世の中にはたくさんの学部や授業がありますよね。
特に義務教育ではない大学教育は、義務教育の時のよりもカリキュラムが自由で、学生や教授の興味に合わせてより細かい内容について学ぶことができます。
そういったわけで時には細かすぎて面白くて不思議な授業がたくさんあります。特にアメリカには、そういった面白くて不思議な授業がたくさんあるとされています。(出典:https://www.lalala-usa.com/)
そこで今回もTIME誌をもとに、前回に続いてアメリカの大学にある不思議な授業をご紹介したいと思います。
この授業はニュージャージー州立大学の女性・ジェンダー研究の学科において実施されている授業です。
ビヨンセは歌手としてだけではなく、フェミニストとしても活動していることで有名です。ビヨンセは黒人女性というステータスからアメリカで今の様な地位を築き上げました。黒人差別や女性差別の歴史を勉強していくとともに、ビヨンセや彼女の活動が社会に与える影響を研究していくのだそうです。
これはニューヨークにあるサラトガ・スプリングスというカレッジで開講されている授業で、社会学部の授業の一環だそうです。
マイリー・サイラスを知っている人はたくさんいますよね。ハンナ・モンタナというドラマを見たことがある!と言う人も多くいらっしゃると思います。ハンナ・モンタナに出演していた少女の時から、今の少しファンキーな彼女に至るまで、彼女が社会に与えた影響はとても大きいものです。人種や社会的地位、そしてジェンダーの問題まで、彼女が社会に与えた影響を踏まえつつ、社会学の論点から研究しているのだそうです。
こちらはセンターカレッジと呼ばれる学校の、環境学部で行われている授業です。この授業ではまずディッケンズやカントなどが書いた作品を読み、それから公園や庭や博物館などを歩いて回り、彼らの思想などに思いをふけたり、またそこから色々な事を吸収してみたり・・・と、「目の前の事を経験して考えてみること」を目的とした授業なのだとか。特に、スマートフォンなどと過ごす時間が多い私達だからこそ目の前の公園や庭などの前に立ち止まり、考えてみたりすることが大切だと説いているそうです。
この授業はモンタナにあるミズーリ大学の文学部で行われている授業です。タイトルを見ると、ジェイZ?カニエ・ウエスト?ラッパー?と思うかも知れませんが、まさにその通りです。しかし、ラッパーの研究をするのではなく、詩人とラッパーを比べた研究をしているのだそうです。主に、彼らが普段行っている事などとラップや詩の内容、伝え方などを比べて研究しているそうです。
アメリカの大学にある不思議な授業の続編、いかがでしたか?
日本ではありえない!というような授業がたくさんあったと思います。しかし、内容をよく見てみるとおかしいものは一つもなく、しっかり社会学や文学などに関連づいて研究をしています。
真面目な授業でも、一歩観点をずらすととてもおもしろく感じますよね。そういったところに学生を巻き込んで一緒に研究をしよう、という大学の気持ちも感じ取れます。
みなさんも、こういった風におもしろい授業を探してみてはいかがでしょうか。
海外ドラマ・映画に影響されて15歳でアメリカ留学へ。現在大学では海外から来た生徒と一緒に授業を全て英語で受けています。最近はイベントで通訳をしたり、韓国語を勉強したりと忙しい日々を送っています!主に海外の記事を参考にオリジナル記事を作成していきたいと思います!