就活をしていると、「圧迫面接されている!?」という状況に陥っていることがあります。
しかし、圧迫面接は恐るるに足らず、です。
今回は圧迫面接に対処する方法をご紹介します。
(出典:http://girlschannel.net/topics/634948/)
圧迫面接とは、面接で受験者に対して、わざと意地悪な、もしくは威圧的な内容の質問や反論をし、これに対する応答・対応を評価する面接のことをいう。『面接の達人』といった就職試験ノウハウ本の中で定義づけられた。
(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/)
企業が意図的に圧迫面接を行う目的は、ビジネス上のプレッシャーに学生が耐えられるかどうかを判断するためです。仕事をしているとストレスのかかる状況は多々あります。期日までに仕事を仕上げることができるのか、取引先のお偉いさん相手にミスをした場合どのように対処するのか、など実際のビジネス現場を想定して学生をテストしているのです。
では圧迫面接とは具体的にどのような面接のことを言うのでしょうか?
きちんとした定義はありませんが、以下のような例が今までにありました。
「すべらない話を披露しろと言われた」(東京都・23歳男性)
「面接前の説明会はニコニコしていたのに、面接になった途端に圧迫的な態度で全否定された」(宮城県・28歳女性)
「なにを言っても否定され、面接官と喧嘩になった」(愛知県・23歳男性)
「何と答えても、面白くないですねとばかり言われた」(兵庫県・27歳女性)
「一人っ子は協調性がないからいらない」(愛知県・22歳男性)
「大学に行った意味があったのと言われた」(兵庫県・24歳男性)
「部活動もしてないのに協調性とか、上下関係とか本当に大丈夫なの?甘えた生活してきたんだねとかなりバカにした言い方で聞かれた」(兵庫県・26歳女性)
(出典:http://diamond.jp/articles/-/49305)
いくらストレス耐性を見るとはいえ、やりすぎな例もあります。
人間性を否定するものや、仕事と全く関係ない話にまで突っ込まれたら呆れてしまいます。
面接官とはいえ人ですので完璧ではありません。明らかに意味のない質問をされたり、悪意のあることを言われた場合我慢して面接を続ける必要はありません。
しかし、一方で中には、きちんとした意図を持った質問や発言のはずなのに、学生には過剰に圧迫感を与えてしまう場合もあります。例えば面接官が「なぜ?」を繰り返してくる場合、それは嫌がらせをしているわけではなく、あなたがどこまで物事を考えているのか、どれだけ思考ができる人なのかを試している場合があります。面接官の意図が伝わってくる場合にはしっかりと対応するようにしましょう。
圧迫面接が圧迫である所以は不意に圧迫してくることに一因があります。「圧迫面接などという面接もあるんだなあ」ぐらいに常に思っていることで、突然圧迫面接が始まってもびっくりすることはありません。
きついことを言われてカッとなったり涙が出そうになる人もいるかと思います。しかし、実際の仕事の現場で我を忘れて怒ったり号泣することは避けたいですよね?
仕事の練習だと思って常に冷静さを失わないようにしましょう。
面接官は圧迫面接中にあなたの態度や目線も確認しています。あまりにもおどおどしていたり、キョロキョロしていると気になるものです。圧迫してきても相手を見つめ返すぐらいの気持ちでいましょう。
では圧迫面接に対してどのように対処すればよいのでしょうか。以下では、圧迫面接に対応するための方法をご紹介します。
焦ったら負けです。先ほども述べたように圧迫面接の目的とは「ビジネス上のプレッシャーに耐えられる人材かどうか」を判断することです。「ちょっと詰めたら浮き足立ってるな、この学生は」などと思われたら、不採用コースまっしぐらです。相手が詰めてきたら「圧迫面接が始まったな」ぐらいの感じで堂々と受け答えしましょう。
面接官も所詮ただの人です。もしかしたらその面接官も就活時には、圧迫面接される側だったかもしれません。さらに言えば、圧迫面接をしている面接官は心を痛めながらも、自分のために「圧迫面接をする面接官」という役割を演じてくれているのかもしれません。そう思い込むことで気が楽になってきませんか?
圧迫面接に対する最大の対策は、面接官を驚嘆させるほど準備をしていくことです。「なぜIT業界に興味があるの?なぜITじゃなければダメなの?他の業界との違いは何?」などと圧迫面接が始まったら、事前に準備しておいた、面接官の想像を超えるような素晴らしい回答をして圧迫面接を乗り越えましょう。その業界のプロであるはずの面接官を超える情熱と知識を披露すれば圧迫面接など恐るるに足らずです。
いかがでしょうか?
今回は圧迫面接に対する対処法を見てきました。
圧迫面接の際に一番まずいことは思考停止状態になることです。
圧迫面接によりパニックに陥りそうになったら多少面接官を待たせても大丈夫なので深呼吸をしましょう。あなたの内定はその深呼吸の先にあるはずです!
ベンチャー・ITに興味があります、よろしくお願いします。九州と関西と関東に住んだことがあります。