高校生で起業し、さまざまなメディアで話題の女社長・椎木里佳さん。今回は、そんな彼女のお仕事に「カバン持ちインターン」として同世代の大学生が密着しました。
さて彼らはどのようなことを感じたのでしょうか。
今回参加してくれたのは、慶應大学の川口さん、甲南大学の本木くん、同志社大学の井上くんです。
この日の集合は16時。次の打ち合わせまでカフェにてお話タイムです。話題になったのは、椎木さんを支える意思の強さやアイディアの考え方などでした。
椎木さんといえばその行動力。源はご両親からの愛情だそう。出来るはずなのに出来ないことが悔しい。そんなシンプルなモチベーションが彼女を突き動かしているようです。「出来るはず」と信じられるのは、ご両親が「里佳ならできるよ」と、可能性を信じられるように育ててくれたからだとおっしゃっていました。
社長である自分が背負うべきトラブルに対する責任についても、どんな事情があっても最終的に決断したのは自分、だからこそ言い訳をせずに向き合うのだという強さが光っていました。
そして打ち合わせ、女子中学生・高校生のヒアリングへ。
オフィスの1階で中学生・高校生と合流すると、来てくれたことに対する感謝をハグで表現します。
言葉だけでなく身体全体で感謝を表す方法が、中学生・高校生からの絶大な信頼を得る理由かもしれないと、インターン生の川口さんは観察していました。
たしかに中学生・高校生の椎木さんに対する尊敬の眼差しがとにかくハンパなかったです(笑)。
その一方で「里佳ちゃん」と呼べる親しみやすさという魅力も伺えました。
いざ打ち合わせが始まると、どんなことが流行っていて、人気のある芸能人は誰かなど、緊張気味の女の子たちから話を引き出していきます。
この打ち合わせの対象が大きく「学生」というくくりだったので、カバン持ちのインターン生も度々意見を加えていました。
中学生・高校生の間で流行っている言葉が飛び交い、特に男性陣は聞き慣れない言葉をスマートフォンで調べながらの打ち合わせとなりました(笑)。
そして合間では椎木さんがどんなことをしているか、気になった点をしっかりメモにとります。
約2時間、休憩なしの打ち合わせでしたが、終始笑いが絶えず、和やかでした。
インターン生が印象に残ったと話してくれたのは、椎木さんが中学生・高校生から話を引き出す方法。流れの一段落が着くと、「〇〇は流行ってる?」と具体的なキーワードを投げかけ、新しい流れを作ります。Yes・Noで答えられる質問から話が膨らみ、さらに新たな情報が出て来ます。
このキーワードを投げかけるため、日頃から準備を重ねているのも垣間見えたとのことでした。
次の打ち合わせに向かう道中は、しっかりカバン持ちをします。
こちらのテレビ番組の打ち合わせでは、先程とは打って変わって、椎木さん自身の意見を求められていました。参議院議員選挙を目前に控えているということで(取材は7月初旬)、若者の選挙に対する姿勢など、タイムリーな話題を扱っていました。
相手の意見を引き出すために聞き役に徹すること、逆に、自分の意見をしっかりと伝えること。今回の取材では椎木さんのその両面を見ることができました。
そして最後は、今後のスケジュールを確認して少し雑談を。
身近なスタッフということで、これまでよりもリラックスした雰囲気でのやり取りでした。インターン生がこの半日で感じたこと、気になったことを質問することもできたようで、これまでのカバン持ちインターンの中でも、特に「和気あいあい」という言葉がマッチするカバン持ちでした!
椎木さん、ご関係者の皆さま、お忙しい中長時間お付き合いいただき、ありがとうございました!
慶応大学 川口真実さん
社長である椎木さんは、有名人でもあるし、壁があるかなと思ってインターンシップに参加したのですが、大変気さくな方でフランクに話してくださいました。
ミーティングに参加していたJCJKが、楽しみながら、かつ、大勢の大人の中でもしっかりと意見が言えるよう、ファシリテーションする能力が素晴らしいと思いました。
椎木社長ご自身、JCJK周りの知識が豊富で、snsや口コミから情報を集めるだけでなく、雑誌も欠かさず読んでいるということで、非常に努力家であるということも実感致しました。
私は20歳で椎木社長は18歳。椎木社長のパワフルさを生で見て、私もますます頑張ろうと思いました!このインターンシップに参加させていただけて良かったです。
甲南大学 本木 哲久くん
僕は「会社の強みを維持し経営する大切さ」と「椎木さんと自分との差」という二つのことを鞄持ちインターンで学びました。「 JCJK調査隊がリアルなJCJK達である」ためにあえて完璧にマナーを教えない考え方に強みの大切さを実感しました。
働いている椎木さんの姿を見ていると、僕と椎木さんにはやりたいことを実際に行っているのかどうかという差を感じ、自分も負けていられないと強く感じました。 この鞄持ちインターンに参加することが本当に良かったです。
同志社大学 井上 勲くん
カバン持ちインターンに参加し椎木里佳さんに付き添うことで、AMFの様々な活動を直接見る事ができました。そして実際のマーケティングの現場をインターン前より深く知る事ができて、採用して頂いたことにとても感謝しています。
私にとって同世代で会社を経営し、タレントとしても活動している椎木さんの存在は、経営者としての憧れであり目標とも思っています。今後の椎木さんの活動が楽しみです。