リーズ大学へのイギリス留学で感じた海外の身近さ。

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こんにちは。リーズ大学に留学していました。法政大学国際文化学部国際文化学科新3年の薬袋大輝といいます。名字は”みない”と読みます。ミナイさん7 私は昨年の10月から今年の3月まで大学の学部のプログラムを利用してイギリスのリーズ大学に留学しています。留学に興味を持っている高校生や大学生に読んで頂けたら幸いです。

まずは私が暮らしているリーズという街の紹介をしたいと思います。イギリス北部のヨークシャ地方に位置し、ロンドンから電車で2時間半ほど、マンチェスターからは1時間ほどのところにあります。学生街で週末の夜はナイトライフで彩られますがそれは文化の内。治安は非常に良く、交通の便も発展しており、シティーセンターにはたくさんのショッピングモールがあるため生活に困ることはありません。歴史的な町並みもあり、暮らしやすく素敵な街だと感じています。

私はキャンパスから徒歩で10分ほどの寮に住んでいます。ホームステイでもそうだと思いますが、授業以外の生活をどのように送るかは留学の充実度が決まる大きな要因だと思います。私の寮は6人のフラットメイトとキッチンを共有します。部屋は一人部屋でシャワーとトイレは付いています。

フラットメイトの4人がイギリス人なのですが、自炊寮の良い点は、料理をする際や食事中に自然と会話が生まれることだと思います。ただ彼らの話す英語にはたくさんの若者言葉やイギリス独特の表現が含まれ、スピードも非常に早いため、最初の頃は聞き取るのにだいぶ苦労しました。今では同じイギリス人でも出身地方によって英語のアクセントが違うなど言語の楽しさも感じられています。ミナイさん3ー リーズ大学

 授業は様々な分野からアカデミックな英語を勉強しています。クラスメイトはクウェートやサウジアラビアなどのアラビックの人たちが多いです。彼らからはたくさんのカルチャーショックを受けました。イスラム教の女性が被るヒジャブや宗教的儀式ラマダン、アラビア語のことなどを彼らから直接教えてもらうことで自分の知らなかった文化をもっと知ってみたいと思うようになりました。さすがはオイルの国。みんなお金持ちだなあと感じる出来事もありました。(笑)

また日本人とアラビックの英語について各国の英語教育の違いを浮き彫りにさせる面白い発見もありました。日本人は文法に強くアカデミックな語彙力も豊富です。しかし自分の意見を言うスピーキング力やリスニングは苦手な人が多いと思います。

その一方、アラビックの学生は文法はあまり意識せずライティングが苦手な人が多いように感じます。 しかし、いざ授業で意見を求められると次から次へと英語が口から飛び出してきて先生に笑いながら止められる時があるほどです。リスニング力が高い人も多いです。どちらが良いかは一概には言えませんがお互いに認め合い、時々チームで先生が言ったセンテンスを正確に聞き取り正しく書くというゲーム形式の授業をする時があるのですが、その時はアラビックの学生が聞き取り日本人の学生が書くというように協力してお互いに高め合っています。

ミナイさん4ー チャッツワースハウスにて

 冬休みは1ヶ月間あったので、私はヨーロッパを周遊し12カ国17都市を訪れてきました。同じヨーロッパでも食文化や町並み、人々の気質などが異なり、素敵な出会い、感動がたくさんありました。小さな頃から憧れていた北欧で印象的だったのが、コペンハーゲンのニューハウン。人魚の像を見たあとニューハウンまでの道のりを尋ねると現地の方が車で送ってくれ、なんて心温かい人がいる街なんだと感慨にふけっていたあと目に飛び込んできたのはまるでおとぎの国に出てきそうなカラフルな家屋が運河沿いに並んでいるニューハウン。この時の感動は一生忘れることがないと思います。

また、ヨーロッパ旅行の中で私が意識したことがあります。それはその国の「ありがとう」という言葉を覚えて実際に使うことです。行った国の中には英語が非常に通じる国とあまり通じない国がありました。私は英語しか話せないためフランスやイタリア、フィンランドなど英語が公用語ではない国でも英語で話すのですが、最後お礼の言葉だけでも現地の言葉で「ありがとう」を言うのです。

訪れたバルト三国などは3カ国とも言葉が違い大変でしたが、せめてありがとうの一言だけは覚える努力をしました。そうすることで相手の顔が一気に笑顔になるのがわかります。まるでその国に受け入れてもらえたかのようで国籍を超えて人の優しさを心から感じることができました。ミナイさん2ー ゴンドラでケム川を下る in ケンブリッジ

 こちらでたくさんの日本が好きな外国人に出会いました。彼らと話すと日本は特殊な国だと気づきます。たくさんのヨーロッパの国を訪れましたがクレジットカードを両手で返してくる国はありませんでした。もちろんこちらの人は悪気があってしている訳ではありません。日本が特別に丁寧なのです。日本のことを考えてみると彼らが日本が大好きな理由も分かる気がします。それと同時に、日本のことを知りきっていない日本人が多いことはもったいないことだと感じるようになりました。

ある授業で自分の興味のあることをトピックに一人ずつプレゼンをする機会があり、私は大相撲についてプレゼンをしました。正直イギリス人の先生やアラビックの学生が興味を持ってくれるか不安でした。しかしプレゼンを始めると一人のクウェート出身の学生が「大相撲知ってるよ」と言ってくれ、私も日本の伝統に加え国際的に広まり、エジプト出身でイスラム教のため本場所中もラマダンを行っている力士がいること、過去にはイギリスから角界に入った力士もいたことなども含めて話もするとたくさんの学生が興味を持ってくれました。そして、日本の美しくて伝統ある文化が他の国の人々に伝わる嬉しさを心から感じ、もっと日本のことを勉強したいと強く思うようになりました。

こちらでは素敵な出会いがそこら中にころがっています。ある時、大学のカフェに座っていると隣のイギリス人の学生に、ちょっとトイレにいくから鞄を見ててもらってもいいですか、と話しかけられました。

ただその時私は彼の英語がうまく聞き取れず何回か聞き返すと彼は流暢な日本語でその言葉を言ってきたのです。私が日本語の本を持っていたので日本人だと分かったのでしょう。話してみると、彼は日本語を勉強していて日本の大学への留学経験もあるということ。そこから彼と日本での思い出話や好きな場所などを本当に楽しく話しました。カフェでの偶然の出会いですが、私の中で外国の方とお互いの国の文化を分かち合う楽しさに気づかしてくれたできごとでした。ミナイさん6ー ロンドン、トラファルガー広場にて

 物理的に国同士が近いことでヨーロッパで起きる出来事への関心がぐっと高まり、アラビックという自分の中で初めて関わる国の人々、他にも留学を通してたくさんの国の人と知り合うことで、今まで単に名前を知っている程度の国のことが非常に身近に感じるようになったのと同時にその国の出来事の重さもずしっと感じるようになりました。

そう感じるようになるともっと彼らのこと、彼らの国のこと、彼らの国の文化のことを知りたいと思うようになり、自らの行動につながります。留学を通して自分の中の心の変化と見つめ合い、それを大切にしていきたいです。

この記事を書いた学生ライター

Hiroki Minai
Hiroki Minai
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名字は薬袋と書いてみないと読みます。約半年間、イギリスのリーズ大学に留学していました。海外の文化にも興味はありますが一番好きなのは日本の大相撲です。素敵な記事を発信できるように頑張ります。

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