インターンは行かないよりも行った方が良いの?
就活生なら誰もが抱く不安ですよね。これに答えるには、そもそもインターンという言葉の意味から説明しなければなりません。インターンに行く意味があるのかどうか、この記事を参考に考えてみてください。
現在日本で行なわれているインターンシップの8割以上が、1dayや短期のインターンの説明会です。就活生が使う「インターン」は大体この短期型のワークショップをやったり、ほとんど説明会みたいなものだったりするインターンのことです。
他にインターンというと、ベンチャー企業や中小企業が盛んに行なっている長期インターンがあります。お金を稼ぎながら実務を経験する類のインターンですね。こちらの場合は基本的に就活直前で行くものではないです。
さらに付け加えるならば海外インターンもありますが、こちらは現状では参加する学生は非常に少ないです。日本で盛んになるにはまだまだ時間がかかりそうですね。
これらのうち、就活生が対象としているのは主に短期インターンなので、今回は短期インターンに参加する意味ついて見ていこうと思います。
長期インターンや海外インターンについてはこちらの記事を参考にしてください
・ベンチャー企業で有給インターン。アルバイトと何が違う?
・長期インターンを経験して感じる「コミュニケーションの大切さ」とは。
・海外インターンで得られる成長とは?
・海外インターンを探す際に使うべきサイト5選
インターンに行くと就活が有利になるか、不利になるかというと、基本的に不利になることはあまりありません。
ただし、課題解決型のインターンに参加して「使えない学生」と烙印を押された場合は不利になると言えるかもしれませんが…中にはこういった採用直結型のインターンもあるので、参加する前にその企業がどういう目的でインターンを打ち出しているのかしっかりと把握しておきましょう。
基本的には企業が催すイベントに参加しておいて意味がないことはありません。情報を得るためにもなるべく多くの行事に参加すべきです。
短期インターンで一番大きいメリットは、インターンに参加した学生の採用フローがショートカットされることでしょう。多くの企業がこの方式を用いています。
実際就職活動をすると、ESや面接の日程が何社も重複していて、非常にスケジュールがタイトになりがちです。そんなときに同じ会社に何度も面接をしに行く手間を省けるのはめちゃくちゃ大きいメリットといえるでしょう。
そしてショートカット方式をとっている会社は、表向きにはインターンと採用は関係ないと言っていますが、インターンに参加していない学生よりもその企業を志望しているというアピールにつながります。
もう一つのメリットとして、採用直結型と打ち出しているわけではない企業も、表向きにはしていませんがインターンに参加した学生にはリクルーターをつけたりすることもあります。
経団連は6月から面接解禁!と言っているものの、実態としては水面下で面接が進んでいるんですね。
これらのメリットが直接採用に有利になるとは言いきれません。しかし、時間的にも就活生には嬉しいメリットですし、何度も次の面接に進めるかどうかの連絡待ちで不安にならなくて良いのは精神的にも良いでしょう。
短期インターンに参加できるチャンスがあるなら、行ってみてはいかがでしょうか!
慶應義塾大学商学部。圧倒的モラトリアムを満喫するために4年間日吉キャンパスへ通う(通常2年間,3年生から三田キャンパス)。 豊富な大学生活を活かして社会貢献できないか模索中。