今年1月末、本サイト「co-media」が運営するインターンシップサイト「InfrA」からこんな企画が発表されたのをご存知でしょうか?
時価総額数千億円の企業を創り上げた現役経営者3名による、各1日限りのカバン持ちインターンシップが遂に実現!「将来起業したい」「就活に行き詰まっている」「退屈な学生生活に刺激が欲しい」どんな動機でも構いません。応募殺到必至の超高倍率インターンをあなたは勝ち取れるか?!
そして3月3日、記念すべき本企画の第一弾「C Channel株式会社 森川社長のカバン持ちインターン」が開催されました。今回はco-mediaにて、その一日限定インターンの様子をご紹介します!
若い女性向けに動画のファションメディアを運営しています。
コンテンツのジャンルはファッションやヘアメイク、ビューティのほかグルメや旅行、エンターテイメント情報も提供しています。https://www.cchan.tv/
<経営者紹介>
森川 亮氏
1989年筑波大学卒、日本テレビ入社。1999年、青山学院大学大学院国際政治経済学研究科修士課程を修了しMBA取得。その後ソニーに入社。 2003年ハンゲームジャパン(現LINE株式会社)入社、07年社長。2015年3月、同社代表取締役社長を退任。同年4月、C Channel株式会社代表取締役に就任。
co-mediaでの森川氏インタビュー記事はこちら↓
「安定よりも社会のための仕事を。森川亮氏の描く動画メディアの未来。」
今回のカバン持ちインターンには、アメフト部所属で120kgの巨漢 早稲田大学3年 佐々木くん、将来起業を志す国際基督教大学3年 吉村くん、既に起業されている女子大生社長の立教大学3年 豊竹さんの3名が参加してくれました。
人事の方から一日の流れについて説明を受けるインターン生の皆さん
森川社長にご挨拶する前に、C Channelさんのスタジオにて人事の方から本日の流れを説明して頂きます。そして秘密保持契約書にサイン。皆さん不慣れな手つきです(笑)。学生が秘密保持の契約書にサインすることなんて、ほとんどないですからね。「どんな裏情報が聞けるのだろう?」と期待と緊張が一気に高まります。
森川社長に各自質問をぶつけるインターン生の皆さん
スタジオからオフィスに移動すると、ミーティングルームにて森川社長がインターン生たちを温かく迎え入れてくれました。そして簡単な自己紹介の後、いきなり森川社長への質問タイムが設けられました。各々が今日のために練ってきた質問をぶつけ、それに対する森川社長の回答や鋭い逆質問が飛び交います。ここで交わされた詳しい会話の内容は参加したインターン生の特権、ということで割愛させて頂きますが、「仕事のスピードを上げるためのコツ」「有名企業の社長とつながりを作るための方法」など、この小一時間だけでも間違いなく参加する価値がある、非常に濃密な時間を過ごしました。
ランチのためオフィス近くのレストランに徒歩移動
社長にとってはランチタイムも商談やアライアンスのための貴重な時間なのですが、この日はインターン生のために時間を確保して頂きました。早速レストランへ移動する間にカバン持ち! といきたかったのですが、オフィスからレストランまでが徒歩数分のためカバンを持たずに移動……(笑)カバン持ちは次の移動までお預けです。
ステーキをご馳走になるインターン生の皆さん
ランチは森川社長行きつけのレストランでステーキをご馳走に。やはり食事を共にすると自然と距離が近くなりますね。森川社長から最近の学生のお金の使い方を聞かれたり、「人」とは何なのか、という深すぎる話まで、先ほどのオフィスでの質問タイムよりも幅広い話題で盛り上がりました。ここでのハイライトはアメフト部佐々木くん! 彼の食いっぷりには森川社長も圧巻でした(笑)。
森川社長のカバンを持ちをするインターン生の皆さん
次の予定は森川社長の講演会ということで、一旦オフィスに戻って荷物をまとめ、会場に移動します。ここでやっと森川社長のカバンが登場! カバンを持つことに大きな意味はないのですが、一応「カバン持ちインターン」ということで、インターン生がカバンを持って講演会場まで移動しました。
講演会でデジタル・マーケティングについて熱く語る森川社長
講演会のテーマは「デジタル・マーケティング」について。今や誰もが利用するLINE株式会社の前身で社長を務め、現在はC Channelという急成長中の動画メディアを運営されている森川社長が語るデジタル・マーケティングは、これからの社会でビジネスを行っていく上で非常に勉強になることばかりでした。100人以上の聴衆の前でC Channelのサービスやこれからの動画・メディアの在り方について熱く語る森川社長の姿を見て、インターン生たちからも「すごい方とお話させて頂いていたんだなと改めて感じました」とのこと。本当にその通りですね!
商談先のオフィスロビーにて
講演会の後は、女性なら誰もが知っている大人気アパレルブランドを展開する企業との商談です。アパレルブランドの会社ということで、ものすごくお洒落なオフィスに圧倒されるインターン生たち。社長同士の超重要な商談なので流石に同席はできませんでしたが、商談前の一時間、オフィスのロビーにて再び森川社長への相談会が開催されました!
商談も無事終了し、本来の予定ではここでインターン終了のはずだったのですが、なんと森川社長のご厚意でご一緒させて頂ける予定がもうひとつ! タクシーでの移動中に、インターン生との会話の中で急遽決まったとのことでした。更にその内容が超贅沢! 有名人のお知り合いも多い、あるレストランオーナーの誕生パーティーに参加させて頂けたのです!
パーティー前にまたしても圧巻の食欲を発揮する佐々木くん
そして最後は駄目押しで、某大手企業の社長が行きつけで、他にも多くの経営者がよく来るという、見るからに高級そうな西麻布のバーに連れて行って頂き、ワインとパスタをご馳走になりました。そこでも、あの超有名・海外経営者の裏話など、他では絶対に聞けないシークレットトークが盛りだくさん。結局森川社長には、日付が変わるまでインターン生との歓談にお付き合い頂きました!
振り返ってみると、ステーキランチ → 講演会 → 商談 → パーティー → バー、これぞ経営者という本当に贅沢な一日に同行させて頂くことができました。この一日の経験は、将来起業するしないに関わらず、インターン生の皆さんの今後のキャリアに必ず活きるものになったと思います。
森川社長、お忙しい中、長時間お付き合い頂き、本当にありがとうございました。
最後に、そんな最高に贅沢な一日を過ごしたインターン生3名のコメントをご紹介させて頂きます。
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立教大学3年 豊竹さん
今回のカバン持ちインターンを通して2つのことを学びました。1つ目は世の中の流れを先読みして経営に乗せることの重要さ、2つ目は優秀な経営者のマインドセットです。
1つ目に関しては、森川さんの講演を聞き感じたことです。文字→画像→動画という世の中の変化を読み、事前に布石を打っていくことが、サービスを成功させる上で欠かせないということを感じました。
また2つ目に関しては、“満足する状況に自分を置かない”というお言葉から、世界的なアプリをつくりあげたLINEを退職し、C Channelを立ち上げられたマインドセットが伺えました。森川さんと自身のハングリー精神には大きな差があることに気づき、モチベーションが高まりました。
イメージできずに過ごしていた目指したい経営者の姿が見えてくると同時に、早く森川さんと並びたい、そう感じた一日でした。
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早稲田大学3年 佐々木くん
森川さんという一流のビジネスマンを「貸し切る」ことができた格別な体験。それは私にとって思い出となるでしょう。私は森川さんというビジネスマンを追い抜いて見せます。今回の体験を自分のなかへと吸収し、日々実践ができれば必ずや叶うと信じています。私達が目標へと邁進できない理由は、具体的にイメージできていないことが理由ですが、森川さんを「貸し切る」体験で、感覚的に一流の人間の思考に触れることができただけでなく、吸収することができたのです。日々の生活と少し違うことをすると、新たな発見があると思います。それは自分が予想する以上のものあり、自分の運命を狂わせることもあるはずです。人間は環境の奴隷ではないことを証明していきたいです。森川さんありがとうございました。
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国際基督教大学3年 吉村くん
今回のカバン持ちインターンは最高でした。本当に最高でした。
僕がウェブサービスについて、いろいろ抱えてた疑問を森川社長にぶつけることができ、僕なりに再度内省することができました。
今回経験した中でもすごく良かったなと思うのは、森川社長が意外に「ふつう」の人間だということです。LINEのCEOをやられていたり、本を書いていたり、まるで遠い世界の人かと思っていましたが、真面目に僕らの質問に答えてくれる一方で、ギャグを仰ったり、本当に「ふつう」(もちろんやられていることは普通どころがめちゃめちゃすごいです。)でした。肩の荷が降りると同時に、自分がこれから何をなすかが重要だということ、これが最大の学びでした。
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次回は、3/16(水)開催予定の「DeNA ファウンダー兼会長の南場智子氏」のカバン持ち体験記をお届けします。一体どんな学生がどのような一日を過ごすことになるのでしょうか?乞うご期待ください!