投稿日: 2014.10.12

私が外資系金融への内定を決めた理由

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所属:早稲田大学 文化構想学部 松岡 那苗(ななえ)さん 内定先:外資系金融証券 数々の超有名企業でのインターン後、外資系証券会社への入社を決められた松岡さん。 なぜ数ある外資系金融の中で外資系金融証券を選ばれたのか、その本音に迫ります。 前編: バイタリティが導く女性の海外進出

企業選びの軸は"お金稼ぎ"

ーー松岡さんの就職活動での企業選びの判断軸を教えてください。

軸は「お金稼ぎ」です(笑) 給料が高いということですね。日本では女の子は「お金稼ぎ」とは言いづらいと思います。だからこそ私は目立っていたんです。単純すぎますが、私が本当に心の底から思っている軸なんです。私の価値観では「給料を頂く」というのは、「頂いた給料分のバリューを出す」という意味なんです。私は大学生活で他の学生より仕事をしてきたという自信を持っているので、給与水準の高い会社じゃないと働けないと思ったんです。もし月給が20万円だとしたら、20万円分のバリューしか出せない働き方になってしまうと思うんです。起業家の方々がおっしゃっているように「世の中はお金じゃない」と、しっかりお金を稼いで心からそう言えるようになりたいと思っています。お金をたくさん持っていない今だからこそ、お金持ちになってから言いたいんです。今「世の中はお金じゃない」と言っても説得力がないですし、自分にウソをつきたくないというか、偽善者になりたくないんです。

ーー松岡さんの就職活動の流れを教えてください。

まず、ゴールドマンサックス、バンクオブアメリカ・メリルリンチ、BNPパリバの3社のサマーインターンシップに参加しました。本選考では外資系金融は全社エントリーしましたね。

ーー松岡さんが就職活動を通して得たこと、感じた事は何ですか?

自分は思ったよりポテンシャルがあると感じることが出来ました。金融や数学の知識がない中で思ってもいない業界からオファーをもらえたので自信になりました。 感じた事として、就活中に自己分析をする学生がたくさんいるのですが、私は自己分析をする意味はないと思っています。自己分析をするよりも他の人と違うところを探したほうがいいですね。私にとっては砲丸投げをしていたことや海外で仕事をしてきたことです。 あと、就職活動中の面接はゲームだと考えてました(笑)「500人の面接受験者からいかに10人に残るか」というのを面接官を見ながら考えていて、例えば「右の方に座っている面接官の反応が悪いから改善しよう」という風に、どうすれば選考を通過できるか探っていくのが楽しかったですね。面接は交渉ゲームと考えていたので、就職活動は面白かったです。

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タクシーの乗り方で会社を決めた

ーー数ある外資系証券の中でなぜ入社先を現在の内定先に選ばれたのですか?

社員の方のタクシーの乗り方で決めました(笑) 簡単に言えば人が良かったということです。社員の方にディナーに連れていって頂く機会が各社あって、毎回一緒にタクシーに乗せて頂いていたのですが、その時にタクシーの運転手の方に対して社員の方がどういう立ち振る舞いをなさるかをなるべく観察していました。現在の内定先の方は本当に気配りをされていました。最終的にはそこで判断しました。 実は最初は給与水準は各社変わらないので、外資系金融であればどこに入ってもいいと考えていました。数社の中から入社先をどこにするか悩んでいたのですが、現在の内定先から一番早く内定を頂いたんですね。私は「仕事を取るのは誰よりも早く」を意識しているので、それと同じように私を早く採用してくれた現在の内定先を選びました。あと面接中にスターバックスのコーヒーをもらったことも後押ししました(笑)

外資系金融の倍率・給料・業務

ーー外資系金融に内定をもらう倍率ってどれくらいなのですか?入社後の給料はどれくらいなのかについても教えて下さい。

倍率は500倍と言われてますね。外資系金融の採用は、優秀な人材がいれば採用するし、いなければ採用しないという方針です。今年は1人も採用しない会社もありました。米系投資銀行のフロント業務でのセールスの内定者は、女性は3人しかいないんです。外資系金融の5社のうちの3人なので、とても少ないですね。今年の私の内定先のマーケット部門の内定者は私一人でした。

給料については内定者という立場なので、詳しくは分からないですね。ただ、日系企業の給料は低すぎると思います。外資系金融では給料の話はタブーのようですが、3年目で1000万円に到達すると聞きました。やはり外資系金融は初任給では日系の大企業の3倍くらいありますね。先日、20代で上場企業の社長レベルの給料をもらえるという記事が広まったと思うんですけど、あれは本当だと思います。外資系金融の従業員の給料は上がってくるみたいですね。アメリカで金融企業の従業員の給料を上げているみたいです。金融マンの数が減っていますし、Googleなどの企業に優秀な人材を取られてしまうので、給料を上げているみたいです。金融マンの数が減っていたり給料が高かったりという意味では男の子にはオススメしたい業界ですね。

ーー外資系金融にはどんな業務があるのですか?

2つあります。一つ目が投資銀行部門で二つ目がマーケット部門です。私はマーケット部門でセールス業務をします。商品が為替/債権・株と分かれていて、それをセールスします。ただ、プロダクトは決まってないんです。セールスするということは決まってるんですけど、何を売るかは決まっていないんですよね。でもそれが良かったんです。プロダクトのことを何も知らない段階で株のトレーダーのような専門的な職に就くことにリスクを感じていました。内定を頂いた他の企業はプロダクトが決まっていたんです。リスクを負いたくないと思っていました。 投資銀行業務は激務と言われていて、M&A案件を中心とした業務です。朝の8時から夜中3時まで働くと言われている部署ですね(笑)転職しやすいのは投資銀行部門の方だと思います。1年間はデスクローテーションになると思うので、私は投資銀行とマーケットの間のシンジケーション部門を狙っています。

海外と日本の就職活動の違い

ーー松岡さんは海外経験が多いので、海外の就職活動もご存知だと思うのですが、日本の就職活動についてどう思われてますか?

腐ってますよね(笑) 学歴が重視されるのは日本もアメリカも同じですし、アメリカでも日本同様コンサル業界や金融業界は華やかな業界と思われています。ただアメリカでは就職の面ではもっと自由ですね。日本の就職活動で一番おかしいと思うのが、新卒一括採用ですね。これは世界的に見ても本当に珍しいですよね。海外では18歳くらいから企業で無給のインターンをして、そのまま入社するというのが普通です。日本はインターンの経験がなくても内定がもらえる素晴らしい国なんですよね(笑)皮肉ですけどね(笑) さとり世代という本を書かれた方とラジオに出演する機会があって、私は新卒一括採用反対派として意見を述べたんですけど、新卒一括採用賛成派の方の意見としては、均等に雇用機会が与えらているから雇用環境が安定しているという主張でした。上位層の学生の話をするな、と批判されましたね。私は上位層の学生が、自分でチャンスを掴めるのにもかかわらず、彼らが敷かれたレールに乗ってしまうことを疑問視していました。そういった日本のシステムに捉われない外資の風土が私は好きです。インターンなどの経験の無さが学生と企業のミスマッチを引き起こしていると思います。大学では勉強することがセオリーという中で、良くないかもしれないですが私はそのセオリーに逆らってきました。仕事をする上で、インターンシップを経験するのはすごく重要で、無料で仕事を知れる機会ですし、ものすごく門戸が開かれていると思います。インターンシップや企業アルバイトをしてスキルを身につけて職務経験を書けるのが重要だと思っていました。 外資系企業のスピード感は、自分を育ててくれると思いますし、面接ではそれが顕著で、外資系企業は「3~5年後どうしたい?」と聞かれるのですが、日系企業は「30年後は?」と聞かれるんですよね。ここは就活生は考えて欲しいですよね。果たして30年後まで語れるのかってことなんです。外資系企業やベンチャー企業に行く学生が増えて欲しいですね。

ーー松岡さんのキャリアプランについて教えて頂きたいです。

自分の中で無理やり作った軸は、金融とファッションなんですね。それは女性がいない業界ということで、外資系金融で働いて力をつけたいと思っています。外資系金融に勤務した後または平行して、自分の土台になった両親が携わっているファッションの知識を身につけながら、自分で事業を起こすなど、色んな選択肢を探していきたいです。

就活が終わってから就活すべき

ーー最後に就活生にメッセージをお願いします。

“就職活動が終わってから就職活動をして下さい”と言いたいです。 就職活動は勝負の場なので、誰かが内定を取れているという事は、誰かは取れていないという事です。そこで内定がどんどん取れてしまうと自分はすごいんじゃないかという錯覚に陥ってしまいます。確かに、内定を取って喜ぶのはいいのですが、内定は本当に通過点に過ぎません。やりたい事の逆算での通過点です。多くの人がこのことを理解出来ていません。人間は弱いので、周りに合わせてしまうんです。内定を取って遊んだり、旅行に行ったりすると思いますが、その時間の使い方でどんどん差ができていくと思うので、就職活動が終わってからキャリアを考える活動が始まるのだという事を就活生には伝えたいですし意識して欲しいです。

松岡さんのインタビュー前編では、日本の女性の社会進出問題についてお話を伺いました。

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この記事を書いた学生ライター

Keiji Takahashi
Keiji Takahashi
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大学一年次よりスタートアップに興味を持ちアプリ開発/ベンチャーでのインターンシップを経験。 現在、学生の視野を広げるco-mediaとインターンシップから築く新しい就職の形InfrAを運営する株式会社Traimmuの代表。 サッカー観戦とジム通いが趣味。

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