たくさんの人が利用しているFacebook。コミュニケーションツールとして世界中で使われています。
そんなFacebookに当たり前のようにある機能、「いいね」ボタン。人が何かを投稿した時、共感したり、感動したりすると「いいね」ボタンを押してその気持ちを表すことができます。
そんな中、長年Facebookに対してのリクエストの大部分を占めてきたのが「dislike」ボタンを作ることです。 (「dislike」を日本語で表記する時に何が適切かと言う議論もずっと続けられてきていますが、「あんまりだね」「ひどいね」「よくないね」など様々なアイデアがあります。)
Mashableによると、ついに先日、Facebook・CEOのマーク・ザッカ―バーグが「dislike」ボタンを近々追加する予定があることを発表しました。
Facebook本部でのミーティングで、彼は「dislikeボタンの機能については近々お披露目できるはずだ」と語りました。
では「dislike」ボタンとはどういった機能なのでしょうか?またマーク・ザッカーバーグのビジョンとはどのようなものなのでしょうか?(出典:http://mashable.com/)
実はこの「dislike」ボタンは、決して「いいね」を減らすようなものではないそう。 「dislike」ボタンが追加されると聞いて最初に思い浮かぶのは、他人に対して悪い反応がしやすくなるのではないか、悪口やいじめなどにつながってしまうのではないか、そういった事だと思います。
しかし、マーク・ザッカ―バーグはこの「dislike」ボタンについて「いいね以外の共感を表すための機能だ」と語っています。
「dislike」をすることで他人を批判したり攻撃したりするのではなく、「それは残念だったね」「それは辛かっただろうね」「しんどかったね」などのように「いいね」だけでは表現できない投稿に対しての共感を示すのが一番の目的なのだそうです。
悲惨なニュースなど、共感するけど「いいね」は何か違うなぁ・・・と思った事が一度はあると思います。そういった場合の共感を表す場合に使うものなのです。
そして、マーク・ザッカーバーグは、もしこの「dislike」ボタンが実用化された場合にFacebookが持つイメージが大きく変わるだろうということも予測しています。
今まで「いいね」しか無かったことで、ポジティブなイメージを持つプラットフォームとして存在し続けてきたFacebook。 この機能が追加されると、Facebookを利用する個人はもちろん、Facebookで宣伝をする企業も掲載する投稿や宣伝の仕方を考え直さなければならなくなりそうだ、とザーカーバーグはコメントしています。
この「dislike」ボタンが近々私たちのお目にかかることは間違いなさそうですが、実用化する前に今一度この機能や、機能を一番うまく使う方法を考えなければならないとザッカーバーグは言います。
「このdislikeボタンを必ずいい影響を与えるものにしていかないといけない。その為には(リリースする前に)もう一度色々な事を考えないといけない。」と語りました。
その新しい機能についてユーザーの私たちも一度考えてみる必要がありそうです。
海外ドラマ・映画に影響されて15歳でアメリカ留学へ。現在大学では海外から来た生徒と一緒に授業を全て英語で受けています。最近はイベントで通訳をしたり、韓国語を勉強したりと忙しい日々を送っています!主に海外の記事を参考にオリジナル記事を作成していきたいと思います!