ピンチがチャンスに!手作り時計を爆弾と間違われたモハメド少年がオバマ大統領に会う。

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以前の記事でご紹介した、手作りの時計を学校に持参し爆弾と間違われた男の子「アーメド・モハメドくん」がついにオバマ大統領主催のパーティで面会しました。

彼は今年9月に、彼が通っている高校に自分で作った時計を持っていきました。それを見た教師が爆弾ではないかと勝手に推測し警察を呼ぶ騒ぎにまでなったのです。

爆弾だと疑われたものが結局手作りの時計であったことを受けて、アメリカだけでなく世界中で色々な議論を呼びました。

Mashableによると、最初は地域だけで広まっていた問題も、ヒラリー・クリントン氏やFacebookのマーク・ザッカ―バーグ氏、そしてオバマ大統領などがツイッターでコメントを寄せたそうで、その話題が大きく広まりました。

ザッカ―バーグ氏にFacebook本社へ呼ばれたり、オバマ大統領も直々にホワイトハウスへ招待するなど、多数の有名人が彼へのサポートを表明しました。


そんな中、つい最近ホワイトハウスで開催された「astronomy night」という天文学者や科学者を集めたパーティーに、彼も招待されました。

彼は自身のInstagramにオバマ大統領とハグしている写真と共に「アメリカの大統領と会ったなんて信じられない!とても嬉しいです。」とコメント。

ホワイトハウスの広報担当は、そのパーティーが始まる前に彼とオバマ大統領は(スケジュール上の都合などにより)会う事ができないかもしれない、と発表していましたが、パーティーで少しだけ言葉を交わす場面があったのだそうです。

このパーティーには彼の他にも科学界での有名人が多数参加しました。
このパーティーを始める際のスピーチでは、オバマ大統領も冗談交じりで「この会合は私がする仕事の中でも最も楽しいものの一つです。あなた達が来てくれると私自身もとても楽しめます」と発言しました。

そしてこの天文学や科学についてのパーティーにちなんで、オバマ大統領は国際宇宙ステーションとの通話なども楽しんだそうです。

モハメドくんはオバマ大統領からのホワイトハウス訪問の誘いの他にもGoogleやNASAからも、彼を支持するコメントが寄せられています。

ひょんなことから爆弾を持っていると疑われ、警察に拘束までされた彼。ただ単に学校内での不注意だということ以上に、人種問題が絡んでいるのではないか、など様々な議論が繰り広げられています。

この事件を機に、考えることがたくさんありそうです。

この記事を書いた学生ライター

Moe Miura
Moe Miura
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海外ドラマ・映画に影響されて15歳でアメリカ留学へ。現在大学では海外から来た生徒と一緒に授業を全て英語で受けています。最近はイベントで通訳をしたり、韓国語を勉強したりと忙しい日々を送っています!主に海外の記事を参考にオリジナル記事を作成していきたいと思います!

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