大学生のみなさんはどのように自分のスケジュールを管理していますか?講義の予定、アルバイトの予定、サークル活動や友達との約束…。大学生になると自分で時間を管理しなくてはならない場面がぐっと増えているはずです。
ましてや就活生となると忘れてはならない約束ばかり。限りある就活の時間を有効に使いたいところです。そこで手帳を活用して、ワンランク上のできる大学生になりましょう。
予定はスマホでチェックしているという人も多いでしょう。
大学生の約7割がスマホを持っているそうです。スマホはたいていの人がいつも持ち歩くでしょうから、外出先で新たに予定が入ったときなど、さっとカレンダーに入力すれば、記入忘れがなく便利です。
スマホのカレンダーと比べると、手帳の便利なところは1ヵ月の予定が見開きで一度に確認できるところです。またスマホよりも書き込みの自由度が高く、イレギュラーな予定の管理もしやすいでしょう。
手帳に細かな予定を書き込み、スマホではアラーム機能を活用するなど、両者の苦手なところを補う使い方ができるとよいかもしれません。
もし、スマホだけでスケジュールを管理していたら、壊れてしまったり、充電切れのときには不安になってしまうかもしれません。また、就活生の場合、訪問企業先で予定を確認するつもりでスマホを開いたところを、ラインやメール、ゲームなどをしていると勘違いされては困ります。場に応じた使い分けができるようになりましょう。
年末や、新年度を迎える時期には早くから店頭にたくさんの手帳が並びます。見ているだけで楽しいカラフルなものから、シンプルなもの、大きさも様々です。まずは自分がどんな使い方をしたいのか、しっかりとイメージしてみましょう。
大学の講義の予定やアルバイトの時間を管理したい…など、スケジュール管理に使うことが考えられます。また、日記代わりに使いたい、食べた物や旅行の記録として使いたい、などという使い方もあります。
就活をしている学生なら一日に複数のセミナーに行ったり、面接があったりと一日の予定がかなり埋まるはずです。
その用途にあった手帳を選ぶことが大切です。 あれもこれも書き込みたい、と欲張らず、シンプルに考えていくことも大事です。
手帳を使いこなしている社会人はとても仕事のできる人という印象を受けます。社会人にとって手帳は必須アイテムです。ある調査ではビジネスマンが手帳を使い始めた年齢は平均24〜25才だそうです。つまり、大学を卒業後、必要にせまられて手帳を使う人が多いということです。それなら社会人になったときにすぐに手帳を使いこなせるように、大学生の頃から手帳を上手に使う習慣を身につけましょう。
まずは、約束をすぐに手帳に書き込むことを習慣にしましょう。スマホにメモしておくこともよいです。ですがその時に気をつけなくてはいけないのが、最終的に1つの手帳にまとめておくことです。あちらこちらにメモしたままでは、ダブルブッキングや約束を忘れてしまう原因になってしまいます。社会人は信用が第一です。もし約束をすっぽかしてしまったら、仕事上、大きな損失につながることもあります。次の約束はないかもしれません。就活生も同じですね。せっかく面接やOB訪問の機会を得ても、うっかり忘れてしまってはチャンスが台無しです。そうならないよう、大学生になったら講義の予定やサークルの予定、遊びの予定など、普段手帳にまとめなくても困らない事柄も手帳に書いてみましょう。1ヵ月見開きの手帳に予定を書き込むことで、予定の全体像が把握できます。1ヵ月先の予定や半年先、1年先の見通しをたてる練習にもなります。
ぜひ学生の間に自分なりのスケジュール管理力を身につけてください。
では就活生にポイントをしぼってどのような手帳がよいのか、見ていきたいと思います。
1日に複数の予定が入ることもよく増えるでしょうから、大きめの手帳をおすすめします。月間予定のページだけの手帳では予定が増えるとごちゃごちゃしてわかりにくくなってしまいます。全体を把握できる月間ページの他に、1日の詳細を書き込めるものがある手帳を選びましょう。また、予定を書き込みスケジュール管理をするだけでなく、セミナーや訪問先で気づいたことなど、自由に書き込めるフリースペースがたくさんあるものがおすすめです。
色やデザインは見られても恥ずかしくないシンプルなものにしましょう。その手帳を持って企業説明会などに参加することもあるでしょうから、派手なデザインや色の手帳は企業の担当者に幼い印象を与えてしまうかもしれません。基本的には黒やベージュなどの落ち着いた色のものがよいでしょう。
だからといって、遊びなどのプライベートな予定と就活関連の手帳をわける必要はありません。大事な予定が重なってしまったら大変です。就活生は自分の好みのデザインの手帳を選ぶよりも、使いやすい手帳を選ぶことに重点おくとよいです。
そして手帳を十分に活用し、できる大学生、できる社会人を目指しましょう。