全国有数の有名人輩出小学校として知られる慶應義塾幼稚舎。その実態は一般人にはあまり知られるところはないが、実際どんなところなのか、みていきましょう。
出典:http://science.yochisha.keio.ac.jp/ScienceMuseum/
慶應義塾幼稚舎は日本で最も古いと言われる私立小学校
1874年に福沢諭吉の門下生であった和田義郎が年少者を集めて教育を行ったのが始まり
1880年頃から慶應義塾幼稚舎と称されるようになる
1898年に正式に慶應義塾の一員となり慶應義塾の一貫教育が確率された
出典 : 慶應義塾幼稚舎-Wikipedia
名前の響きからは幼稚園を想像してしまいますが、慶應義塾の小学校です。
小中高大と、世界的に見ても類のないエスカレーター方式で大学まで行けてしまうシステム。真の慶應ボーイとは、慶應義塾幼稚舎から入学した人のみに許される称号…!?
出典:http://gendai.ismedia.jp/articles/-/16948
福澤諭吉は、「まず獣身を成して、のちに人心を養う」と常に唱えていました。そこで、その教えにしたがって、幼稚舎では昔から身体能力を鍛えることに力を入れ、入学してから卒業するまでにたくさんの体育行事や活動を用意しています。
また、幼稚舎では6年間クラス替えがなく、さらに6年間を通じて同じ担任が、クラスの児童一人ひとりの成長を見守って細やかに対応しています。一方で、多くの教科(理科・音楽・絵画・造形・体育・英語・情報・習字)の授業を専門性の高い教員が担当し、それぞれの教科を通して様々な学びと成長を促すよう工夫をしています。
出典 : 慶應義塾幼稚舎HP-http://www.yochisha.keio.ac.jp/principal/
慶應義塾大学の体育会系学生が世の中で多数活躍していますが、小学校時代から体育に力を入れているようです。勉強をガツガツやらせるということはなく、むしろ勉学に関しては自主的にやってもらって、その他の面での教育に力を入れているようですね。
クラス分けはK、E、I、Oの4組。K組に有力者の子弟が集中しているのだとか。O組は開業医の子息が多く、将来的に医学部入学を目指すという。E、Iの両組には保護者が幼稚舎と縁のなかった子息が入っている場合が多いという。
出典 : YUCASEE media 慶応幼稚舎のクラス分けの特徴-http://media.yucasee.jp/posts/index/1902
慶應義塾幼稚舎に通う子供は6歳からクラスを選定されています。6年間クラス替えもないということですし、公立小学校でよくある担任の当たり外れについて心配することはなさそうです。信頼感も生まれて親御さんからも好評の制度だとか…
全児童が1000m完泳を目指せるように3年〜6年では夏の水泳授業に力を入れているそうです。
5,6年生はクラブ活動が必修で、児童はそのクラブごとに企画されるイベントに参加する模様。
希望者には国際交流プログラムの手配もあり、早い段階から国際色豊かな人間関係を構築できるかもしれません。
教育理念にもあるように、他者との交流や関係づくりに非常に力を入れていることが伺えますね。「親父会」なるものも存在して、父親同士の交流も盛んだとか!
出典:http://tobira-project.info/blog/1967.html
気になる学費ですが…
初年度は、1,536,480円
在学生は、1,196,480円
別途クラス費が年36,000円
一口10万円の義塾債を3口以上推奨(任意)
(慶應義塾HP2015年度より)
6年間で700万円以上かかります。私立文系大学に4年間通わせる費用より高いですね…!
出典:http://topicks.jp/10515
・櫻井翔:ご存知アイドルグループ嵐のメンバー
・石原良純:テレビでお馴染みの俳優、タレント、気象予報士
・松岡修造:元男子プロテニス選手のテニス指導者。熱血指導で有名
・森泉:ファッションモデル
・岸信夫:民主党の衆議院議員。
・中村光宏:フジテレビアナウンサー
多くの慶應義塾幼稚舎出身者がメディア露出の多い場所で活躍しています。
慶應義塾大学商学部。圧倒的モラトリアムを満喫するために4年間日吉キャンパスへ通う(通常2年間,3年生から三田キャンパス)。 豊富な大学生活を活かして社会貢献できないか模索中。