「武力紛争」や「貧困」など、ある種ネガティブなイメージがあるアフリカ。しかし、多様性に溢れた、魅力いっぱいの地域でもあります。
「若者のアフリカに対するイメージを変えたい」ーー学生時代にアフリカを訪れた菅生零王さんは、共同代表を務める根津朋子さんとともに、若者のアフリカに対するイメージを刷新しようと「Tokyo Africa Collection」を立ち上げました。
彼らの想いに賛同した都内の美大生や若手デザイナーが、アフリカテイストを取り入れた衣服をデザイン。ミスコン経験者をはじめとするモデルたちがきらびやかな衣装に袖を通し、ファッションでアフリカのイメージをリデザインします。
第1回の「Tokyo Africa Collection 2016」が大成功に終わり、今年1月20日にはグレードアップした「Tokyo Africa Collection 2018」が開催されます。
そこで今回は、モデルとして登場する元AKB48(Team 8)の濵松里緒菜さんと、ミス青山2017グランプリの今井美桜さんにインタビューを行いました。前編となる本記事では、濵松里緒菜さんに大会への意気込みやAKB48に応募した経緯などを語っていただきました。
ーー濵松さんは、以前AKB48に所属されていたとお伺いしました。アイドルとしての活動や、現在の活動に興味を持たれたきっかけを教えていただけますか?
濵松:生まれた頃からアメリカに住んでいて、フィギアスケートをしていました。10歳で帰国し、徳島に住んでいたんですが、スケート場がなかったんです。以来、歌とダンスのスクールに通い始めました。
そこで表現することの楽しさを知り、「これからもずっと続けていきたい」と思ったことが芸能活動に興味を持ったきっかけです。
ーーAKB48に入られたきっかけを教えていただけますか?
濵松:高校3年生のときに、各都道府県の代表メンバーで構成される、AKB48の「Team 8」のオーディションがあると知りました。興味を持って参加してみたところ、合格することができたんです。上智大学に入学すると同時に、活動を開始しました。
ーー上京と同時にAKBに加入されたんですね。かなりバタバタしませんでしたか?
濵松:そうですね、とても大変でした。でも、挑戦することが好きなんです。帰国子女なので、日本に来た当時はコミュニケーションにも苦労しましたし、歌もダンスもレッスンが大変です。ただ、頑張った分だけ達成感が大きくなります。やりたいことに挑戦し、課題を乗り越えていくことに楽しみを見出していました。
ーー学業とアイドルを両立させるのも大変そうです。
濵松:平日は授業を受けた後にレッスンがあり、土日は全国でイベントがあります。友達と遊ぶ時間もありませんでした。今思い返せば大変なことは多かったかもしれませんが、自分が好きなことを続けられている充実感を感じていたんだと思います。
「紅白歌合戦」に出場できたことや、大きな会場でライブをさせていただけたのは、AKB48に所属できたからこそ。オーディションを受けるのも勇気がいる決断でしたが、周りの応援や支えがあって頑張ることができました。
ーー「Tokyo Africa Collection」のように、今までファッションショーに出た経験はありますか?
濵松:徳島県に住んでいた頃、一度だけ参加したことがあります。ただ、まだ幼かったですし、これほど大きな規模のファッションショーではありません。開催が近づき、緊張しているところです(笑)。
ーー「Tokyo Africa Collection」に参加を決めた理由を教えていただけますか?
濵松:コンセプトが素敵だったからです。私もアフリカに対しては「貧困」などネガティブなイメージを持っていましたが、同世代の方たちが、そのイメージを変えようと汗を流す姿に共感しました。私もその力になりたいです。
ーー「Tokyo Africa Collection」の魅力を教えていただけますか?
濵松:ファッションショーだけではなく、前田希美さんや知夏七未さんのトークショーがあったり、パフォーマーによるショーがあったり、誰でも楽しめる仕掛けがある「エンターテイメントショー」であることだと思います。
ーーこれからの濵松さんの活動について教えてください。
濵松:大学4年生になり、将来のことを考えるようになりました。AKB48で培ったや歌やダンスを活かしながら、いままで経験したことのないことにも挑戦していきたいです。「国際的に活躍するエンターテイナー」になりたいと思っています。
濵松さんが出演する「Tokyo Africa Collection 2018」は、1月20日に開催予定。数々のモデルが表現する「アフリカ」を観にいきませんか?詳細情報はこちら!