就職をして会社に入れば、必ずあるであろう会議やミーティング。
社内の方向性を決めたり、新しい商品の打ち合わせをしたり・・・など、いろいろな場面でミーティングをする事が多くなると思います。
今でも、バイトやサークルなどで会議をする人も少なくないと思います。何かのテーマについて議論したり、何か決めなければならないことを決定したり・・・。
そんなミーティングで大切なのは「効率の良さ」と「内容」です。
内容が良くなければならないのはもちろんのこと、効率が悪いと何度も何度も議論しなければいけなくなります。
そんな時に参考にしたいのが、あのAppleの元CEOである、スティーブ・ジョブスのミーティングです。
(出典:http://www.businessinsider.com/)
彼はApple社内で連日のように行われる会議をどのように効率よく、中身の濃い内容でこなしてきたのでしょうか。
そこには世界の中でもトップ企業と呼ばれるAppleのミーティングを支えた彼の「3つの信念」がありました。
今回は、BUSINESS INSIDERを参考に、彼が抱える3つのミーティングの心得をご紹介したいと思います。
スティーブ・ジョブスと長い間共に働いてきたことで知られる女性社員ケン・シーガルは、スティーブ・ジョブスができるだけ会議を少ない人数で行っていたことを明かしました。
ある時、1週間ごとのミーティングに新人の社員が参加していたそうです。
その新人社員は上司に、彼女の仕事に関係があるだろうからと出席するよう言われたそうです。
しかし、その彼女を発見したジョブスは、丁寧に彼女に席をはずしてもらうように頼みました。
大きな理由は、彼女は決してミーティングに必要な人間ではなかったから。「特に必要でなければわざわざ大人数でやる必要はない」という考えで、非常にミニマム主義な一面が発揮されていたそうです。
Appleがここまで大きくなった理由のうちの一つでもあり、またどの会社においてもあるべき習慣なのですが、スティーブ・ジョブスは「必ず全ての商品が誰かによって管理されている」という状態を徹底していたそう。
そして働いている皆が、誰が何をしているか、何を管理しているかを常にわかる状態にしていたのです。
特に忙しい会社ではこういった状況作りがとても大切なのだそうで、例えばミーティングなどで何かの案件について話すとき、「置いてけぼり」な状況を作らないためであるとか。
彼はAppleのCEOというテクノロジーの隣に居続けたからこそ、テクノロジーの力の怖さを知っていました。
彼はミーティングでパワーポイントを使ったプレゼンなどが大嫌いだったそう。彼によると、素晴らしいスライドを作ると、中身が無くてもあるように思えてしまうのだとか。
そのため、ミーティング時はスライドを使わず、面と向かって議論したり話したりするように社員に指示をしていたそう。
「自分が何をしているかが分かっている人はパワーポイントを必要としない」というコメントも残しています。
以上がスティーブ・ジョブスがミーティングをする上での3つのポイントでした。
特にパワーポイントなどは大学のプレゼンなどでも多く使われると思うので、びっくりされた方もたくさんいらっしゃったかと思います。
皆さんにもミーティングをする時に気を付けている事などはありますか?これと照らし合わせて色々と考えてみてはいかがでしょうか。
海外ドラマ・映画に影響されて15歳でアメリカ留学へ。現在大学では海外から来た生徒と一緒に授業を全て英語で受けています。最近はイベントで通訳をしたり、韓国語を勉強したりと忙しい日々を送っています!主に海外の記事を参考にオリジナル記事を作成していきたいと思います!