールの返信が早いと述べています。(これは社会人になると痛感します。成長している企業の社員ほど返信が早いです。)
企業によっては1時間以内に返す、5分で返す(これは凄いですよね笑)などのルールが決まっている企業もあります。特に、仕事のメールで返信が遅れた場合、仕事全体に影響が出てきます。「たかがメール、されどメール」という緊張感を持つのが、社会人の連絡のやり取りの仕方です。
特に一年目の社会人に多いのですが、会社の飲み会が大学時代のサークルなどとは比較にならないほど開催される場合があります。さらに、ほとんどの場合は断る事は御法度となっています。 さらに夜まで続く飲み会の次の日に「ゆっくりしよう」などできません。朝は7時起きで出社しなければなりません。そういう意味で仕事も飲み会もこなしていけるような体力がかなり必要になってきます。ですので、学生時代から社会人に向けてWork hard、Play haedできる体力をつけておくとよいかと思われます。
しかし、社会人になると、いい意味で同じ時間を過ごす仲間が強制的に決まってきますし、上司も自分で決める事はできません。社会人になると自分と合わない上司・先輩・お客さま・取引先などとも付き合っていかなければなりません。
ですので、当然学生時代以上にコミュニケーションスキルが必要になってきます。嫌な相手だから関わらないでおこうという事はできないので、積極的にコミュニケーションを取っていき、相手を尊重しながら自分の意見を主張していく能力が必要になってきます。
社会人になると給料をもらって働くプロフェッショナルなわけなので、そんなわけにはいきません。朝は基本的には6~7時起きが当たり前になってきます。平均して圧倒的に社会人の方が早起きになります。
ただ、最近ではフレックスタイム制といい、一定の定められた時間帯の中で、始業及び終業の時刻を決定することができる変形労働時間制を導入している企業もあります。ですので、朝起きるのが苦手な方はそういったシステムを導入している企業を選ぶというのは一つの手かもしれませんね。
以上学生と社会人の違いについて5つ取り上げましたがいかがだったでしょうか。学生気分のまま社会人になると、甘い気持ちのまま、大人の世界に飛び込むことになるので、痛い目にあうのです。
学生の世界と、社会人の世界はあまりにも違うということを認識しておかないと出だしからつまずいてしまうかもしれません。ですので、まずはこれだけの違いがあると知っているだけでもかなり違うのではないかと思われます。
大学一年次よりスタートアップに興味を持ちアプリ開発/ベンチャーでのインターンシップを経験。 現在、学生の視野を広げるco-mediaとインターンシップから築く新しい就職の形InfrAを運営する株式会社Traimmuの代表。 サッカー観戦とジム通いが趣味。