銃規制に反対する保守派のブロガーがニューヨークタイムズ紙一面の社説を撃つ

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Mashableによると、右翼思想のブログの編集者でありアトランタのWSBラジオのホストをしているエリック・エリクソン氏がニューヨークタイムズ紙の銃規制に対する一面の社説を銃で撃ちぬいた写真をSNS上で公開したそうです。


彼は、射撃の練習台にしたということでニューヨークタイムズの一面の社説を銃で撃ちぬいた写真を彼のツイッターとインスタグラムで公開。そして彼の14万人のフォロワーにも彼と同じようにニューヨークタイムズの銃規制の社説を撃ちぬくように呼びかけました。

彼が怒りを表し銃で撃ちぬいた社説は、先日紹介した「ガン・エピデミック」と題されたニューヨークタイムズ紙の銃規制に対する社説です。

前回の記事紹介したように、今回の社説一面記載は1920年に社説を表紙一面に記載してから95年目にして2度目の社説一面記載とあって、アメリカだけでなく全世界から注目を集めました。

14人を死に至らせたカリフォルニアでの銃撃事件を受けて、ニューヨークタイム紙は社説にていくつかの銃に対する規制を強化すべきだという姿勢を表明しました。

しかし、エリック・エリクソン氏はインスタグラムのキャプションにて、タイムズ紙は法を順守している(銃の保持は法で認められているため)国民から銃を奪うのか、と怒りを示しました。

そして、「先日起こったカリフォルニアでの銃撃事件をテロだ」と表現し、テロから身を守る権利をはく奪されかねないことに対するいらだちも表現しました。

そして、当局もいまだにカリフォルニアでの銃撃事件の真の目的は何だったのか解明できていないものの、テロと断定して間違いないと表明しました。

ニューヨークタイムズ紙の95年ぶりの表紙一面記載の社説に対して攻撃的な反応をとってみせたエリック・エリクソン。

反応は様々でした。

彼がSNSに写真と彼のメッセージを記載してから、彼をサポートするコメントも受け取りました。

しかし、大半は彼の意見や過激すぎる行動を批判するものでした。中には、「射撃の練習として使ったには下手すぎる」と彼をバカにするコメントもありました。それに対して彼は「(社説を)上から下まで打ち抜きたかった。これは意図的にしたものです。」とコメント。これが更なる批判を呼んでいます。

このように、自分の政治的見解などを表に出してSNSに投稿したり、ブログやラジオで主張できる文化もまた興味深いと思いますし、このような行動が一般市民をも巻き込んで銃規制だけでなく、政治などについても考える機会になるのだと思います。

ニューヨークタイムズの一面の社説に関連する一連の動きについて、co-media読者の皆さんはどう考えますか?

この記事を書いた学生ライター

Moe Miura
Moe Miura
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海外ドラマ・映画に影響されて15歳でアメリカ留学へ。現在大学では海外から来た生徒と一緒に授業を全て英語で受けています。最近はイベントで通訳をしたり、韓国語を勉強したりと忙しい日々を送っています!主に海外の記事を参考にオリジナル記事を作成していきたいと思います!

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