投稿日: 2017.5.7

UNIQLOさん、寄付した服は本当に届いているの?大学生の私が突撃インタビューしてみた!

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UNIQLOといえば、大学生御用達、いや…日本中で愛される人気アパレルブランドです。誰もが一着UNIQLOの服を持っている、そう言っても過言ではないと思います。店頭に足を運ぶこともあると思いますが、その際にこんな広告を目にしたことがありませんか…?

こちらはUNIQLOが行うCSR(企業の社会的責任)活動の一環で、いわゆる「難民のための衣料寄付」です。UNIQLOとGUのアイテムが回収対象で、リサイクルした服を貧しい国へと送ってくれるのだそう。

途上国への寄付…というと、とても壮大に聞こえてしまいますが、これなら大学生の私でも参加しやすい!

……ということで早速、服を寄付してみることに。方法は簡単。UNIQLO・GUの店頭に置いてある「リサイクルボックス」にいらなくなった服(UNIQLO・GU製のみ)を入れるだけ! 

「私が寄付した服は本当に難民の手に届いているの?」大学生の私が実際にユニクロに聞いてみた

「でも、この服は本当に難民の方たちの手に届いてるの…?」

この疑問を感じるのはきっと私だけではないはずだと思い立ち、直接聞いてみることにしました。

寄付した服は本当に届いているのか?UNIQLOに取材してみた!

「私が寄付した服は本当に難民の手に届いているの?」大学生の私が実際にユニクロに聞いてみた

というわけでやってきました。ファーストリテイリング社様。今回取材の協力をしてくれたのは、UNIQLO・サステナビリティ部ソーシャルイノベーションチームのリーダーを務めるシェルバ英子さん。

シェルバさんは、いわばUNIQLOにおける“CSR事業のスペシャリスト”です。それでは早速、気になることを聞いてみました。

ー私が寄付した服は本当に難民の人に届くんですか?

はい、もちろん届きます。私たちの服の寄贈は、非常にシステマチックに行われています。まずは、各店から国内にある倉庫に服を送り、選別作業を行います。ここでは、性別やサイズ、季節別によって18種類のカテゴリに分けられます。

-18種類にも選別されるんですね。ひとつ気になることがあるのですが、そこには彼らの好みは考慮されないんですか?

私たちはまず基本的にニーズのないところには服を届けたりしません。パートナーとして活動しているUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)さんから送られてくる要請書に書かれている細かいニーズに合わせた服を送るようにしているんです。

例えば、イスラム教圏の女性向けであれば、ミニスカートはなし、また彼女たちは体のラインが出る服を嫌うので大き目のサイズを。ほかの例でいえば、ヒンドゥー教圏の方たちには「お祭り色」ということで赤い色を好むんですよ。

「私が寄付した服は本当に難民の手に届いているの?」大学生の私が実際にユニクロに聞いてみた

ーなるほど…!興味深いです。選別された服はどのようにして目的地に運ばれるのでしょうか?

選別された服は、船便で運ばれます。

船便が日本の港から、現地の港に着くまで連絡をとりながら確実な確認をとっているんです。現地についてからも、盗難にあったり、ゲリラ組織などに襲撃されることなく内陸まで届けられるよう、しっかりと計画を立てたうえで、UNHCRさんやNPOさんにご協力いただきながら運送しています。とにかく徹底的に、一枚いちまい最後まで届くようにチェックしているんです。ちなみに、これまで盗難にあったことは一度もないんです。

ー素晴らしい徹底体制ですね…!

お客様一人ひとりからご寄付いただいた服は善意の塊ですので、一枚たりとも無駄にすることはできませんからね。

ー感動…!なんだか、疑がいかかった自分が恥ずかしくなってきました…。

実際に私たちも難民キャンプを訪れ、UNIQLOの服が本当に役に立っているのか調査しています。また、同時にその地域ではどんなニーズがあるのかも自ら調査を行っています。

ーそれが、UNIQLOさんのHPにある「フォトレポート」ですね!

そうです。実際に難民キャンプを訪れた際の写真を載せています。

ー難民の人たちと交流はされるんですか?

はい、しますよ。直近でいえば広報部の無敵さん(今回の取材に同行してくださいました)は、2016年冬にミャンマーを訪れました。

ー無敵さん、そのときのエピソードを教えていただけませんか?

私は現地で、UNIQLOのものらしいフリースを着た少女に出会いました。そこで「それはUNIQLOの?」って質問してみたんです。

すると、彼女は「そうよ。UNIQLOにもらってから着てみたら、周りのみんなに可愛いって言われたからずっと着ているの!」と笑顔で答えてくれました。

実は、UNIQLOは以前2014年に衣料寄付を行っていて、以来その少女はずっと同じものを着てくれていたのです。これを聞いたとき、自分たちのニーズ調査の成果、また、活動のやりがいを改めて感じましたね。

ーこれぞニーズにあった支援ということですね。シェルバさんにお伺いしたいのですが、店舗で働く方もCSR活動に参加しているんですか?

難民キャンプには、弊社の店舗で実際に働く社員にも同行してもらっています。現地でどのように自分たちの服が活かされているのか、目で見て理解してもらうためです。

ーそこまで徹底的してCSR活動を行っている企業というのは類を見ないんじゃないでしょうか?

そうですね。他企業さんと比べて大きく違う点は、私たちはまず「服にこだわっている」ことだと思います。最後まで届けること、それに加えて、ただ届けるのではなく服の質にこだわり一枚一枚しっかりと畳まれた状態で届くよう徹底しています。そのためか、ユニクロから届く服はクオリティがいいと現地から評価してもらっています。

ー1枚1枚畳むなんて、まるで新品の服のような扱い!

それが私たちのこだわり、企業としての姿勢です。

「私が寄付した服は本当に難民の手に届いているの?」大学生の私が実際にユニクロに聞いてみた

今回の取材結果

Q「私が寄付した服は本当に難民の人に届くんですか?」

A「はい、届きます。」

「私が寄付した服は本当に難民の手に届いているの?」大学生の私が実際にユニクロに聞いてみた

UNIQLOさんが行っていた徹底的な取り組みに感動し、取材が終わったころには懐疑心なんてどこへやら。このような具体的なプロセスがわかれば、より多くの人が寄付活動に貢献したいと思えるのではないでしょうか?

もし、UNIQLO・GUで購入したけどもう着ないかな~って服がタンスの奥底にしまわれている方、早速お店へGO!

今日からできる難民支援は、私たちのすぐそばにあります。

UNIQLOさんは、このほかにも難民雇用や、学校への出前授業など多方面において活躍されています。気になった方はHPを要チェック!

UNIQLO Sustainability


今回のインタビューは、「なんプロ学生レポーター」によって行われました。「なんプロ」とはJICA(国際協力機構)、UNDP(国連開発計画)、JANIC(国際NGOセンター)の協働プラットフォームであり、若者を中心に国際協力への関心を高めるための啓発活動を行うプロジェクトのこと。詳細情報はこちらのURLをチェック!

この記事を書いた学生ライター

山口 紗都美
山口 紗都美
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現役大学2年生で現在ドイツ留学中です。専攻は国際交流・国際協力。趣味は食べること(笑)、特技はサッカーです。よろしくお願いします。

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