初めまして、East Ventures/ Skyland Venturesの廣澤です。
今回、4月に東京「#HiveShibuya」で大好評だった「Skyland Ventures Campus」を大阪にて開催することが決定しました。5月19日(木)19:00よりTECH::CAMP大阪で開催します。
ベンチャー企業、スタートアップが集積する渋谷道玄坂のコワーキングスペース「#HiveShibuya」はEast VenturesとSkyland Venturesのベンチャーキャピタルによって運営されています。創業初期の会社5~10社のオフィススペースと月間約500名が訪れるコミュニティスペースを併設しています。コワーキングスペース#HiveShibuyaは下記の様な空間です。
#HiveShibuyaを中心として開催される大学生向けイベントが「Skyland Ventures Campus(以下#SVcampus)」です。
#SVcampus はベンチャー企業、スタートアップとの接点創出を目的として運営され、コンテンツには①テーマ毎の勉強会、②高いレベルの学生が交流できるMeetupによって構成されています。下記は勉強会とMeetupの様子です。
昨年7月に第一回を大阪にて開催して以降、#SVcampus は累計300名以上の学生が集まり、#SVcampusを通してベンチャー企業、スタートアップでのインターンを始めた学生や起業した学生を輩出しています。
今回のイベントは4月に#HiveShibuya にて開催された内容を一部ブラッシュアップし、またゲストにはフリークアウトCOOの佐藤氏を招き開催されます。
前回イベントでの内容を一部掲載します。
佐藤氏は「広告の発明」について、
広告は、古くは瓦版などあったが、特に新聞広告に限定すると、約200年の歴史を持つ。初めて広告を掲載したメディアはフランスの新聞「La Press」という新聞で、1836年7月1日の午後から初めて広告を掲載し始めた。当時、フランスはフランス革命の最中で、新聞の購読料も非常に高くて市民が毎日買って読めるようなものではなかった。そのため、市民は政治や経済などの知識を得ることが難しかった。しかし、フランス革命をきっかけに、市民は政治や経済の知識を得て権力を監視する必要性を感じる。そこで、様々な知恵を絞った結果、新聞に新聞広告を掲載することを「発明」する。コンテンツの中の一部のスペースを企業に貸し出して企業から広告料を頂き、その代わりに消費者の購読料を下げることで、より多くの市民に新聞を行き渡るようにした。新聞広告の導入によって、「La Press」の収益は、これまで購読料だけでもたらされていたが、購読料を半分にして残りの半分を広告の収益によってまかなうモデルに変わった。これにより、消費者が支払う購読料は約半分まで抑えられた。つまり、企業は新聞の購読者にマーケティングメッセージを届けられるようになり、消費者は企業のマーケティング情報が届くだけではなく、新聞を気軽に買えるようになった。これは、非常に重要な「発明」だったと思う。
と説明し、佐藤氏はこれを「Guntenberg & Advertising」と表現した上で、
多くの人に人間が持っている知性を行き渡すために、印刷技術と同じくらい重要な広告の「発明」があった。
と述べ、「広告」の「発明」によってこれまでの産業の構造が大きく変わったことを語った。
[引用元:Pedia News ]
[写真協力:フリーカメラマン 延原 優樹、株式会社カウモ デザイナー 鈴木友樹氏]
East Ventures/ Skyland Ventures Associate ベンチャーキャピタルに所属し、スタートアップ向けイベント「#SVmeetup」、大学生向けイベント「#SVcampus」の開催を通して投資先支援、新規支援先の発掘を行っています。