先日、92、93年生まれがアツイ。同世代の飛び抜けた【若手起業家8選】で若い勇者たちを紹介したが、反響を頂き、「ぜひ女性版も作ってほしい」という声を多数頂いた。
2013年に世界経済フォーラム(WEF)が「男女格差報告」を発表し、日本は対象国136ヶ国中105位で先進国最下位を記録したのが記憶に新しい。
そんな状況にも関わらず、自分で起業し、社会の課題を解決すべく会社を経営している若手女性起業家がこちらだ。
株式会社ジーンクエスト・高橋祥子氏
1988年生まれの現役東大大学院生。学生起業ではIT・Web系といった参入障壁の低い分野が多いが、高橋氏らが開発したサービスは遺伝子情報によって自分の身体の特徴を知るサービスだ。自分がどんな病気になりやすいかを事前に把握する事により、飲み会でのお酒の摂取を減らすなど色々と工夫できる点が多いという。学生の皆さんも是非一度使ってみてはいかがだろうか?
詳しくはこちらから→
現役大学院生の起業。遺伝子解析で病気予防を当たり前に。
Readyfor?代表・米良はるか氏
(出典:http://www.yomuradio.com/archives/3330)
2012年慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科修了。
クラウドファンディングという言葉が流行して久しいが、Readyfor?は"クラウドファンディング"という言葉を広めるキッカケとなったサイトであろう。クラウドファンディング黎明期からサイトを運営する米良氏。
2011年3月にサービスを立ち上げ、2012年には最年少でダボス会議にも出席するなど、今後の活躍が楽しみな女性起業家だ。国内最大規模のクラウドファンディングサイトReadyfor?のこれからに注目だ。
株式会社エニタイムズ代表取締役・角田千佳氏
(出典:http://toyokeizai.net/articles/-/57862)
現在29歳。野村ホールディングスからサイバーエージェントへ転職し起業された角田氏。
(サイバーエージェントについて詳しく知りたい方はこちらから→Amebaを運営するサイバーエージェントってどんな会社か聞いてきた)
日常の家事、旅行中のペットの世話、IKEA家具組み立てなどの『誰にでもある家庭のお困りごと』を、ご近所の方にインターネット上で気軽に依頼、請負して解決するサービス、「Any+Times」。家事シェアリングのC2Cサービスだ。時間のある学生や主婦が、ビジネスマンなどの忙しい人の部屋を掃除しに行く姿をイメージすると分かりやすいかもしれない。つまり、余った時間のシェアだ。24時間を足りないと思う人もいれば長いと思っている人もいる。そんな両者が双方にwinになれるサービスだ。
2014年10月より、法人向けの福利厚生サービス「エニタイムズ for Office」の提供が始まっており、これからどれだけサービスが拡大するのか注目だ。
株式会社Coupe・竹村恵美氏/渡部愛子氏
(出典:http://thebridge.jp/2015/02/coupe-founding-story)
両氏ともに23歳。サイバーエージェントベンチャーズより、学生ながら資金を調達した。今年3月に立教大学を卒業する二人組だ。
シードラウンドでの資金調達のハードルは下がってきているものの、この若さ、そして在学期間中での資金調達はなかなか珍しいのではないだろうか。気になるサービスの内容だが、「Coupe(クープ)」は美容師のサロンモデル探しを簡単化するウェブサービスだ。登録するサロンモデルの数は130人にのぼり、サロンモデル依頼件数の累計は1,200件を超えている。女性ならではのバリューが発揮できる領域という事もあるのだろうか。これからの活躍に期待だ。
株式会社アンティミンス代表取締役・川崎希氏
(出典:http://theory.ne.jp/k-nozomi/)
現在27歳。元AKB48という経歴を持つ。8000人のオーディションから20人に選ばれ、約3年間の活動後、「社長になりたい」と公言。
AKB48活動時に40万円を貯め、ネットでショップで立ち上げた。
決死の努力の末、原宿に出店。すべての商品のデザインを担当し、各業者との打ち合わせや、製造工場の指示まで一人でこなす。
その後、ANTIMINSS(アンティミンス)(聖なる布という意味)を起業し社長に就任。流行の移り変わりが激しいレディースではなく、定番商品でも長く売れるメンズに絞り、リスクを抑えるために最初はネットショップだけでスタートした。最近テレビでよく見かけるようになり、賛否両論あるようだが、20歳で自分の会社を起業し、独学でここまで成功することは容易ではなかっただろう。タレントと会社経営という二足のわらじを履きながらどこまで活躍できるか期待だ。
株式会社プリンシパル・七尾エレナ氏
(出典:http://4meee.com/articles/view/627634)
現在25歳。北海道の大学を卒業後、株式会社マクロミルに入社。
その後、ホリエモンこと堀江貴文氏の出資を受けて株式会社部活動を設立し、代表取締役に就任。昨年(株)部活動の代表取締役を退任し、今年の1月株式会社プリンシパルを立ち上げる。
現在、(株)プリンシパルは女性特化のコンテンツマーケティングサービス「プリンシパルリサーチ」を提供している。七尾氏のマクロミルでのマーケティングリサーチ経験を生かし、企業向けに女性の定性調査を行うサービスだ。これから日本を代表する女性起業家になる可能性を秘めた人材だけにこれからの活躍が期待される。
株式会社フォルスタイル・平井幸奈氏
(出典:http://www.sumoviva.jp/trend-tips/20141125_247.html)
現在22歳。早稲田大学政治経済学部4年生。
2013年9月、日本初のブリュレフレンチトースト専門店ForuCafeを立ち上げる。フレンチレストランのキッチンでのアルバイトををきっかけに料理の世界に魅了され、2012年8月より2カ月間、単身オーストラリアのシドニーへ渡り、billsサリーヒルズ店、ダーリンハースト店で修業。帰国後、料理教室・ケータリングのカフェプロデュースなどを手がける。13年9月に日本初のブリュレフレンチトースト専門店『ForuCafe』を 14年11月、シチュー専門店『ForuStew』をオープンさせる。web系で起業する若者が多い中で異色の存在だ。飲食業は、食中毒などのリスクが大きく学生が参入すべき領域ではないと一般的には言われている。そんな一般論とは裏腹に自分が本当にやりたいサービスを突き進めているのが平井氏だ。先日はクラウドファンディングで100万円の資金調達も成功させ、今後の展開が気になるところだ。
この記事を書いた学生ライター
co-media 編集部
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