「東京と大阪では”起業の常識”が全く違う」ゲームメディア運営のエズモム共同創業者 朴勝吉x高橋佑典対談

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「ゲーマーが心躍るコンテンツ」を作り、数多のユーザーを魅了し続ける、株式会社エズモム(Ezmom)。そんなエズモムを牽引してきたCEO朴勝吉氏とCOO高橋佑典氏のルーツと起業、現在の事業にかける思いに迫ります。

「東京と大阪では”起業の常識”が全く違う」ゲームメディア運営のエズモム共同創業者 朴勝吉x高橋佑典対談

朴正義: エズモムのCo-founder/CEO。大阪大学出身で大学1年生次に中退。カヤックやサイバーエージェントなど、インターネットのゲーム会社で働き、2013年8月13日にエズモムを設立、現在3期目。
高橋佑典: 同社Co-founder/COO。大阪大学法学部入学直後に、朴と一緒に会社を設立。学生時代からアプリケーションサービスの開発。時代の風を受けられる場所で戦いたいと思い、インターネットで勝負しようと決める。サイバーエージェント社などでの業務経験を経て、エズモムにて次世代のゲームメディアを運営中。

“起業”はおもしろい景色を求める途中にあった

———まず、お2人の最初の出会いについて教えてください。 

高橋さん: 同じ大学、学年でした。ぼくがタコパマッチングアプリ「たこぱろ」という出会い系のアプリを、エンジニアの友達と一緒に開発してたんです。僕がその友達と「たこぱろ」の打ち合わせをしてるところに朴が来て、僕の目の前でそのエンジニアを勧誘しだしたんです(笑)。それが最初の出会いで、はじめはライバルとして意識していました。でもお互い一旗あげたいと思っているところは一緒だったので、なんだかんだで意気投合しシェアハウスして一緒に住み始めて仲良くなりました。

 ———そもそもお2人が新しいサービスをつくったり、起業をしたりを志した理由はどこにありますか? 

朴さん: 起業を志したというよりも、いろいろ頑張ってやっていて、気づいたら起業していたという形が近いです。元々僕は「でかいことやるぞ」とずっと考えてたんですよ。中3のとき、退職する先生に送った手紙に「ぼくが韓国の大統領になります」と書いたんです(笑)。そして高2のときに、テレビで孫正義さんを見てかっこいいなと感じて、でっかいことをやるなら起業家になりたいなと。なので大学に入ってからは、最初はビジコンに出るとか、次はアプリ作ったらイケてるんじゃないかと思って、エンジニアを口説いたりしてましたね。やっていくうちに、俺はいつか起業するんだろうなって思ってたんですけど、「いつか起業するぞ」みたいな決意は別になかったんですね。 

———高橋さんが起業しようと思ったきっかけは? 

高橋さん: 僕も起業しようと思って起業したというよりは、どちらかというとレバレッジが効く方法を選択した感じです。大学時代に関しては、自分が持ってるものは超少ないのに、チャレンジできる環境はある。持ってるものが超少ない段階でレバレッジが効いた動きをすると、ほかの人よりも早くいろんな景色が見られると思っていました。それがたまたま今の時代はITであり、起業家という生き方でした。 

「人と違うことをする」快感

「東京と大阪では”起業の常識”が全く違う」ゲームメディア運営のエズモム共同創業者 朴勝吉x高橋佑典対談

———「レバレッジの効いた動きをしよう」と考えるようになった原体験はありますか?

高橋さん: 僕は元々、凄くイタい人間です。中学校のときも全校生徒の前で手を挙げて急にポルノグラフィティのサウダージをドヤ顔で歌ったりしてました(笑)、常に「みんなと違うことしたい」と考えていました。「おもしろいヤツだな」って思われるメリットが大事で、「恥をかく」とかってリスクは進んで取っていくスタイル。

———幼少期からその快感を知っている。

高橋さん: そうです。小さな勇気で大きな何かを獲得するのは爽快でした。

いざ東京へ。本気ならば上京しない理由はない

———元々関西出身で、関西でやっていく選択肢もあった中で、なぜ上京しようと思ったのですか?

高橋さん: 東京と大阪では”起業の常識”が全く違うということです。例えば今は投資家、VCとかが増えてきて、出資を受けやすい環境になってると思うんですよ。でもそこで大阪と東京では情報格差があるんですね。例えば東京だったら最初の投資、いわゆるシード投資は数%〜10%のところが、大阪で起業しようとすると、いきなりフィフティーフィフティーでやろうみたいな話になる。この例はかなり個人的な経験ですが、とにかくそういう情報格差が嫌でした。

朴さん: いろいろ動いて、東京にも行ってたくさんお話を伺ったりもして決定的に思ったのは、明らかにチャンスの数や情報量のレベルが違いすぎる。環境の差に衝撃がありすぎて焦ったんですよね。このまま関西にいるだけで成長スピードが遅いまま何年も経ってしまうとやばいなと、一刻でも早く東京のIT業界に溶け込んでいったほうがいいなと思いましたね。

———それで東京に出る決断を。

朴さん: なので、大学2年生のときから休学して絶対上京するぞ、と思ってました。もはや明らかに違ったので踏み出す勇気とかではなく、当然のように行くぞと。「本当に東京でうまくいくのか」と皆に心配されましたけど、結果的に上京して良かったなと思っています。

高橋さん: 僕らと同世代の関西の起業家の中でも、大阪に残る選択をした人もたくさんいるんですね。その言い分としては「インターネットの時代だよ、どこでも仕事できるじゃん、東京でできることも大阪でできるじゃん」なんですけれど、「どこでも仕事ができる」という話と「一番ベストな選択をする」話は全然違うと思っています。確かに仕事はできるかもしれないけど、環境も恵まれてる、市場も発展してる、そういう東京に行かない理由が、今の大学をやめたくないとか親元を離れたくないとかなのは違うと思う。だって事業が成功する理由と、それは関係ない。その選択をしている時点で、会社を成長させることを優先順位の1位にしてないからダメでしょと思います。

みんながビビるくらいおもしろいメディアを

「東京と大阪では”起業の常識”が全く違う」ゲームメディア運営のエズモム共同創業者 朴勝吉x高橋佑典対談

———次は事業についてお聞きします。いまのエズモムさんはゲームという分野でご活躍だということなんですが、どうしてゲームなんですか?

朴さん: 最初はとにかくITでイケてるプランをいっぱい考えようとして、決断する軸は特にありませんでした。案の定3〜4回ぐらい事業が変わって、やれば失敗、やれば失敗みたいな暗黒期があったんですけど、結果的にそれがなくなって事業が軌道に乗ってきた。そのときに決めた軸として「絶対に得意なことをやろう」「絶対に市場が伸びてることをやろう」「周りの力や周りの環境を活かせるところでやろう」と考えたんですよ。それだけを徹底するようにしたんです。いろんなプランを考えてたんですけれど、たまたまゆっけ(COO)もぼくもゲーム会社で働いた経験があってゲームが得意だったんです。ゲーム分野が得意だったし、市場も伸びてた。かつ1年半前くらいはMERYが買収されたり、iemoが買収されたりしてたところで、メディアが伸びている。だから得意だし、伸びてるゲームメディアをやろうと思ったんですよね。
あとはたまたまうちの株主のアンリさんがメディアにたくさん投資したり、TNK(東大起業サークル)の先輩の福島さんがGunosyというキュレーションアプリの創業者であったり、和光さんがカウモというメディアをやっていたりしていて、メディアのノウハウはそこら中にあったんです。なので、ゲームメディアを事業の軸に置こうと決めました。

——今後の展開はどのように考えていますか?

朴さん: やるからには業界を代表するゲームメディアを作りたくて、みんながビビるようなめっちゃおもしろいメディアを作りたいって思っています。みんなに愛されて「このメディアはめっちゃおもしろい」と言われるようなゲームメディアを作りたいですね。

———では、ゲームを作る可能性も?

朴さん:もちろんありますね。

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