アメリカのスタンフォード大学が家庭の年収12万5000ドル(約1500万円)未満の学生を対象に授業料を無料にするプログラムを発表した。 スタンフォード大学の卒業生らから多額の寄付金を受け取っており、2014年の寄付金運用資産は187億ドル(約1兆9000億円)にも上る。
スタンフォード大学は元々、一人息子を亡くした鉄道王が、息子の名前を残したいと、競走馬を育てるために所有していた牧場を寄付してできた大学。 欧米の名門大学の特徴としては、世界中から優秀な人には十分な奨学金を与えて人材を集めていく。そのなかから億万長者が誕生し、彼らが母校にまた寄付をするのだ。 同大学からはヒューレット・パッカードやヤフー、グーグルといった、シリコンバレーを代表するIT企業が生まれている。学生のみならず、教授も会社を起こし、投資をする。
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日本の上位校は主に国公立が多いが、アメリカではスタンフォードやハーバードなど私立が多いのが特徴的だ。日本の大学は国の予算で運営しているが、海外の大学は膨大な寄付金で成り立っている大学が多い。
そういったハイレベルの世界と比較すると、日本はまだまだ乏しい国だ。最近では和歌山大学が大学初となるベンチャー企業を設立するなど日本でも例はでてきているが、まだまだ少ないのが現状だ。
(Top Photo:http://www.stanford.edu/)
Co-media さんで記事を書かせて頂く事になりました。 私なりに情報発信していきたいと思います^^