データや統計に縛られない!新しいモノを作る”自由なアイデアの生み出し方”。

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みなさんもアルバイトやインターンなどで意見やアイデアを求められることがあると思います。 特にお金が関わっている事についてアイデアを求められる時、もちろんですが目標は売り上げをアップさせることですよね。

そのために「どういった風にすれば売り上げが上がるか」に関する統計をもとにしてアイデアを生み出すことが多いかもしれません。

そういったことはもちろんたくさんの会社でも起こっているのが現実です。しかも、日本だけでなく世界の至るところで「アイデアの生み出し方」が実践されています。

今回ご紹介するTEDトークのスピーカー・高橋晋平さんはおもちゃの開発者です。つまり何もないところから人々に愛されるおもちゃを作るという、アイデア無しではできない仕事です。

そんな高橋さんは「アイデアは統計やデータにとらわれるべきではない」と言います。一体どういうことなのでしょうか。ニューアイデア(出典:https://www.ted.com/)

高橋さんは入社した時、おもちゃを生み出すことが楽しくて毎日新しいアイデアを上司に持って行っていました。 そうすると上司は決まって「それが売れるというデータはあるのか」という返答をしたのだとか。

そこで高橋さんはデータを分析し始めました。すると不思議と新しいアイデアが全く思い浮かばなくなったそうです。その代わり、思い浮かぶのは全て同じようなアイデアに。そして、彼にとってはそれがすごく辛かったのだとか。

彼の夢はあくまで「新しいおもちゃを作ること」。そこで彼はなんと、しりとりを使って新しいアイデアを生み出す作業をしているとのことです。

しりとりとは、「りんご→ゴリラ→ラッパ」と、最後の文字さえつながっていれば何でもよいという、つまりは究極にランダムなゲームですよね。このランダムさを使って彼は新しく、そしてランダムなアイデアを考えているのです。

例えばしりとりでねこ→コーラ、となったとします。彼の考えたいアイデアはおもちゃについてなので、それぞれの言葉に「おもちゃ」を付けて無理やり考えてみるのだそうです。

猫のおもちゃがあるとしたらどのようなものか・・・・、コーラのおもちゃがあるとしたら・・・という風にです。

くだらないアイデアだと思っても、どんどん出していくうちにだんだん気に入るアイデアや、これいいな、と思えるアイデアが出てくるのだそうです。

「無限プチプチ」という梱包のプチプチが永遠にできるおもちゃもデータとは何の関係もなかったそうですがとてもヒットしました。これもそういったランダムなアイデアから生まれたのでしょう。

これはしりとりではなくても、色々な方法でできるのだそうです。例えば辞書をパラパラとめくりランダムな言葉を書き出し、そこから色々連想してみることもできます。

こうすることで自分でも気づかないうちにアイデアとアイデアが結びつき、いつか「これだ」と思うものに出会えるのだそうです。

データや売り上げを重要視するのも大切ですが、自由にアイデアを生み出すことも大切だと思わされました。

Play this game to come up with original ideas By Shimpei Takahashi 「新しいアイデアのつくり方」 By 高橋晋平

この記事を書いた学生ライター

Moe Miura
Moe Miura
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海外ドラマ・映画に影響されて15歳でアメリカ留学へ。現在大学では海外から来た生徒と一緒に授業を全て英語で受けています。最近はイベントで通訳をしたり、韓国語を勉強したりと忙しい日々を送っています!主に海外の記事を参考にオリジナル記事を作成していきたいと思います!

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