英語だけじゃない!アメリカ留学に必要な”7つの事前準備”。

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こんにちは。神崎です。 夏ですね。まだしぶとく日本にいます。

秋から交換留学、または正規留学その他様々な形で海外に出かける学生の方は多いとおもいます。今回はその秋を目前とし実際に現地へ赴く前に準備しておくべきことをまとめてみようと思います。これらは僕自身がアメリカへの留学で感じたものなので、他国へ留学される方には勝手が違うかもしれませんが少しでもご参考になればと思います。ジュンビ6(Central Park, NY, NY)

 

留学直前!準備は万端に!

留学を目の前にすると楽しみだったり不安だったり少し悲しかったり色んな感情がこみ上げてくるものですが、このうちの“不安”は事前の準備で大方消せると思います。持ち物の対策はもちろん、パッと出てきてほしい英語のフレーズをぼそぼそ練習することだって立派な準備です。その中でも特に僕自身が最初に渡米した際に重要だと思った準備項目についてあげさせてもらいます。

 

1. 保険

保険、大事です。何があるかわかりませんものね。

1〜2年の期間の保証がある保険が一番多いのではないでしょうか。AIUの保険に入っている日本人の方には在校していた大学でよく会いました。

ただ留学期間が長すぎるとカバーできる保険がない、もしくは保険の加入を断られる可能性もあります。そういう場合にも備え、留学先の大学がどこかの会社と契約し、留学生に保険を提供していないかを大学に直接確認することをお勧めします。僕が在学していた大学にも留学生用の保険がありました。

もちろん保証内容は、日本の日本人用に用意された留学保険と比べて劣る可能性はありますがその分値段が浮くこともあります。その辺は個人で重きをおく部分が違うと思うので十分に比較検討が必要です。また、正規留学、交換留学に関わらず 特にアメリカの大学においては留学生への保険の加入を義務付けている大学がほとんどです。

保険のカバー期間が切れてしまうと、来期の授業を履修することさえ禁止される場合があります。いざとなったら出発直前にも空港で保険に入ることは可能ですが、留学保険はできるだけ事前に準備しておく方がベターかなと思います。

 

2. 予防接種/健康診断書

予防接種って。と思われる方も多いかと思いますが、結構面倒で手間も時間もお金もかかります。アメリカへの正規留学の方はほぼ間違いなくこれらの書類を事前に用意し、郵送または直接持っていくことが求められるはずです。

僕の場合は風疹麻しん、おたふく風邪の予防接種の証明がそれぞれ複数回必要だったほか、ツベルクリンテスト(数日かかります)の結果や、実際に予防接種をしていただいたお医者さんに大学指定の紙にサインをもらう必要がありました。

このサインをしてもらうという一見簡単そうな作業が意外と面倒で、やってくれる病院とそうでない病院があり、やってくれるとしても当日中に受け取れない場合もあるのでこれも事前に十分な期間をとっての準備が必要です。ジュンビ4(Washington Square Park, NY, NY)

 

3. 荷物

航空会社により預けられるキャリーバッグの大きさ規定がなされていると思いますので、その確認、また何キロまでなら無料なのか、オーバーした場合料金はいくらになるのか、アメリカをはじめ、留学先に持ち込んではいけないものは何なのか、忘れず確認しましょう。またI-20などの入国審査の際必要な書類は決して空港で預けてしまわず自分の手持ちの荷物にもっておいてください。

 

4. 空港から大学のキャンパスまでの道のり確保/出迎えサービスの確認

文字通りすぎますが 空港について気をぬくわけにもいきません。

空港から大学まで公共交通機関でどうやったらたどり着けるのか確認するとともに 大学/留学生管轄のオフィスに直接連絡をとり 留学生の出迎えサービスの有無を確認することをお勧めします。プログラムでの留学、また交換留学で渡米される方は空港からのアクセスがあまりにも良くない限り出迎えサービスは大学側が行っていると思いますが、念のための確認とサービスの料金の確認を重ねて行うこと、出迎えサービスがある場合でも交通機関でのキャンパスまでのアクセスを確認しておくこと強くお勧めします。

たまに迎えが来ません。僕の場合は来ませんでした。異国の地に足を踏み入れてさあ!って時に迎えがこなくて本当にここが墓場かなと思いました。ですので確認は重ねてください。自分のフライトの到着時間がきちんと相手に伝わっているように念を押してください。また飛行機などの遅延によって到着時間が大幅に遅れてしまった場合に即座に連絡を取るべき人と、実際に迎えに来てくれる人の連絡先も問い合わせてから行くことをお勧めします。

 

5. 授業の履修確認

これは最悪キャンパスに到着してからでも構いませんが、自分が留学初学期にどのような授業に現段階で登録されているのか、もはや登録すらされていないのか、確認しておいて損はありません。長期留学や正規留学の場合、留学生にも大学教員が一人アカデミックアドバイザーとしてが付くと思いますが、その人と実際の渡米前に一度連絡を取れるものなら取っておき、自分の現在の履修状況とそれに変更を加えることは可能なのか質問しておくといいです。

来期に取る授業の履修はほとんどの学生が済ませています。今どうしても取りたい授業が明確にある場合、渡米後に学期が始まってから “取りたい”と言っても席が埋まってしまっている可能性があります。ですので、今現在日本にいる状況でも履修変更が可能な場合それを知っておくと得です。

得をする例は他にもあります。例えば、自分が履修登録している授業と担当教員が分かればRate My Professorというウェブサイトで その教員のその授業に対する学生からの評判、批判などを参考にできますし、クラス人数を確認し、あまりに多すぎるようだったら登録授業の変更や、同じ授業でも規模の小さい、他教員が担当するクラスへのシフトも可能になります。実際に受けてみなければわからないことも多いのも事実ですが、前述のようにどうしても取りたい授業がある場合や 大人数のクラスは絶対に嫌だ という場合、先手を打っておくのもありです。ジュンビ5(Columbia University, NY, NY)

 

6. 留学先の学校に知り合いを作っておく

必須ではないですがいると助かります。

留学先の大学で勉強しているアメリカ人もしくは留学生に一人や二人知り合いがいるとそこから知り合いの輪が増えますし、留学生の知り合いを作っておくとその学校の注意事項やアドバイスをもらえます。どうやって知り合うかが問題ですが 最近ではFacebookなどのソーシャルメディアで 大学名の検索をかけるだけでその大学の生徒しか集まっていないグループを見つけることができます。規模が小さな大学でも その大学の留学生のみが集まっているグループ、もしくは日本人留学生のみが集まっているグループが存在している可能性は大いにあります。ですのでそういったSNSや、もしくは単に検索エンジンなどで少し探してみてください。“留学生はともかく、日本人グループの人たちに頼るわけには。。。”と気を張る必要は個人的にはないと思います。

 

7. もちろん英語も

英語の準備といっても何をしようか、と思われるかもしれません。

自己紹介の練習とか 現地で使われるスラングの練習とかそういう練習は特に必要ないかと思いますが、日本で空港を出てからアメリカのキャンパスに着くまでに自分がいざとなったら使いそうな英語。例えば “お電話貸してもらえませんか?”とか“〜航空のバゲージクレームはどこですか?”などなど、とっさに出てきてほしいフレーズもしくは単語を頭の中でなんとなく想定しておくことが実際渡米する際役に立ちますし、初端から通じると自信にもなります。ジュンビ2(NY, NY)

 

最後に

いかがだったでしょうか。役に立ちそうでしょうか。

さて次回は前回少しお話させていただいた「日本人は人種差別的か」ということについてもう少しお話しさせていただきたいと思います。

今回も読んでいただいてありがとうございました。ジュンビ3(Metlopolitan Museum of Arts, NY, NY)

この記事を書いた学生ライター

神崎憲人
神崎憲人
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アメリカまではるばる来て早3年目突入。 ニューヨーク州立大学フレドニア校にて経営/経済学を専攻し2013〜2015年まで在学。2015年秋学期からは イリノイ大学アーバナシャンペーン校でマーケティングを専攻しています。このブログを通じて自分の留学生活にも新しい目標や意義を見出していけたらと思います :)

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