一次面接の日が近づき、やばい!集団面接の練習全然してない!と焦っている方に、すぐに実践できる集団面接対策の重要なコツをお伝えします。
集団面接と個別面接の違いをしっかりと認識し、他の志望者との差をつけましょう!
個別面接よりも集団面接の方が、他の志望者にも話を聞かれている分緊張の度合いが高まります。
さらに、一人当たりの時間は当然個別面接よりも短くなるので、集団面接であるということをしっかりと意識して話さないと全くアピールできずに終わってしまうなんてことも…
そこで、ほぼ100%集団面接で聞かれる自己紹介については予め話すポイントをまとめておきましょう。
大体の場合「自己紹介を1分程度でお願いします」「簡単に自己紹介をお願いします」と聞かれるので、ある程度聞かれるパターンを想定しておいて、答えるポイントをまとめておきましょう。
自己紹介のコツ
全体のポイントとしては、とにかく元気良くハキハキと、そして簡単に述べるということです。自己紹介の後に個人個人話を掘り下げていくので、こちらからべらべらと喋り出してはいけません。もちろん「3分程度でお願いします」など、ある程度時間が与えられれた場合には自己PRを具体的に述べるなどして時間を調整していきましょう。
稀に「お名前と今日の意気込みをお願いします」等の変則的な質問が来ることもありますが、その場合も聞かれたことに対してのみ答えます。この例だと名前を言って「誰よりも元気に話します!」といったような意気込みだけ伝え、大学名については答えません。
自己紹介について詳しく知りたい方は【就活】面接官への自己紹介、何を話す?もチェック!
自己紹介もそうですが、とにかく何についてどの程度聞かれているのか?ということを意識して答えてください。「1分程度で自己紹介をお願いします」と言われているのに、3分も4分も話しているのはただの迷惑行為でしかありません。
何を聞かれているのか、ということは聞かれていることに対してだけ答えるという意味ではなく、聞かれていることに対して簡単に答えるという意味です。
例えば「どういった業界に興味を持っていますか?」という質問に「IT業界に興味を持っています」と答えるだけでは、面接官の意図を汲み取れていません。会話のキャッチボールをする必要があるので、「IT業界に興味を持っています。大学1年生のときに紹介されたインターン先で…という経験があり、興味を持つようになりました。」といった具合に、面接官が聞きたいことを感じ取ることがポイントです。
結論から話すというのはESでも一緒ですね。日本人の癖として時系列で述べてしまいがちですが、何を話すにしても結論を頭にもってきましょう。
そして、集団面接はコミュニケーションをとる場所であって、プレゼン大会ではないということを忘れないでください。だらだらと一方的に喋っても、それを聞いている側は集中力が切れてしまい、内容について全く印象に残りません。
特に大手企業の集団面接でありがちなパターンですが、英語ペラペラの帰国子女やインターンでMVPなど豊富な経験を持ったスーパーマンばかり揃うということ。そんな人たちの自己PRを聞いていたらどうしても萎縮してしまいます。
しかし、仮に彼らが受かったからといって、代わりにあなたが落ちるというわけではありません。面接合格の基準を満たしてさえいれば受かるのです。慣れないとどうしても緊張も高まってしまいますが、凄いヤツらがいたからと言って何も気にする必要はありません。
素直な自分を出していきましょう!
凄いヤツらは気にしなくても良いと述べましたが、無視するという意味ではありません。周りがどんな人物だろうと、話はしっかりと聞く姿勢をもつことが重要です。くれぐれも他人の話を聞いてないという印象をもたれないように気をつけましょう。
逆に、相手の意見をしっかりと聞きすぎるがために起きる現象が、
「先ほど○○さんがおっしゃっていたこととほとんど同じなんですけど…」
といった具合で切り出してしまうことです。
他人と同じ意見になっても気にせず、「私は〜〜だと考えます。なぜなら…」のように意見を述べましょう。
集団面接を突破しなければ個別面接に進めません。特に企業の規模が大きくなるにつれて、全体の行程を占める集団面接の比率も高まりますのでしっかりと対策をしておくことが望ましいですが、
これらのことを意識しておくだけで他の志望者と差をつけることができます。
慶應義塾大学商学部。圧倒的モラトリアムを満喫するために4年間日吉キャンパスへ通う(通常2年間,3年生から三田キャンパス)。 豊富な大学生活を活かして社会貢献できないか模索中。