アメリカの男子学生を逮捕。流行している「自撮り」がもたらす危険とは!?

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今の時代、写真を撮ると言えば「自撮り」!という人も少なくないと思います。人に写真を撮ってもらうのではなく、自分自身を自分で撮る、というこの技術。

女子の間で流行していたかと思いきや、今では若い男子の間でも流行しています。
その証拠として「セルカ棒」などといった、自撮りをする為の道具まで発売され、大ヒットを記録しています。

そんな世界中で当たり前になってきた自撮りの文化。
しかし、その新しい文化が巻き起こしているのは良いことばかりではありません。

つい最近、アメリカ、テネシー大学に通う21歳の男子学生がブルックリンの橋の上で自撮りをし、逮捕されてしまいました。セルフィーデンジャー(出典:http://mashable.com/)

写真を見て分かるように、一歩間違えれば道路や川に落ちてしまいそうなぎりぎりのところに立って自撮りをしています。
彼は自撮りをする為に橋をよじ上り、危ないと分かっていながらも写真を撮ったそうです。

彼はニューヨーク警察により逮捕され、刑務所に収容されるまでの大騒ぎになりました。
インタビューで、この橋によじ登り写真を撮るのは意外にも簡単だった、と彼は話しています。

しかし、自らが捕まった後には「誰にもこれをすることをオススメはしません。彼らがセキュリティーに重きをおいていることが分かったのでこういった事はしないほうがいい」と語りました。

彼は以前にもたくさんの橋やビルで似たような写真を撮っており、それらのほとんどが危険な状態で撮られた自撮りだったということです。

この一件が起こってから、彼のインスタグラムのアカウントは削除されたそうです。

自撮りの文化は自分たちで自分たちの好きなような写真を作れるといういい事も生み出しますが、人々がこういった危険な行動に出たりする悪い原因になったりもしています。特に、自撮りでどれだけ素晴らしい、かっこいい写真が撮れるかを皆が挑戦しているような雰囲気が漂っている現代社会で、こういった行動に走る人がより多くなっていったのだと思います。

このように危険な場所で自撮りをし、危ない状態になったり逮捕された例も多々ありますが同じように動物と自撮りをしようとして怪我をしたりしたという例もたくさん報告されています。

その他道路で広がって自撮りをして歩行者の邪魔になる例が各地で報告されていたりという事もあり、現代社会の中では流行でもあり、一種の社会問題になりつつもあります。

自分自身でクリエイティブに、自分の好きなように写真が撮れるという利点がありながら、様々な社会問題を引き起こしている自撮り。

みなさんも、もう一度自撮りのあり方について考えてみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた学生ライター

Moe Miura
Moe Miura
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海外ドラマ・映画に影響されて15歳でアメリカ留学へ。現在大学では海外から来た生徒と一緒に授業を全て英語で受けています。最近はイベントで通訳をしたり、韓国語を勉強したりと忙しい日々を送っています!主に海外の記事を参考にオリジナル記事を作成していきたいと思います!

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