中国のフーシンという郊外の村で13歳の男の子が誘拐されるという事件が起こりました。
その男の子は犯人によって誘拐され、どこかの家に連れられたあと、手足を縛られ顔にはプラスチックの袋のようなものをかぶせられ、身動きがとれないようにされてしまいました。
しかし、この男の子はこの状態で自力で脱出し、助かることができました。一体どういうことなのでしょうか。
BUSINESS INSIDERによると、この男の子は今年の9月24日、一人で道を歩いているときに犯人によって誘拐されてしまったのだそうです。
その後犯人によって廃墟に連れていかれ、手足を縛られ顔に袋をかぶせられた状態で寝かされていました。(出典:http://www.businessinsider.com/)
そのしばらくした後、彼は足音などから犯人が家を出ていくのが分かったのだそうです。それが逃げるチャンスだと思い、彼は手足を縛られた状態で一人でどうやって脱出するかを考えました。
そこで思い出したのが彼が以前見たことがあるアクション映画だったのです。彼と似たような状態だった役者が映画でしていたことを思い出して、彼も同じことをすれば脱出できるのではないか、と思ったのだそう。
彼は映画で俳優がしていたように、起き上がり、しゃがんだままジャンプをして外まで頑張って出ていきました。
そして、外に出た彼を見つけたバイクに乗った男性が彼を保護し、警察に連絡したのだそうです。
この男性に助けられたことにより、男の子はなんとか無事でした。
現地のメディアによると犯人は警察によって拘束されたそうですが、なぜ彼を誘拐したのかなどはまだ分かっていないそうです。
誘拐されたのはもちろん彼にとっては不運なことでしたが、彼が映画の内容を覚えていて、またそれを実際に実行しようと思えた事が幸運でした。
もしかすると、日頃読んでいる小説や映画などがいざという時役に立つことがあるかもしれませんね。
そして原因が分からない今、何とも言えませんが急激な経済成長により貧富の差や部族闘争などが激化してきた中国の情勢もこういった小さなニュースから見えてくるのかもしれません。
海外ドラマ・映画に影響されて15歳でアメリカ留学へ。現在大学では海外から来た生徒と一緒に授業を全て英語で受けています。最近はイベントで通訳をしたり、韓国語を勉強したりと忙しい日々を送っています!主に海外の記事を参考にオリジナル記事を作成していきたいと思います!