Facebookのチーフ・オペレーティング・オフィサー(COO)であり、LeanIn.orgという団体の創始者でもあるシェリル・サンドバーグ。
二つの肩書を持つ彼女は、テクノロジーの世界だけではなく、幅広い分野で成功を収めている人だと言えます。
そんな彼女は先日、Quoraというサイトのコートニー・ロスというユーザーから、キャリアについての質問を受けました。
その質問とは、「若い頃の自分にアドバイスができるとしたら、どんなことをアドバイスしますか?」というもの。
今までシェリル・サンドバーグにアドバイスを受けたり、Lean Inのメンバーになった人は給与が上がった、などという話があるほどアドバイスが的確だと言われている彼女。
そんなシェリルのアドバイス、聞きたいと思いませんか?
business insider を参考に、ご紹介します。
質問を受けたシェリルの回答とは、
1. 自分が好きなこと(情熱を持っている事)をせよ
2. 何でもできると思え
3. 目標に向かってのまっすぐな道はないと思え(急がば回れ)
の3つでした。
さらに彼女は、「フォーチュン・マガジン紙のパティー・セラーズが言うように、キャリアというものは、はしごではなく、ジャングルジムなのです。何をするか、どこへ向かうべきか最初から分かっていなくても良いのです」
とコメント。
ここでコツとなるのが、
・18カ月ぐらいのスパンで何かしたいこと(大まかなものでよし)を考えること
・そこで考えた目標や大きな夢を絞っていき、より細かな目標を短いスパンで達成していくこと。
なのだとか。
そしてその18カ月の間、自分をより良くするにはどのような事をすればいいか、自分は何を恐れているのか、ということを見つけるべきだと言います。
なぜなら、そこで挙がってくるものがたいてい「すべきこと」だからだそうです。
それでは、彼女が若い頃の自分に伝えたい3つのメッセージをかみ砕いていきましょう。
まず、「好きな事をせよ」
なにかに挑戦し続けていると、いつか自分が「これだ!」と思うものに出会えるはず。自分が好きな事や情熱を持っていることに、(仕事として)貢献できると言うことはとても素晴らしい事です。まずは好きな事、情熱を注げることをあきらめず見つけることが大切です。
そして、「何でもできると思え」
これは全ての人、特に女性にとって特に大切な事なのだと言います。他人に「充実した生活と良いキャリアなんか無理だ」という事を言わせてはいけません。誰かに「あなたは○○ができない」と言われたら、それでも自分はできると信じること、そして方法を探すことが大切なのだそうです。「もし私自身が何も恐れない人間ならばどうするだろう?」という事を常に心に留め、行動すべきだと言います。
最後に、「急がば回れ」
ゴールや目標に向かって直線で行こうとすると、失敗するだけでなくその途中にある大きなチャンスなども見逃してしまうかもしれません。まずは大まかな目標を持つこと、例えば○○業界で働きたい、旅行に行きたい、など。そういったあいまいな目標を持つだけでも自然にすべきことが見えてきます。
的確なアドバイスに定評のある彼女。
皆さんも参考にしてみてください。
海外ドラマ・映画に影響されて15歳でアメリカ留学へ。現在大学では海外から来た生徒と一緒に授業を全て英語で受けています。最近はイベントで通訳をしたり、韓国語を勉強したりと忙しい日々を送っています!主に海外の記事を参考にオリジナル記事を作成していきたいと思います!