投稿日: 2016.5.13

99%の大変さを乗り越えてでも、実現したい世界がある。「出張ネイルサービス」を立ち上げた女子大生、初インタビュー!

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オシャレの大事なパーツであるネイル。
ファッションモデルがSNSに写真をアップしたり、みなさんにも頻繁にサロンに通う方も多いのでは?

…でも、華やかな世界のウラに潜む問題をご存知ですか?

その問題を解決すべく、ある女子大生がビジネスを始めました。
目指すビジョンは何か、どんな苦労を乗り越えて来たのか…

先月遂にサービスをリリースした女子大生社長、初インタビューです!

99%の大変さを乗り越えてでも、実現したい世界がある。「出張ネイルサービス」を立ち上げた女子大生、初インタビュー!

豊竹 桃子 株式会社ミコリー 代表取締役
1994年生まれ、立教大学4年(休学中)。「撮影女子会」などのインターンを経て、2015年11月、株式会社ミコリーを立ち上げ、オンデマンド型出張ネイルサービス「MICOLY」を運営する。

自信があるわけではない。それでも不安を越える「やりたいこと」があった

───ミコリーの事業について教えてください。 

豊竹:事業自体はシンプルで、オンデマンドの出張ネイルサービスです。ホームページからネイルのデザインを選んでいただいて、サロンに行くのではなく、お客様のお好きな場所にネイリストが伺います。 

───なぜ出張のネイルサービスをされようと思ったんですか。 

豊竹:知り合いのネイリストさんにヒアリングしていると、賃金とか労働時間とか、働き方の問題が深刻だということが分かったので、それを解決するサービスにしようと思ったんです。朝から晩まで週5日働いて、土日も練習しなきゃいけないから結局サロンに行かないといけない。離職率も80~90%位あります。出張という形にして、ネイルをするために必ずしも必要というわけではない店舗の経費を浮かすことができれば、ネイリストさんに新しい働き方を提供できるねとなったわけです。アメリカとか中国でも出張型のサービスが拡大し始めていて、もう数億円規模の売り上げがあります。それを日本でも広めようと思いました。 

───資格のないネイリストさんが爪を削り過ぎてしまうなどの問題もありましたよね。事業に参加して頂くネイリストさんはどのように選ばれているんですか? 

豊竹:面接と実技試験をして接客とスキルを判断しています。スキルの面ではプロのネイリストさんと相談したチェックポイントをリスト化して、実際に私にネイルをして頂きます。元々ネイルが好きで、かなり勉強もしましたし、自分でもチップを作ることもあるので基本的には私が分かります。どうしても分からなくなった時はプロの方に伺っています。 漠然と良いよというのは怖いので、お客様にきちんと安心して頂けるように、そこは徹底しています。 

───そもそもビジネスをしようと思われたきっかけは何だったんですか? 

豊竹:DeNAのStuBizというサマーインターンに参加したのがきっかけです。マーケティングや広告などのコースに分かれている中で、私が参加したモバイル開発事業部のコースでは、「今すぐ投資家にプレゼンしたくなる新規事業」を考えるという課題が出ました。このインターンの前に別のスタートアップに関わっていた時があって、そこで事業を新しく作るのを楽しそうだなとは思っていたんです。でも自分で1から作る自信はなかったので、環境が整っている企業の中でアントレプレナーとして大きいサービスを作りたいと思いました。それができる環境ということでDeNAに興味を持ちました。 

StuBizの新規事業のコースにはメンバーが5人いて、それぞれひとつずつ新規事業を考えるんです。日頃からネイリストをしている友人の話を聞いていたので、先ほどの問題を解決できるビジネスを作りたいと思いました。
 インターンの最後にミコリーの原案をアイデアとして提出したんですけど、私は企画だけで終わりたくなかったんです。お話を伺ったネイリストさん達から「待ってるから!」って言ってもらえて、散々手伝ってもらったのに「インターン終わったからしません」というのは本当に最悪だなと思ったので、絶対に事業にしようと思いました。
事業化をするにあたって、StuBizにも参加していた今のパートナーの横田に声を掛けたんです。実は元々インターン中に横田から「起業しようよ」って誘われてたんですけど、その時は全く起業なんて考えていなかったから「え?」みたいな感じだったんです。でもこのネイルのサービスをどうしてもやりたいってなった時に今度は私から声を掛けました。最初はDeNAのオフィスを間借りしてやっていたりもしたんですけど、やっぱりもっと本格的にやりたいと思って起業することにしました。 

───なるほど、自信がなかったというインターン以前と比べたら大きな変化ですね。 

豊竹:そうですね。今も自信があるわけではないんです。でもその自信の無さ以上のやりたいことが明確にあったので、それに向かってきたという感じです。 自分のやりたい事をしっかり考えないといけないと思うようになったことも、このインターンを通して得た変化ですね。自分のやりたい事を実現するためにはどうしたらいいんだろう?っていうのを真剣に考えるようになりました。
 横田と出会えたこともとても大きかったです。信頼できるし、心強い。私の想いを言語化して実現するまでの流れを論理立ててくれます。

99%の大変さを乗り越えてでも、実現したい世界がある。「出張ネイルサービス」を立ち上げた女子大生、初インタビュー!

失敗があるからこそ、成長するべきことが分かる

───ビジネスパートナーをすごく大事にされていて、自分が支えられているということをすごく意識されているんですね。 

豊竹:本当にもう、私の会社は自分より優秀な人しかいないんです。(笑)外資の企業の方が手伝ってくれたりとか、エンジニアとして10年働いてこられた方が手伝ってくれたりとか。それも遅くまで頑張っているから力になりたいという事を言ってくれて、本当に支えられていると思います。

 でも失った人もいるんです。それは今でも一番後悔しています。何も分からなかった自分に1から教えてくれた方なんですけど、私がその人の期待に応えられなかったんですね。そんなことをもう二度と起こしたくないと思っているし、私がその人が求める水準になったらまた一緒に働きたいなとも思っていて。
だからこそ、その人の教えであった「対人関係を重視する」ということには今でも特に力を入れています。ビジネスなので、経営者という肩書きを背負っている以上、学生のノリは本当に一切捨てなきゃいけない。話し方から、態度、文章力、うなずくタイミングとか、それからコミュニケーションのスタイルまで、全部を変えている所です。 

───うなずくタイミングもですか、すごいですね。ビジネスをする上では、やっぱり出会いだけじゃなくて別れもあるんですね。

 豊竹:もちろんこの失敗を引きずるわけにはいかなくて、その時もめちゃくちゃ辛かったですけど、気分転換する暇も無く、泣きながら仕事をしていました。

 ───最近は起業する学生も増えていますが男性が多い印象があります。実際に会社を起こしてみて、女性ならではの悩みなどはありますか。

 豊竹:最初は不安もありました。でもやっぱり支えてくれるメンバーが沢山いて、そのメンバーが増えていくと、最初の不安は不要だったと思っています。今は全くそういうものはないですね。 ただ、体力の面では悔しい思いをすることもあります。もっと同等に働きたいけど、やっぱり体力的に限界が来るのは男性より女性の方が早いので。でもそれ以外に特に不利に思った事は無いですね。 

女性が働くにあたってワークライフバランスとよく言われますが、そもそもワークとライフは別ではなくて、ライフの中のワークだと思うんです。だから仕事とそれ以外の生活の「両立」って言う感覚自体が違うのかなと思っています。 私は今、一番やりたいことが仕事で、仕事がライフだから、ほとんど仕事しかしてないですけど「ワークライフバランス」は成り立っています。

99%の大変さを乗り越えてでも、実現したい世界がある。「出張ネイルサービス」を立ち上げた女子大生、初インタビュー!

動かないのは、考えていないことと同じ。

───やりたい事はあるけど、それが出来ないという方もいます。豊竹さんはどのように一歩を踏み出されましたか。

 豊竹:動かなかったら、「何も達成していない」という結果は考えていない人と同じなんです。だったら行動しなきゃって思いました。考えただけだったら、結局何もしてない事と同じですよね。

 あとは、一つの事に集中するべきだと思います。私もそうだったんですけど、バイトとかサークルとか色々と気になるものはありますが、一つのことに集中しないと結局全部中途半端になってしまって本質が見えなくなると思います。本当に大事なものは何かを見極めて、それをやり遂げる。命かけるくらいやらないと成長しないと思います。
私自身、以前は学生団体とか色んな事をしていたんですけど、仕事っていう一つに絞ったことで今本当に成長しないといけない部分が見えてきて、ちょっとずつだけど改善されていると思っています。 最初は色んなことを見て、経験して、でもいつかは自分がどこにフォーカスするかを決めないといけない。早ければ早いほど良いと思います。

 ───事業を立ち上げられてから約半年が立ちますが、振り返ってどう思われますか。 

豊竹: そうか、もう半年経つんですね。あっという間でした。 仕事は99%位しんどいです。(笑) しんどいんですけど、ユーザーの方からお礼を言って頂いたりとか、その1%の嬉しさがあるから続けられているんだと思います。一週間で100時間以上働く時もありますし、色々大変だと思うけど、でもやっぱりこの大変さを乗り越えてでも実現したい世界があるんです。99%に耐えうる想いがあるので諦めないでここまで来られました。

 リリースを目前に控えて(取材後4月22日にリリース)やっとスタート地点に立ったという感じです。この先は、観光客を中心にどんどん拡大してきます。あとは、自分が女子大生なので、早く女子大生が使ってくれるような施策も在学中に導入したいですね。楽しみにしててください!

99%の大変さを乗り越えてでも、実現したい世界がある。「出張ネイルサービス」を立ち上げた女子大生、初インタビュー!


この記事を書いた学生ライター

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