インターン生ながらマーケティング事業部統括に。一流旅館予約サイト「relux」を支えた、2人目のメンバーに迫る

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門奈剣平(もんなけんぺい)さん
1991年生まれ上海育ち。慶應義塾大学環境情報学部2015年9月卒業。2012年より、Loco Partnersに2人目のメンバーとしてジョインし、Webマーケティング全般、データ分析、事業提携などを担当。Webマーティングチームの責任者を務めたのち、2015年3月から、インターン生ながら訪日旅行事業部の部長に就任。中国などのアジア圏への出張、上海営業所の立ち上げなどを行う。

SFCで学んだ「自分がアクターである」気づき

ーーまずはじめに、小中高とどのように過ごされたか教えてください。

門奈:私は日本人と中国人のハーフで、母が上海生まれなんです。中学校を卒業するまでは上海にいて、高校から日本に来ました。小学6年生までは日本語が喋れなくて、中学校でいきなり日本人学校に放り込まれたんですね(笑)。最初は友だちができずに、ジョークが言えたり、お笑いの話がわかったり、ミュージックステーションの話ができるようになるまで2年くらいかかりました。3年間でなんとか日本語を習得して、慶應義塾高校に進学しました。

ーーかなり苦労されたんですね。

門奈:中1の時は「学校に行きたくない」と悩みました。逃げたい気持ちはあったんですけれど、学校には行かないといけない。逃げ場がない環境に身を置いたからこそ、日本語が習得できたんですね。

ーーそこから日本に来られて。慶應義塾高校から、SFCに進む方は少数派ですよね。

門奈:かなり少数です。700人中30人ぐらいがSFCに行くんですけど、30人のうち、自ら志願する人は10人以下。残りは成績の足切りでSFCに行かざるを得ない方たちでした。なぜSFCを選んだのかというと、なんとなく経済や法学部に行くのではなく、自分はSFCに行くべきだなと思ったからです。変化をすごく好むところが良いなと。あとは、SFCでユニークになりたいという気持ちはありました。

ーーSFCではどのようなことを学びましたか?

門奈:1年生の最初に「インターネットの父」と呼ばれている村井純先生による必修の授業を受けたんですけど、「あなたたちは未来からの留学生です。なので私に、未来のインターネットや社会はどんな感じか教えてください」とおっしゃられて。マイクを持って600人の会場を回りながら、授業を進めるんですね。まさに血が騒ぐような授業でした。この時に主体性と、自分がアクターであるという発想が一気に芽生えたと思っています。あとは、授業でプログラミングを学んだりしていました。

ーーそういった授業との出会いがあって、インターネットに興味を持っていったと。その後はETIC.のイベントの運営スタッフをしたんですよね。

門奈:そうですね。ETIC.のインターンシップフェアというものがあって、経営者の方を呼んで土日にみっちりワークや講演、そして交流をするものです。200名ぐらいの学生がきて、スタッフが50名くらいいる規模感です。その後、大学1年生の終わりに「インターンしませんか?」と先輩から声をかけてもらって、紹介されたのが篠塚(Loco Partners代表取締役社長)です。当時は「何かやりたい」と思っていたのと、篠塚もかなり楽しく、「一緒にやりましょう」と言ってくれたのでインターンとして参加させてもらいました。

社員ゼロ、オフィスもないLoco Partnersに2人目のメンバーとして参加

ーー当時のLocoPartnersはどれくらいの規模だったのですか?

門奈:社員もゼロですし、「relux(リラックス)」も立ち上がっていませんでした。オフィスもなく、30人くらいのスタートアップに2席だけ借りて仕事をしていました。

ーー最初はどういう仕事をしていたんですか?

門奈:一番最初はホームページの制作やディレクション、基本的には受託業務ですね。あとは当時Facebookがちょうど流行し始めた頃で、Facebookページを作って運用する仕事ですとか、TumblrやPinterestに手を出してみたり。SNSに対するアンテナを張りながら、リサーチを進めていました。とにかく会社としてまだ事業が始まっていない状態だったので、いろんな種まきをしながらでした。受託自体はそんなに辛くなく、振り返ると楽しかったです。社長ともかなり距離が近かったので、週1〜2で飲みに行ったり。

ーーその後、いつ頃から「relux」の構想が始まるんですか?

門奈:2012年10月くらいからサービスの構想が始まって、リリースしたのが2013年3月です。なので、まだ2年半ぐらいですね。僕自身は2012年の10月から2013年の3月まで、1回外の世界を見に行こうということで、東南アジア、インド、ヨーロッパを半年ほど、大学を休学してバックパックで旅していました。なので、「relux」の立ち上げ期は会社にいなかったんですね(笑)。

ーーなぜバックパックに行こうと思ったんですか?

門奈:尊敬している3人がバックパッカーだったんです。1人は僕の父です。若い頃にヨーロッパで2〜3年バックパックをしていました。2人目は上海で出会った、コンサルティングファームに勤めている僕のメンターの方。3人目は篠塚です。篠塚からはバックパックのバッグも貰いました。

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インターン生ながら、マーケティング事業部の統括に

ーー帰ってきてからはまた、Loco Partnersに参加して……?

門奈:そうですね。旅行中から勧誘されていたので(笑)。「帰ってきたら、当然ジョインするよね」と。ちょうど「relux」がスタートしたところで、会員数も1000人未満でしたね。その時からちょっとずつWebマーケティングの業務に携わり出しました。

ーーどういった業務を?

門奈:最初は、マーケティングの中のひとつのチャネル。Facebook広告や、アフィリエイトだけを担当していて。徐々にSEMやDSPの運用担当などもするようになりました。

ーーその後はマーケティング事業部の統括になるんですよね。どのような過程で、責任やできることが増えていきましたか?

門奈:一つひとつ成果を出していくことですね。そうすると、権限が大きくなって統括になりました。Facebook広告でもreluxだけではなく受託のものでも良い成績を出したり、インターン生の統括もしていましたね。

ーーインターン生の統括までしていたんですね。

門奈:インターン生としては一番最初に入っていたので無意識にやっていました。成長していた会社だったので、やることは増え続け、最終的に2014年の8月に統括として6〜7人の部下を抱えるようになりました。

ーーインターンと学校を両立させながらでも、事業部の統括は可能なものですか?

門奈:十分な計画性があれば可能ですね。僕はその頃週2〜3日くらいのコミット量だったんです。メンタリティにおいては、しっかり全員が集まる日を作って、その日に僕がいればいい。ミーティングや飲み会を組んだり、ランチに皆で行って、メンタリティのサポートは大丈夫でした。

業務の部分は、実際に週2〜3だとなかなか会わないインターン生もいたんですが、その場合は別の担当をつける。全員に対して先輩インターン生をメンター、サポートとしてつけて、1対1で下のメンバーを育てる。週末にリーダーを集めてミーティングすれば、自然と目を全体に配れるようになっていきます。

ーー他にモチベーションの維持で、実践していたことは?

門奈:小さな失敗をたくさんさせて、大きい成功体験を与えることをかなり意識していました。例えば、社内向けの企画であったり、情報の連絡、そういった小さいところはあえて見ない。あるいは失敗に気付いていても、あまりうるさく言わないようにします。それで破綻することがあると、そのまま失敗させて、自ら学んでもらっていました。大きな成功というのは、そのインターン生が一番携わってるメインのチャネルを徹底的にフォローして、成功体験を与えることですね。

ーーその後はどういった業務に携わっていたんですか。

門奈:2015年2月まではマーケティング事業部の統括をしていて、3月に訪日事業部を立ち上げました。急増している訪日旅行者の旅行促進を目的としたものです。ミッションは、reluxの世界進出。なので、海外へのマーケティングや事業の立ち上げになっていきます。主には中国、香港、台湾の方が日本に旅行する時の支援や促進になります。具体的には、立ち上げ直後に篠塚ともうひとりの社員の3人で上海に渡りました。上海ではエージェントセールスを行い、まずはマーケット理解と、パイプの部分を少しずつ太くしていきました。

ーー門奈さんが訪日事業部を立ち上げたんですね。

門奈:はい。2014年12月の最後の最後に篠塚と話をして、入社することを決めたんです。「訪日事業をやるから、門奈がやらないとだめだ」というような感じで。 僕自身も、中国語と日本語が使えるという事実と、もうひとつは日本と中国の間で何かやりたいと思っていて、中でも訪日旅行はその一番大きな部分になる気がしたので、入社を決めて訪日事業部を立ち上げましたね。なので、ほとんど就活もしませんでした。

選択自体には意味がない。「選択を正解にする」のは、自分自身である

ーー入社に関しては、その前から悩まれていた?

門奈:どうしようかという悩みはずっとありました。環境を変えるべきかなとも思っていたところに、ドンピシャで社長から刺されたので(笑)。就活で唯一受けたリクルートと悩んだんですけど、もう少し自分を鍛錬して成長してから自分のやりたいことをやるべきか、それとも今始めるべきかを考えて、最終的に入社することにしました。

ーースタートアップに入社する不安はありました?

門奈:ないことはなかったですね。しかし、社内でよく言うのが「選択は無意味である」ということ。選択したあとに正しくするのは自分であるという考え方です。つまり、入社を選択したあとに、LocoPartnersという会社を上場に持っていくだけ貢献すれば、この選択は成功になると。

ーー「長期インターンシップからスタートアップに入社する」選択についてどう思われてます?

門奈:かなり、ありだと思っています。その会社を一番よくわかった状態で選択ができるので、期待はずれやイメージと違うということが、新卒の一番大事なところで起きない。上司も見えますし、社長の顔も見えますし、その意味では大企業に入ること比べると、かなり差があります。

ーー ミスマッチが起きないんですね。LocoPartnersさんは長期でインターンをされている方が多いと思うんですけれども、学生が辞めない理由ってなんでしょう?

門奈:2つあります。1つは、一人ひとりに非常に細かいケアをしてくれいること。本人の状態であったり、これから何がやりたいか、常に経営者の皆がコミュニケーションとってくれて「その人がやりたいこと」について、ボードメンバーで常に議論されているぐらい、人を育てることを非常に重視してくれます。

もう1つは、会社が急成長しているからですかね。急成長することによって、常に人が足りない。皆がやりたいことにどんどん手を挙げられる環境にあると思っています。

ーー将来的に自分のキャリアをどうしたいと考えていますか?

門奈:今後3年間は、訪日事業の成功にコミットしたいですね。昨年、日本への訪日旅行者が1300万人をこえて、かなり騒がれた。今年は1900万人になる予定になっていて、大きな流れが起きつつある。そういった部分にコミットして、訪日事業部を立ち上げて、会社に成果を出すことがまず第一です。世界に対して「幸せな日本旅行」やreluxのサービスを届けるのがメインミッションですね。それを達成した後は、起業したいと考えています。今の事業部を成功させて会社の上場に寄与できなければ、きっと自分が会社を創業してもうまくいかないと思うので。まずは目の前のことに全力で取り組みたいと思います。

ーー最後に、co-mediaを読んでいる学生にメッセージをいただければ。

門奈:インターンは絶対にしたほうが良いと思います。理由は、業界や会社とは何か、ビジネスとは何か、ロジックが見えてくると、どんな業界であっても動き方が見えてくる。僕はWebマーケティングを担当していたんですけれど「テレビも同じロジックで動いてるんだ」とか「コンサルティングは、ここのお金をとっているんだ」とか、あらゆる業種や業態の理解ができる。なので、就職活動をする上でも、この会社は新卒にこういう仕事を任せているというのが見えてきますので、インターンすることをオススメします。選ぶ時は、絶対に急成長してる会社を選んだほうがいい、これ絶対です。



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