ようやく台中での生活が始まりました!どのように生活をしているのか、項目別に書いていきたいと思います。
①日本で使用していたソフトバンクのiPhone6sをSIMロック解除して持参(ソフトバンクの契約は「電話番号・メールアドレスお預かりサービス」を利用し、一時停止)
②現地でプリペイド式SIMカードを購入(300NTD/30日、1.2GB、通話2000NTD分)
・必要書類:パスポート+顔写真付きの身分証
③SIMを入れるとすぐに通信、通話可能
免許証やマイナンバーカードなどの顔写真付き身分証は役立つことが多いので、留学に持参した方が良いです(私は持っていなかったため大変でした)。
街中の電話会社ではSIMの売り切れが多発していて且つ契約可能なプランが限られるので、空港での購入をおすすめします。空港には120日〜300日利用可能なパケ放題の学生専用プランもありますが、通信料を安く抑えたい場合はプリペイド式のものもあるので、どちらを選ぶかは検討する必要があります。
実際に生活してみると、どこにでもWi-Fiがあるという環境ではないですが最低限のデータ通信量(1.2GB/30日で十分)と電話番号さえあれあば困ることはなく、リチャージも電話会社のアプリからできるので、私はこのプランで十分だったと思います。
初期購入時は選択不可能でしたがリチャージの際には他のプラン(300NTD/60日、3.2GB)に変更も可能です。
クレジットカードを使って生活しようと思っており現金はあまり持ってきていなかったのですが、現金しか使えない場所が多く困りました。
持参しているカード等の都合から、現金を得る方法として可能だったのは以下の3つです。
具体的に、9/27に台湾のATMで1度に引き出せる最大金額の20,000NTDをキャッシングで引き出した時と両替をした場合の比較をしてみます。銀行によってレートはかなり異なりますが、今回は台湾銀行を参考にします。
日本円を台湾ドル(NTD)に両替する場合、1NTDは|10,000(円)÷3033|で、3.29 円となります。つまり、20,000NTD得るには|20,000(NTD)×3.29|、65,800円かかることが分かります。これに加えて手数料を取る/取らないは銀行によります。
http://rate.bot.com.tw/xrt?Lang=zh-TW
一方でキャッシング(EPOSカード)をした場合、レートは1NTD=3.23円、|64645円+ATM手数料216円+利息(締め日から金額確定日まで、今回は最低でも|64,645×0.18(年率)÷365(日)×10(日)|318円)つまり20,000NTD得るには65,179円かかることになります。
締め日直前にキャッシングをし、インターネットバンキングを通じて繰り上げ返済を行えば、両替よりも少々お得に現金を引き出せることが分かりました。
台中のようなアジアの都市部外に留学する場合はクレジットカードが使えない場所も多いと思うので、まとまった額の日本円を持参するか銀行を開設するなど、現金の調達方法は出発前に考えておくと良いと思います。
9月は初期投資、寮費、居留証申請、健康診断などがあったので予想以上に出費が嵩みました。
台湾では日本製の商品も多く売っているので持って来ればよかったと思うものは特にありませんが、文房具や化粧品、衣類など日本で使っているものを現地で新調する必要もないうえ、日本製品は割高なので持参した方が良いと思います。
実際に生活をする前は4人部屋でプライベートは一切ないと思っていましたが、机に向かえば周りは気にならないので居心地の悪さは感じません。
日本のクリーンさを痛感させられる部屋、トイレ、シャワーですが3日も経てば慣れるので、想像以上に快適に過ごすことができています。
時間割は以下のようになっており、授業の他には日本語を教えて中国語を教えてもらう「言語交換」も行っています。個人情報と学びたい言語を記入した用紙が貼ってある掲示板があるので、言語交換をする相手を見つけることは簡単です。また、これは1対1で話すことが出来るので疑問点は分かるまで質問し続けられますし、台湾人の友達を作ることができるという意味でも有意義な時間です。
東海大學は台中駅まで10km程あり、台中の中でも郊外に位置していますが、大学付近にはスーパー、デパート、夜市があるので買い物や食事には困りません。
台湾の公共交通手段を利用する際にはSuicaのようなチャージ式の「遊悠カード」というものを使うと便利です。これはスーパーやコンビニでも使用可能で、さらに台中はこのカードを使うと10km以内は無料でバスに乗ることができるため、日常生活に交通費がかからずとても助かっています。観光客であっても遊悠カードは購入できるので、台中に来る際には必需品です。
新しい土地に行くと「こんなところで生きられるのだろうか?」と不安に思います。しかし最初は不満や不自由があったとしても、そこで生きている人がいるのだから誰だって生きられるはずです。
ただ目の前の環境に必死に自分を適合させようとするのではなくて、環境を利用して自分が生きやすいように順応していけば良いのだと思います。
例えば、日本で友達を作ることが苦手だったのに、留学していきなりそれが得意になるわけではありません。大人数が集う場所で一気に友達を作れる人もいますが、私はそのような場で友情関係を築くことが苦手です。
しかし、言語交換や少人数の授業、サークル活動などで1人1人と向き合って話が出来る機会を活かして少しづつ輪を広げていくことで、現地の学生と関わることができています。
焦らず、周囲と比較せずに自分のペースを保つことがとても重要だと思います。
今回は、台湾に留学するとはどのようなことなのかをお伝えしたいと思い、このような記事を書いてみました。次回は、台湾に住んでいる・留学している・働いている「人」にフォーカスを当てた記事を書いてみたいと思います!
台湾・台中にある東海大學に交換留学中の国際基督教大学3年生です。旅行では気づかないような台湾の魅力をお伝えできればと思います!